0章 プロローグ
-俺は剣が無くても戦える-
0章 プロローグ
この世界は正直、嫌いだ。俺は神を恨んでいる。神も俺を好きではないだろう。
小さい頃から、俺は神に嫌われている。 そんな気がする。
人はみんな、生まれた時から魔力をその身に宿している。
しかし、俺の持っている魔力値は幼児以下なのだ。魔力を年齢別に数値に表すと、こうなる。
0歳 魔力値:10程度
1歳~5歳 魔力値:10~150
6歳~10歳 魔力値:150~500
11歳~14歳 魔力値:500~750
15歳~18歳 魔力値:750~1000
19歳以上~ 魔力値:1000以上
と、なっている。これは、あくまでも平均的な値である。
なので、例外も少なくはない。生まれながらにして、天才的な魔力を持つ者もいる。
俺はその逆だった。魔力が少なすぎる。これは、俺のコンプレックスの一つなのだ。
もう一つのコンプレックスも、みんなに教えてやろう。
それは、容姿がカッコよすぎる所だ。つまりーー。つまりはだな、、
俺がイケメン過ぎる!ってことだ。
女が寄ってき過ぎて困るのさ。
おっと、話がそれてしまったね。スマンスマン。そーいえば、自己紹介してなかったな。
俺の名前は、高城 優人«たかぎ ゆうと»だ。
見た目はイケメン、魔力は少なめ、高城優人だ。高校3年の17歳だゼ★