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常識食らいの不死鳥の転生!?  作者: 天然
学園編~邂逅編①ハジマリ
12/15

1章学園生活! 7話 最弱の最強①~犬耳彼女の涙の過去!?

1章7話UPしました。

 僕らは今前に立っている先生の話を聞いている。

 

 「君たちはこの学園にきてからは云々…」

  

 目の前の竜人みたいな翼と尾が生えている、おそらく一番偉い人の話を聞いてる。

 偉いさんは話が長いので軽く先生の話を無視していた。

 

 「だから君たちは云々…」

 

 めんどくさいからである。ほかの先生の話は聞いていた。

 特にあの女狐先生は僕をみてあからさまに喜んでいた。

 名前はフラン先生という名前でSクラスの語学(国語)の担任+担任である。

  

 なぜここにいるというと、例の『秘密のルート』のおかげである。

 秘密ルートというのは僕たちの部屋に繋がっているワープホールであり、

 学園の人は急いでいるときは、それを使い学園に戻る、ちなみその機能は

 魔法手帳も中に『秘密のルート☆』とボタンがあった。

  

 クラスはZ、S、A、B、C、D、E、F、G、H

 と順番があり力があるほど、上のクラスに選らばれる。Zは属性貴族もしくはSよりもありえないくらいの天才しか、入れない

 

 「それでは、クラス分けするので並んでください」 

 

 フラン先生と他の先生の魔法担当の魔女のチダリ先生と実戦担当のカイ先生が

 みんなを並ぶように促した。

 先生は一学年担任+普通科と特別科(魔法と実戦)+学園長一人で構成されている。

 実践担当一人と魔法担当一人あとは担任一人+普通科数名

 僕は魔法担当とか聞いても何をするのかはさっぱりだったが多分分かるだろうと

 思い混雑している列に並んだ。

 

 …そこには例の吸血鬼のアリスさんが友達といて僕らを見ていた…いや睨んでいた。

 僕はわるいことしたっけ?…していない!と思う…

 僕は居心地が悪かったけど、とりあえず俯いていた。

 

 前のほうでは「Bだ~やった~☆」「うっ…Gかよッ…」

 という喜んでいたり、悔しそうなことが分かるさまざまな声が聞こえてきたが興味は

 あったが、僕は幻想力はあっても、魔力や気等はゼロだからきっとHになるんだろう

 と思う。もしかしたら武術のおかげでF位ならできるかもだけど。

 

 そんなことを考えていると前の吸血鬼とその友達三人は、クラスワケに加わっていた。

  

 「僕らもすぐだね、楽しみだね」

  

 表面上は楽しんでいるフリしていた。そうしないと、優花さんが心配するから

 だから笑顔で優花さんに話しかけたんだけど…

  

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

  

 「えっと…?…」

 

 どういう状況?これ?なんだが優花さんが俯いて泣きそうなんですけど、

 僕が悪いことをしたのか~~~?

  

 『知るか』 『どうでしょう?』 『…』

  

 あれ?雪?無視ですか?

  

 『く~~~(寝)』


 寝ているのか~良かった。

  

 『ゆ、結城さん。もっと激しく////』

  

 『…』 『…』   

   

 雪は幸せな夢を見ているようだ。良かった良かっtって話が変わってる!!

  

 僕は一人葛藤しながら(正確には四人で)優花さんをみていた。

  

 「…ッあ…あの」

  

 急に優花さんが俯いていた顔を上げ僕をみた。

 その目はさっきの目じゃなくなにかを決心したような目だった。 

  

 「…私の秘密を話します。…私、魔力がないんです…」

 僕はびっくりしたがそれを待たずに優花さんがゆっくり話してくれた。

  

 「他にも、気も感じません。獣人ならそれが当たり前なのに

  だから魔法も使えなくて…それに、記憶がないんです。 

  子供のころの記憶が…みんなからはそれで苛められて…」

  

 だんだん優花さんの目に涙が溜まり始めて、それが雫となって落ちたが、

 それでも涙を流しながら言葉を繋いだ。僕はそれを見続けた。

 周りの人は俯いていたので気づかなかったことが幸いだ。

   

 「グス…だから結城さんにも…嫌われるんじゃないかって…グス… 

  思っていえなかったん…グス…です…グス

  お願いです。私を苛めないで…え?」

  

 優花さんが疑問の声あったのは僕がハンカチを取り出して涙を拭いたから、

 そして僕は自分で出来るだけの言葉を伝える。

  

 「僕は、別に気にしませんよ?そんなことより貴女が泣いているほうが迷惑ですよ?

  可愛い顔を涙で汚していたら周りから嫌なこといわれますし、僕は味方ですから」

  

 ちょっとかっこつけすぎたかな?そう思っていたが優花さんが抱きついてきてきて

 さっきまで垂れていた耳と尻尾がピコピコパタパタと猛烈に喜びを表すように揺れて

 ううん、振っていた。

 

 「ありがとう(///∇///)」 

  

 その笑顔と少し残っている涙目が重なりドキッとしたが笑顔にになってくれてよかった。

  

 


アリス「ちょっと私がネチネチしたやつみたいじゃない!!」

別いいじゃない~君も結城のハーレム候補だし。

アリス「べ、別にハーレム候補じゃなくいいんだからね」

なぜにツンデレ?

まあいいや、ではまたの機会に!

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