表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死ぬとは、生きるとは  作者: 轟の橋
1/3

0話 プロローグ

初心者です。

温かいアドバイスお待ちしております。

 我が国日本では2020年時点で1年で137万人がこの世を去ったという。

 その時代、故人周囲の人間は様々な想いを抱いていたことだろう。


 交通事故で愛する人を亡くした人間は、何も知らない加害者を『憎み』。

 自殺で大切な人を亡くした人間は、過去の行動を省み『後悔』した。

 病気で親愛なる人を亡くした人間は、打開できない現実に『疑問』を問い続けた。


『死』という概念は周囲の人間に不幸な感情を植え付けてきたらしい。

 その負の感情を嫌う人間は、『死』という不幸にさせる概念に抗い続けた。


 抗い続けた人間の想いはついに


 『死』


 という概念に打ち消した。


 現在2100年あるものの願いにより、

 世界から『死』という言葉が無くなった。


 しかし、気になることがある。


『死』を体験した者の気持ちだ。


 果たして、『死』を体験した人間はどのような気持ちだったのだろうか。

『死』とは何を与えてくれるのか。

『生きなければいけない意味』とはなんなのか。


 でも、もうそのようなことを考える必要は無くなった。

 なぜなら、『人は死ななくなったのだから』。





読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ