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だれも知らない?レアな・ディープな・コアな、中国古典小説を紹介します。

作者: 舜風人

1、初めに(まえがき)



西遊記

三国志

水滸伝

金瓶梅

紅楼夢

聊斎志異


このようなあまりにも有名な?中国古典小説は多分?みなさんご存じでしょう。

読んだことはなくても題名くらいは知ってるでしょう?

さて今回はこのような有名な小説ではなくて

おそらく誰も知らにような。埋もれた?古典小説をご紹介しようと思います。

わたしですか?

私はその昔、二松学舎大学の中国文学科を受験しようと思ったくらいの

中国古典文学フリーク?です。で、自分でいうのもなんですが中国古典文学はかなり詳しいです。


ところでこの私。

中国近代文学(魯迅)とか

中国現代文学には全く興味も関心もありません。

なぜなら?詰まらないからです。

わたしが愛するのはあくまでも「古典文学」のみです。

中国近・現代文学には一切関心はありません。

なぜなら、、、

天馬、空をゆく空想、、、、、も、そこにはないし

あやかしの美女、、、、、も、そこには出てこないし、

仙術を弄する道士、、、、、も、そこには出てこないし

ようするに、閑散として、詰まらないからです。、読む気にならないからです。

私はリアリズム文学や、共産主義宣伝文学には、嫌悪感しかありません。


抑々「文学」とは、夢であり、空想であり、妄想であり、イケナイ事?を書き連ねたものなのです。

それが文学の「本道」なのです。

「良い子になりましょうね」

「共産主義万歳」

そんなもんは文学ではないのです。

空想と

妄想と

夢とロマンと

イケナイこと?、

それこそが「文学」の本道なのですから、





2、中国古典小説 レア本・ブックリスト



さて前書きが長すぎました。ここからはここの作品の紹介になります。

エロティック系小説はすでにこのサイトで紹介済みなのでそちらも御覧くださいませ、

今回は、それ以外ということになります。


お暇でしたらおつきあいくださいませ。

以下、ランダムな紹介となります。

より詳しくお知りになりたい方(そんな人いるか?)は、

ご自分でネット検索でおしらべください。


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、




☆捜神記


六朝時代の民間に伝わった奇かいな逸話、伝奇などを集めた説話?集。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/1298_11892.html







☆唐代伝奇集


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9D%E5%A5%87%E5%B0%8F%E8%AA%AC

https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/170_15144.html






☆ 剪燈新話、せんとうしんわ


明代に作られた怪奇短編集.唐代伝奇のに倣っている、。

中でも有名なものが「牡丹灯籠」である。







☆醒世姻縁伝  邦訳あり 兄弟社 刊


清朝初期の作品です。

内容は二世にわたる男女の因果と縁を描いた、、まあ言ってみれば「家庭小説」??です。

中国,清初の口語章回小説。作者は西周生と記されているが,実は『聊斎志異』の作者蒲松齢 (ほしょうれい) の作であるとの説もある。 100回。2世にわたり因縁をもつ2組の男女の物語で,男に射殺されたキツネの後身である妻と,いじめ殺された妻の後身である妾とが陰惨残酷な手段で男の後身である夫をいじめぬくなど,前世の恨みを晴らす女が次々と登場し,一種の恐妻小説となっている。 (引用)




☆児女英雄伝  中国古典文学全集に邦訳あり


十三妹という女剣士が大活躍という武侠小説

たしか日本で、漫画化されていますね。





☆鏡花縁   中国古典文学全集に邦訳あり


小説の前半部は唐敖や多九公といった人々が船に乗って、「女児国」や「君子国」や「無腸国」といった奇怪な国々を巡る。この前半部はよくガリバー旅行記と引き比べられる。後半部では武則天が女性のために科挙を行なって、「百花仙子」が転生させた唐小山などの花仙子たちの転生である一百の才女が合格し、朝廷で政治を行う。 (引用)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8F%A1%E8%8A%B1%E7%B8%81





☆海上花列伝


1892年ころの上海の花柳界とそこに出入りする人物群像を描いた花街小説?


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E8%8A%B1%E5%88%97%E4%BC%9D





☆平妖伝

宋の時代を舞台に、道士、妖狐、術師などが入り乱れて妖術合戦を繰り広げる

というとんでもない?オカルト?小説

荒俣宏氏、ご推薦です。

なかでも私のお気に入りキャラは、、「蛋子和尚」という卵から生まれたという謎の道士です。


http://www.sun-inet.or.jp/~satoshin/koten/heiyou/chara.htm

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%A6%96%E4%BC%9D





☆官場現形記

これはいわば、、リアリスム小説だが、、、あえて取り上げてみました。

中国,清末の口語章回小説。李宝嘉の作。5編 60回。初めは 10編 120回になる予定であったが,第5編のなかばで作者が病没したため,友人が第5編の未完の部分だけを書き足して 60回としたもの。光緒 27 (1901) ~32年刊。義和団事変以後盛んになってきた,政治の裏面をあばき悪弊をえぐりだして時の政治に抗議する暴露小説。魯迅のいう譴責小説の開祖であり,代表作でもある。清末期の混乱した社会の,収賄,売官など官僚群の腐敗ぶりを描き出し,特に小役人の描写に精彩がある。ほとんどの登場人物にモデルがあるといわれる。主人公も一貫した筋もなく,多くの挿話を積重ねて長編とする『儒林外史』と同じ手法をとっている。 (引用)



☆儒林外史

これはいわば、、リアリスム小説だが、、、あえて取り上げてみました。

18世紀の中国清代中期に成立した白話小説。作者は呉敬梓。

科挙による出世が当然視されていた時代に、科挙にふりまわされる当時の人々を活写した作品である。作中人物のひとり、杜少卿に、作者のおもかげがあるといわれている。 (引用)





☆抱朴子


中国仙道。錬金術の方術書、内編と外編がある。





☆列仙伝

中国の仙人たちを列伝風に描いたもの



☆神仙伝

神仙といわれる人物の列伝です。





☆山海経

空想てきな万国絵図?

手長人やあしなが人登場。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%B5%B7%E7%B5%8C



☆三侠五義

中国清代に石玉崑(中国語版)によって作られた通俗小説。北宋時代に実在した名裁判官である包拯と侠客の活躍を描く、公案小説と武侠小説をあわせたような作品である。




☆大唐西域記


あの実在した「玄奘」つまり三蔵法師のこれは実録ですよ。

インドまでお経を取りに行った玄奘の旅行記です。

これをもとに空想的に膨らませたのが「西遊記」です。




☆笑府

明代の笑い話集





☆『棠陰比事』


(とういんひじ)は、南宋の桂万栄[1]が編纂した裁判実話集。巻数は刊本によって異なる。

ここから江戸時代言わゆる大岡裁きが典故されている。




☆閲微草堂筆記




清代の怪異譚を集めた文言の短編小説集。六朝の怪異譚の系譜を継ぐもの、


聊斎志異をあまりにも架空に艶っぽい話だと批判しただけあってこれは冷静に書かれているが、、だから味もそっけもないものとなっておる、



☆封神演義


殷周を舞台に 仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品である。文学作品としての評価は高くないが、中国大衆の宗教文化・民間信仰に大きな影響を与えたとされる[2]。著者(編者)は一般に許仲琳とされることが多いが、定説はない。(引用)







3、付記あとがき


以上ご紹介した作品はすべて邦訳があります。



さあ皆さん

いくつご存じでしたか?

なに?

こんな古典小説には関心がないだって?


まあまあそういわずに騙されたと思って読んでみて下さいませ

きっと

ガサガサのリアリズム小説にはないような

面白さ発見?であることは請け合いますから。
























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