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文明の河童と忘れ物の椛

場所 妖怪の山

時刻 4 : 00


〜 7 〜


なんとか煩わしい文屋から逃げ延びた私は、

情報の通り妖怪の山にある九天の滝へ来ていた。


九天の滝への道は妖怪の山を通っていることもあって、人間の気配は全くと言って良いほど無い。(でも、地名の通り 人外の気配は途切れない程に多いけどもね)

そういえば守谷神社が信仰を集めるためにロープウェイを通すなんて言う計画を立てていたが結局のところどうなったのだろうか

(私が思うに天狗にでも阻止されられたのだろう) 是非本人に聞かせてもらいたい所だ。


少し歩くと滝の音が大きくなってきた

何処ぞの文屋のおかけで予定より遅れてしまった

「少し遅くなったけども大丈夫かしら?」

しかし、そんな不安も直ぐに消えることとなる。

「ん?アリスじゃあないか、こんなとこでどうしたんだ?」

そう話しかけてきた彼女は河城にとり

河童でエンジニアだ彼女の開発品はどれも怪しげな物ばかりで少し(彼女自身も)若干胡散臭いところがある。

「うんちょっとね、ところで椛はいる? 文屋からここにいるかもって聞いたんだけども」

「ああ 椛なら今さっきまで川の裏で大将棋してたよ。でもなんでアリスが?」


、、、完全にデジャヴだ。やっぱり変なのかなぁ〜

「い、いや〜 それはかくかくしかじかあってから椛に帽子を届けに来たのよ」

「ふーん、そういや椛今日は帽子してなかったなぁ そういう理由だったわけか」

(にとりが深追いしない性格で助かったわ)

「それだったら、椛そろそろ仕事に戻らないとサボりがバレる時間だと言ってたから、急いだ方が良いんじゃないかな」

「ええ、分かった なるべく急ぐことにするわ」

私はにとりのアドバイス通りに足早に九天の滝に向かうことにした。


場所 九天の滝

時刻 4 : 15


〜 8 〜


にとりと別れた後に何匹か妖怪と会ったけどもどっちが上かは向こうも分かりきってることらしく、特に何事も無く九天の滝に到着した。

「ん?おお アリスさん!帽子届けに来てくれたんですね!ありがとうございます!」

(流石は椛、視力が凄いわね、視力10くらいあるのじゃないかしら)

「ええ、無くても良いものだけれども、あって困るものでも無いでしょ?」

「はい!チャームポイントの一つですよ!」

(椛帽子装備中)

「ふぅ〜、やっぱり帽子があると落ち着きますねねぇ〜」

「ええ、似合ってるわよ」

「えへへ、アリスさんに言われると少し照れ臭いですね」

「何言ってるの、ほらほら、早く行かないと上司にサボりがバレるんじゃ無いの?」

「う、うぅぅ 何故それを」

「貴女を探すために情報収集をしたからね、とりあえず仕事に戻りなさい」

「ぅぅ、はいはい 分かりましたよ」

「よろしい」

余り無駄話をするつもりは無かったのだけども、仲の良い人(あるいは妖怪)だとついつい話が長くなってしまうのは悪い癖だ。

「じゃあ仕事頑張ってね」

「はーい」

そう言うと椛はだるそうに仕事にもどっていった。


私もやることはやったので、家に帰るのが良いだろう。しかし、今日は久しぶりの人里での人形劇をやり、文屋から逃げて、椛に帽子を配達するという中々賑やかな一日となった。 でも少し疲れたから明日は少しゆっくりしようと考えながら私は宙を舞うのだった。

お久しぶりです。、、、

えー、まず 投稿がかなり空いてしまい申し訳ありません、いや、別に忙しかったとかじゃ無くて、お恥ずかしい話 ずっとネトゲしてましてつい。

その上この話のアイデアよりも先に次の話のアイデアしか浮かばないという状態でしたw

次の話からは投稿スピードど少しでも上げようと努力するつもりです。 でわでわ

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