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パニック作品

生物兵器


ある国の大統領が、ライバル国を起点として全世界に広がりつつある未知の伝染病に対する指示を部下に伝えているとき閃いた。


此の伝染病をあの忌々しい国に送りつけたら面白い事になるのでは? と。


伝染病による致死率は数パーセント、その殆んどが70代以上の高齢者や生活習慣病である糖尿病など何らかの疾患を抱えている者達。


10代20代の健康な若者も感染するがその殆んどは重症化しない。


なら20代の工作員を伝染病に罹患させあの国に送り出せば、上手くいけばあの国の最高指導者である宗教指導者を抹殺出来るだろうし、上手くいかなくてもあの国に混乱をもたらせる。


あの国では此れから選挙が始まるから我が国との戦争を望む保守強硬派の陣営に工作員を紛れ込ませたり、市場やモスクで感染を広げたりすれば良いのだからな。


大統領は閃いた事を実行に移すように情報機関に指示を出す。


大統領が閃いた事と同じ事を閃いた者達がいた。


文、文、隣国の豚総統の尻の周りを飛び回っている蠅大統領がいる国の宗教指導者の1人が、自分に忠誠を誓う部下に指示を出した。


「若い信者をこの伝染病に罹患させ、私の教会を乗っ取り、信者を連れ去った、金の亡者のあの糞ったれの所に送り込め!」


伝染病が最初に発生した国から訪れる観光客が落とす金に目が眩み、その国から訪れる人の入国を禁止する事が出来ずオリンピックの開催が危ぶまれている国の総理大臣が、後ろめたい事も平気で行う地元の秘書に指示する。


「最大派閥だから下手に出ているのに、大臣に推薦してくる奴等が次々と失言するため罷免しなければならなくなり私の足を引っ張るあの糞爺の下に、伝染病に罹患した若者を送り込め!」


こうして未知の伝染病は人為的に次々と拡散されて行くのだった。




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