新幹線はなぜ終電を遅くできないのか
ライブやイベントなのかでたくさんの人が訪れた際に臨時で運行することがある。
しかし、JR東日本によると、新幹線は国の環境基準などで、これ以上の増発や遅いダイヤの設定は難しいと言われている。
{新幹線は原則として「午前6時から午後24時(午前0時)まで」しか営業運転をしないというルールで運行されています。}
新幹線は「深夜の線路保守・工事時間の確保」と「沿線住民への騒音対策」という2つの超えられない壁があるためだ。
考えられるのはメンテナンスの確保だ。
時速300km前後で走る新幹線は、レールや架線、ボルトへの負担が在来線とは比べものにならないほど激しく、毎晩の点検・メンテナンスが不可欠。
実際に終電が通り過ぎてから電気を消し、安全を確認して作業を始め、始発前に撤収・安全確認を行うと、実質的な作業時間は3〜4時間程度しか残らないことになる。
さらに近年は人手不足の観点からメンテナンス時間を延長し、終電を早めることを提案している。
新幹線の終電で問題となったのは8月に行われた長岡まつり大花火大会によるトラブルだった。東京方面へ向かう帰りの観客が上越新幹線の最終列車に集中し、乗り切れないという事態だった。
乗客は駅や長岡市などが用意した施設で一夜を明かし「終電を伸ばす」という意見もあった。
むしろ花火大会を主催した長岡花火競技会の方針に問題があったという説もある。
それは花火のメインイベントの一つ「フェニックス」の打ち上げを、これまでより30分遅くしたことを理由にする声だ。その時間まで会場にとどまる観客が多くいたため、終電まで乗り切れなかったためだ。
これ以上の増発や遅いダイヤの設定は難しい。
フェニックスをみたあとに帰る 「フェニックス帰り」で余裕を持って新幹線に乗ることが重要だろう。




