22話 すこし間を置きまして・・・
少し短めですが・・・
昔書いたその状態のまま・・・
先生と別れた後、二人は選手の待機室へと向かっていた。
「次、誰が試合にでるんだろうな」
浅井が話しかけてきた。
「一回戦は15試合あるからなぁ、とりあえずお前と福井、あと雪乃と滝川の試合だけ見とけばいいよな。あとは知らない人しかいないだろうし」
「でもさぁ、他の人の強さも見といたほうが良くね?」
「浅井、お前意外に真面目だな」
「そうか?これぐらい普通だろ」
「お前はもっと不真面目なやつだと思ってたよ」
「失礼な」
浅井は苦笑いを浮かべた。
「とりあえずクラスメイトの試合だけ観とこうぜ」
「了解」
浅井はポツリと呟いた。
選手の待機室、そこへ行くために通るドアの前まで二人はやってきた。
そこにいた警備員に確認してもらい、ドアを開けて中へ入る。
ドアはそこそこ重く、頑丈な作りだ。だが、ドアを押してみると思いの外滑らかに開いた。
凌大はドアの方を振り向きながら口を開く。
「結構セキュリティ万全だな。もっと緩いと思ってたよ」
「そうか?会員証みたいなやつでピッとして入るほうが良くね?」
「それだと会員証盗んで入るやつがいるかもしれないだろ」
「そんなやついるか?」
浅井が聞いた。
凌大は苦笑いを浮かべる。
「残念だけどいるんだよ。某推理漫画だとそんなのは日常茶飯事さ」
「まじか。物騒だな」
「まぁ、フィクションだしね」
先程のドアから少し歩くと、またもう一つのドアがあった。そのドアの上にはプレートのようなものがつけられており、そこには「選手待機室」と書かれている。
ここの先はもう待機室だ。雪乃、福井、滝川もここにいるはずだ。何か雑談でもして暇を潰すとしよう。
そんな事を考えながら、凌大はドアを押し開けた。




