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（なんか金髪青目の男性にジーっと、見られてるんだけど...。）
その子は兄だよ。
（わぁ、お兄さんイッケメーン！そういえばさ、髪色や目の色って、やっぱり親と一緒？）
そうだね。
母が金髪緑目。
父が白髪赤目。
姉が白髪緑目。
兄が金髪青目。
（あぁ、やっぱり受け継がれてるんだ。...私は？）
白髪に、この世界で２人目の黒目。
（２人目！？）
黒目は転移者にしか使ってないからね。
（ってことは、転移者がもう１人いるってこと！？）
そう。
誰かは成長してから探してみて。
（分かった。）
「ミーウ...だよな...？俺は兄さんだ。」
（あ、お兄ちゃん喋った。あ、そうだ。）
「にー...しゃん...？」
「っ、かわいっ///というかっ、喋った！？母さん！ミーウが喋った！！にーしゃんって言った！！」
初の言葉が生まれて３日目って、早くし過ぎじゃない？
（いや、天才ってことにすりゃいいでしょ。だって、バカよりかは天才の方が有利じゃない？）
ま、それはそうだね。
「リアン、本当に喋ったの？」
「あぁ。ミーウ、もう１回言えるか？にーさん、だ。」
「にー...しゃん...？」
「う”っ///」
「かわっ///」
（よっし、クリティカルヒット。）
かわいこぶってんなー。
中身かわいくないのに。
（うるさいなぁ...。）
「ミーウ、ママよ。言えるかしら？」
「マ...マ...？」
「っ///言ってくれたわ！！本当に良い子ね！！」
わー、女子高校生がこんなのやってるのキッツー。
（今はかわいい赤ちゃんなの！！そういえば...。）
「＿＿＿。」ボソッ
今、何言ったの？
（ただの鑑定。この前言ってたでしょ？進捗をクリアしてるなら、妨害のスキルがあっても見れるって。）
そうだね。
で、どう？
（見る？凄いよ。）
うん、見せて。
（はい。）
〈マリー・クリナティーン 種族：人間 職業：聖女
HP：５０００/５０００
MP：９４７０/１００００
STR：４００
VIT：２００
AGT：２００
INT：７００
LUC：１５０
【スキル】
『聖力Ⅸ』『神聖魔法Ⅶ』『精霊魔法Ⅰ』『念話』『鑑定妨害』
【魔法】
『ライト』『ライトボール』『ホーリーアランス』『ジャッジメントスピア』『属性付与：光』『ヒール』『ハイヒール』『サークルヒール』『エンチャントヒール』『リムーブアンデット』『プロテクト』
【称号】
『聖女』『精霊に見込まれし者』『力を隠す者』〉
〈リアン・クリナティーン 種族：人間 職業：剣士
HP：３５００/３５００
MP：７０００/７０００
STR：７５０
VIT：４００
AGT：３００
INT：５５０
LUC：２５０
【スキル】
『剣技Ⅵ』『火魔法Ⅴ』『鑑定妨害』
【魔法】
『ファイアーボール』『ファイアーカッター』『ファイアーランス』『ファイアーボール』『フレイムエリア』
【称号】
『英雄』『力を隠す者』〉
（強すぎじゃね？）
それはそうだね。
あ、ちなみにお兄さんは英雄って呼ばれてるよ。
（えぇ...。）
「母さん、兄さん！」
「リリア、どうしたの？」
「父さんが帰ってきたの！」
（あ、そういえばそういうこと言ってたね。）
ちなみに父は勇者だよ。
昨日やめたけど。
（なるほど。）
「ってことは、これからずっと一緒ってことだよね！」
「そうだな！」
「ふふっ、嬉しいわね。」
（皆、喜んでるなぁ...。嬉しそう。）
もう少し時間はかかるだろうし、『空間魔法』上げたら？
（３人がいる状況で？）
小さく出来るでしょ？
（そうだった。じゃあ、続きだー！！っと、その前に。）
「『鑑定』＿＿＿。」ボソッ
〈リリア・クリナティーン 種族：大精霊 職業：なし
HP：５０００/５０００
MP：５５００/５５００
STR：６５０
VIT：３５０
AGT：１００
INT：６００
LUC：２５０
【スキル】
『精霊魔法Ⅲ』『鑑定妨害』
【魔法】
『』
【称号】〉
ー ー ー ー ー
「ただいまー！！」
（元気な人だぁ！！）
そうだね。
「おかえりなさい、あなた。」
「お父さん、おかえり！」
「父さん、おかえり。」
「あぅ...あ！」
適当な返事だなぁ...。
（しょうがないじゃん、赤ちゃん（仮）なんだから。）
（仮）なんだね。
「この子が？」
「私達の娘、次女よ。ミーウ、この人はパパよ。」
「パパ...？」
「っ、あぁ...///」
（はーいおっちたー。）
お前本当にヤバいな。
（そ？）
