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【プロットタイプ】予定がハマらない

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

予定変わったし、明日はプラネにしよ〜。

「え、瑠衣たん、私とどっかに行きたいの!? 連れてってあげるよ!!」

そう、鏡花の叫びから始まり、鏡花の旅に同行する事になった。

鏡花は休みの日になると、必要事項を終わらせて、外に出たがる。博物館、美術館、洋館、庭園、神社仏閣、プラネタリウム、雑貨屋、その何処か興味を惹かれるところに降りたって、世界を眺めるのを良しとする。それ故、鏡花にとっては庭の様なものだった。


今日は神社仏閣を巡る日だった様で、高層ビルの間に点在する神社にちょこちょこと顔を出す。かなり予定が詰まっているらしく、一つ一つの所に長居することは無い。

しかしある銀杏並木を歩いていた時に、ふと足を止めた。そうして取り出したスマホで何か調べ物を始めた。

「うー……」

子供の様な唸り声、目を窄めて考えるその様は、何か問題に当たった時の表情だった。けれどもそのまで深刻ではないだろうと無言で観察していると、悔しげな声でこう言った。

「プラネ組み忘れた……」

「今から見れば間に合うだろ」

見たい項目が上手くハマるとは思えないが。

「今日、休日じゃん? つまりお子達も休みな訳じゃん? そうなると必然的にプラネの項目が午前中、子供向けになるんだよ。大人向けの解説とか、歴史とか交えたのは、うーん……午後の四時以降とか? だから見誤ったなーって」

渡されたプラネタリウムのスケジュールを見ると、確かに本日は午前から午後三時までは子供向けのプログラム。マスコットやデフォルメされたキャラが表紙を飾っている。逆に午後は朝は大人向けの公演。科学的なロケットや写実的なキャラが描かれている。

これが平日となるとスケジュールが反転している。午前が大人向け、午後が子供向け。

これはきっと平日仕事の人間が朝早く動けるから、そして子供が帰って来た時刻と合わせる為なのかも知れない。

「忘れちゃうんだよね〜。何か。でもきっと皆そんなもんでしょ。気を取り直して、残りの神社見に行こう」

そうして辿り着いた神社のベンチで暫くぼんやりとしていた。あまり予定詰めても、息が詰まるだけだぞ。

都内某所に仏閣があるんですけど、その読経が凄く好きなんです。ちょっと激しい感じ。

テンポが早くて、読経も早くて、時折鈴の音が混ざるんです。

本日も聞けて良かったです。


予定が半回転したので、明日は星を見たいと思います。

何となく運名を感じました。

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