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7話 招待され、そして・・・

アマリア王国とガレドーヌ帝国。

隣り合う二国は共に6強国と称される大国である。

その2国が軍事的に争えばお互いに大きな被害を出すだろう。

しかし2国は30年前にそれぞれの国境の間に広がる大草原を緩衝地帯にして不可侵条約を結び、

現在は交易を盛んにしている。

帝国側は鉱石資源が豊富であり、

王国側は進んだ魔法技術による産品がメインだ。

〝最初の聖女〟アリーは短い生涯の中で

人類復興の為、数多くの物を後世に遺したが、

その中でも〝巨像騎士〟の次に有名なのが〝魔法袋〟だろう。

魔法袋は、袋に空間圧縮魔法及び、重力無効魔法を

付与したもので 袋の入り口に入るサイズであれば

圧縮率が最大のもので体積を100分の1にできた。

袋の大きさと、体積圧縮率によって

価格は変わるがとても高価なもので、

圧縮率の一番低い5分の1の買い物用手提げ袋でも

平民の平均年収程度もする。

その魔法袋の製造をアマリア王家は秘蔵技術として独占し、莫大な利益を得ていた。

魔法袋の技術は軍事的にも有用だ

大量の物資や兵器を容易に運べるからだ。

輸送の効率化は大きな脅威だ。

だからアマリア王国に手を出すのは愚策である。

それを覆せる何かがない限りは。

アマリア王国はアマリア王国で秘匿されているが

魔法袋製造上の事情があり、他国に侵略の態度はとっていない。

勢力拡大を続ける帝国と王国の平和は魔法袋による

微妙な均衡で保たれていた。

帝国を含む他の国家もなんとかその製法を探ったが

アマリア王家のガードは堅かった。

また袋自体を解析しているが現在のところ全く何も分かっていない。

そもそも 空間圧縮魔法と重力無効魔法自体

どうやったらそんな魔法を使うことができるのか

謎のままであり、魔導師達の300年前からの課題でもあった。

話が逸れたが、とにかく2国は現在表向きは

経済交流を盛んに行い

お互いの情報を探り合っているような情勢だった。

王国と帝国の交易ルートはいくつかあるが

スタを通るルートは一番北に位置し、

行き先も帝国首都ガーハットではなく、帝国第2の都市ドミである。

帝国の歴史は250年程と比較的浅く、

30年前まではドミが首都であった。

ここ100年で急速に国土を広げ、30年前に

首都をガーハットに移したのだった。

首都ではないとはいえ、ドミとの交易は重要で

ドミ周辺の山脈から取れる鉱石資源は王国にとっても魅力的であった。

さてスタから帝国へ向かう場合、

街道沿いの国境砦を通過し、草原に整備された

街道を通り、帝国側の国境砦を通過しなければならない。

砦を通過して帝国側の中継点の町まで

朝早くに出立すれば、各国境砦の出入国審査待ちの時間を入れたとしても余裕をもって夕刻までにはつけるだろう。

そんな理由でスタの市場の朝は早い。

昨日夕刻後に到着し朝早くに出立したい商隊たちが補給の為買い出しに来ており、

早朝にも関わらず賑わいを見せている。

商隊にとって、ここは素通りする町であって滞在する場所ではないのだ。

始まりが早い都合、市場が終うのはのは割と早く

夕刻までやっている店は稀だ。

スタは田舎町で女性は結婚すると家を守るもの、

という文化が主流だった。

主婦なら市場の営業時間に合わせられる。

しかし一人暮らしの女性で、忙しい診療所に勤めるメアルやアンにはなかなかに厳しい。

したがって休みの日に次の休み日までの

食料を買わなければならない。

商隊なら水も買わないとならないところだが

町の住人であるメアルは町に税金を納めているので町が整備する水道を使用出来る。


今 市場をカーライルと メアルが並んで歩いている。

メアルの次の休みまでの食料の買い出しの為だ。

そしてカーライルはメアルに渡された魔法袋を片手に下げていた。


「こんな高価な物を持っているなんて驚きだよ。」


「ミランさんってご実家がご商売されてるでしょう?

アンに頼んで、一番安いものだけど取り寄せて

もらったの。

手に入ってから一度に買い物が済むから助かってるのよ。」


「え? 今までは何度も往復してたのかい?」


答えず微笑むメアル。


「知っていたら、俺が持ったのに。」


「ふふふ、ありがとう。 でもカール お仕事でしょう?」


「まあそうなんだけど…今まで気づきもしなかった。すまない。メアル」


「謝らないで。その気持ちだけで十分嬉しいわ。」


困った表情を見せるメアルに

カールは何とか話を切り替えようとした。


「と、いうことは アンの姉御も持っているのか?」


「ミランさんにプレゼントしてもらったって。嬉しそうに言っていたわ。」


「ミランって結構裕福なんだな。」


自分のの甲斐性のなさに恥ずかしくなったのが

表情にでてしまい、

頭を掻いて誤魔化そうとするカーライル。


「カールはお母様とリリィちゃんを養ってきたんだもの。とても立派だわ。」


メアルはそんなカールに微笑みで応える。


「それでリリィちゃんのお祝いに魔法袋って思ったんだけど、旦那さんからもっといい袋を貰っていそうだし、どんなお祝いがいいかしら?」


「魔法袋なんて高価なものは頂けないよ!

メアルって割とお金持ちだなあ。」


「そんなことないわ。お仕事忙しいし一人暮らしだから最小限しか使わないだけよ。

それに魔法袋買ってしまったからからあまり蓄えはないわ。」


実はメアルは贅沢はしないので結構蓄えがあった。

また回復魔法を使える彼女の給金は診療所では高い方だ。

しかし彼女にとって、先の蓄えについてはさほど必要を感じていない。

自分が生きている間だけ困らなければいいのだから。

自分が死んだあと 残ったお金は

自分を今まで助けてくれたお礼としてカールに渡してもいいと考えていた。


「リリィにはお祝いの言葉だけでいいさ。

それでだけで喜ぶよ。」


もしリリィがこの場にいたら


「だったら 兄さんをよろしくお願い。

それが一番嬉しいかなぁ。」


と言い、二人を赤面させただろう。

話をしながら楽しそうに歩く二人。

そんな並んで歩く二人を忌々しそうに見る男が二人。


一人は露店を営む20代前半の男。


<メアルさんが、カーライルの野郎と歩いてやがる。

しかもメアルさんあんなに楽しそう微笑んで…

噂通りメアルさんはやっぱり……>


男はメアルに惚れていた。市場で買い物をする

彼女は全く笑わないが、かといって冷たい感じはない。

実際受け答えも態度も優しい。

なによりこの町一番の美しさで、所作も落ち着いていて女性らしく、その美しさに拍車をかけていた。

声は透き通る様で、水色がかった銀色の髪は神秘的だった。

そのメアルが楽しそうにカーライルと歩いている。

男は、メアルの想い人がカーライルであるという

噂を信じたくなかったが、

これは、信じざるを得ない光景であり、

男は咥えていた巻きタバコを思わす落としてしまった。

履いていたサンダルを避け、直接足の甲に当たった。

軽い悲鳴を上げ、かがんで足の甲をさする。

腰をあげた時には二人は通り過ぎてしまっていた。

が、その後ろをアンが歩いていてギョッとする。

当然気づかないふりをしつつ、暗い顔で

「なんて日だ!」と呟いた。


カーライルとメアルを忌々しげに見るもう一方の男。

厳密には二人にでは無く、カーライルに対し殺意にも似た視線を送っている。

貴族だろうか?上質な服装に、整った髪型。

顔もイケメンだ。

だが、態度は尊大で選民意識が強いだろうことは

遠目でも判るほどに近寄り難い雰囲気を出している。


<気まぐれに朝の市場に来てみれば、

こんなものを見させられるとは!

メアルめ! 俺という者がいながらカーライルなんぞに騙されるとは!

なんて愚かな女だ!!

それにカーライルのクソめ!

()()メアルに馴れ馴れしい!

いずれ成敗してくれるぞ!!

しかしこのままではマズイな何か手を打たなければ。>


そこまで考えたところで、

二人の後をアンが歩いているに気がつく。


<チッ! アンめ忌々しい。

あの女が一緒ではやりずらい。

今日のとこをは見逃してやるか。

俺は寛大な男だからな。

メアルよ。お前は愚かな女だ。だが美しい。

お前の美しさは俺の隣にあってこそ意味がある。

()()()()()()()()()()

いっぱい可愛がってやるぞ。>


メアルが誰かと付き合ったなどという事実は無い。

メアルを手に入れた後、躾(陵辱)をどうするかなど、

起こりえない妄想を抱き、口元を歪めながら男は市場を去った。


メアルへの求婚騒動が収まった後、

求婚する者はいなくなったが、実は未だ虎視眈々と狙っている男は多い。

カーライルが抑止力になっているという部分は大きいが、メアルの求婚騒動が現在在沈静化している最大の理由はアンだった。

カールも含め現在結婚適齢期の男どもはアンに頭が上がらない。

姉御肌のアンが、妹の様にも思っているメアルの

困っている姿をみて、動かないはずもなかった。

こうして、メアルを諦めきれない男どもは

状況の変化を待っているのだったが、

今日の出来事はメアル派の男どもを

大いに落胆させることになった。


メアルの思い人はカーライルだと言う噂はあった。

実際、カーライルは昔からメアルに対してポイントを稼いでいる。これは誰もが認める所だ。

カーライルは凛々しいし体も引き締まっていて、剣も強いが、顔はパッとしない。

男どもはカーライルよりは俺の方が顔はいいだろうと思ってる。

大人になった二人は話をしていることはあっても、一緒に歩いていることは無かった。

だから、カーライルが想い人という噂が

あったが、半信半疑に皆思っていたのだ。

ところが、今二人が並んで歩いている。

デートしているのだ。

この事実は噂が真実であると言っている。

この日の出来事は、

メアルに恋する男どもを再び立ち上がらせる事となる。


アンは二人の後をつけながらも

周囲の男どもの二人に向ける目を感じていた。


<これは、せっかく〝メアルはカーライルが好き〟と噂を広めたのに、却って男どもに火をつける事になったかな?>


そう。噂を広めたのはアンだった。

メアルが成人した際の求婚騒動に関しては

アンも相談を受けており、メアルを狙う男どもを牽制する為の噂だったのだ。

二人が相思相愛なのは、見たとおりで知っている。だから噂の内容は嘘では無い。

しかし奥手な二人がいよいよ実際に交際をスタートさせたとなると、男どもは黙ってないだろう。

これは二人の恋路もまだまだ前途多難だぞっと。

今後は姉役としてしっかり傍観させていただきましょう。いやはや楽しみだ。

そうアンは考えた。そして楽しくなってきたのだった。


カーライルとメアル、

二人はまずカーライルの小腹を満たすため、

露店でパンに野菜や肉などをはさんだ物を買った。

買ったその場でカーライルは食べ、

メアルはカーライルな食べっぷりを

楽しそうに眺めている。


「メアルは本当に食べなくていいのか?」


「ありがとうカール。私は平気。」


「そうか、俺だけ食べて悪いな。」


「ふふふ。いいの。気にしないでね。」


微笑むメアルは可愛かった。


「あー、じぁ、行こうか。」


メアルの顔をまともに見られず頭を掻いて

誤魔化すカーライル。

そんなカーライルをみてメアルはまた微笑むのだった。


「はい。お願いね、カール」


二人は歩き出し、市場の色々な店を見て回りながら買い物を楽しんだ。

メアルは終始、機嫌よく微笑んでいる。

最後に二人は食材店に入った。

メアルがいつも食材を買う店だ。

乾物も扱うし、生鮮野菜も扱っている。


魔法袋の便利な点として入れた物の

時間の経過を遅くする点が挙げられる。

空間圧縮の副産物なのかよくわかっていないが

袋の中での時間の経過は圧縮率によらず一律10分の1だった。

アンから聞いてはいたが

メアルはこの点が最もありがたかった。

以前は生鮮野菜は休みの日から数日で

あとは乾燥野菜を食べるしかなかったのだが、

今では毎日食べれるのである。

乾燥野菜も美味しいが サラダには向かないし、

やはり味も食感も変わってしまう。

メアルはなるべく新鮮そうな野菜を

真剣な表情で吟味しており、

野菜の良し悪しのわからないカーライルは

真剣なメアルに声をかけずらい。

距離をとってメアルが野菜を選ぶのをしばし眺めていた。

そこに店主のおばちゃんが話しかけてくる。


「今日はなんだい? 仲良く買い物なんて結婚でもしたかい?」


と、からかってきた。

真剣なメアルには聞こえていない。


「いや、何言ってんだ。 たまたまメアルに買い出しに付き合ってるだけさ。」


顔を赤くして答えるカーライル。


おばちゃんはカーライルのウブな反応に満足しつつ、


「なんだい、まだ口説いてないのかい?

あたしゃーアンタ達いい夫婦になると思ってるんだけどね。」


「ふ、夫婦って!」


「全く、だらしないねぇ 。

男は多少強引なくらいがいいのさ。

早く くっついちまわないと他の男に取られるよ?」


「メアルに限って…」


「今んところはアンタにぞっこんだけど

アンタがそんなじゃね。他にいい男が現れたら

どうなることか?」


「え!?、 今 俺にぞっこんって・・・」


カーライルは前半部分に食いついた。


「なんだい、 アンタ本当に鈍いねぇ。

あたしゃ、メアルちゃんがアンタと一緒に入って来た時びっくりしたよ。 あんなに幸せそうな顔見たことないからねぇ。」


呆れ顔でおばちゃんが答える。


「メアルちゃんの想い人はアンタだってもっぱらの噂さ。

まだまだメアルちゃんを狙ってる男どもは多いから気をつけることだね。」


そこへメアルが野菜を抱えてやっきたので

この会話は終わったが

カーライルは顔を真っ赤にしており、

メアルに不思議がられた。


店を出たところで カーライルのお腹が鳴った。

色々と見てまわったので

すでに日も高く、正午になろうとしていた。


その音を聞いたメアルが

なぜかちょっと顔を赤くした後、

真顔になると、意を決した様に口を開いた。


「ねぇカール、買い物付き合ってれたお礼に、家に寄っていかない? お昼ご飯をご馳走するわ。」


カーライルは驚いた。

こんな申し出は初めてだった。

それに一人暮らしの女性の家に男が入ることの意味くらい流石にカーライルでもわかる。


ゴクリとつばを飲み込むカーライル。


「え?袋は軽いし、ほとんど役に立ってないから

悪いよ。」


と本心と反対の言葉が出た。が、


「カール 今日はとっても楽しかった。願い!

このままじゃ悪いわ。」


と強くメアルに言われると、

カーライルは促されるままに


「じゃあ お言葉に甘えてお邪魔させてもらうよ。」


と返した。


メアルがカーライルの腕をとり

腕を組んできた。


「ーーーーー!」


カーライルの思考は止まった。

彼はむっつりおっぱい好きではあったが

まだまだ免疫は無かった。

冷静であればメアルがこんなに積極的なことに

違和感を覚えるだろうが、

メアルの胸の感触が腕から伝わり、

のぼせ上がったカーライルには

彼女の悲しい決意が判らなかった。

カーライルはメアルの家に着く間の記憶がなかった。

何を話し、誰にすれ違い、どの路を通ったなど全く思い出せない。

実はお互いほとんど話さず、知人にもほとんど合わなかった。

ただメアルがカーライルと腕を組んで

仲良く歩いていたという事実は、

(アンによって広められ)

メアルを狙うの男達に激震と危機感を与えた。

そしてメアル争奪戦開始の合図となってしまうのだった。


メアルの家の扉が開き、カーライルは入るよう促された。

カーライルは 促されるままに入って行った。


さて、これまでの一連の行動はアンにしっかりと

見守られていた。

自身も買い物を済ませつつ、尾行を完遂させたアンは、

(早朝の散歩に魔法袋は必要ないだろうが、

感のいい?アンは何故か持ってきていた。)


<ここまで進んでいたなんて、お姉さんびっくり!

これは先輩として可愛い後輩に色々とレクチャーしないとね!>


と、にこやかな笑顔を見せた。

こうしてレクチャーと名を借りた事情聴取が明日行われることが確定事項となった。


すでミランを怒っていない。

急ぎ警護隊に出向き、仲直りして、

今日は 手料理を振る舞おう。

そして ミランにはカーライルの事情聴取をお願い(命令ともいう)するのだ。

こうしてはいられない!

アンは足早に警護隊 隊舎に向かった。


そして数刻後

空が夕暮れ色に染まった頃、

カーライルはメアルの家から出てきた。


微笑むメアルに見送られながら

カーライルは玄関扉を潜る時、背後から


「カールの意気地なし。」


と呟きが聞こえた、気がした。

振り返ると メアルは無言で微笑んでいる。


「じゃ、じゃあ またな!」


と言いメアル宅を離れた。


歩きながら はぁと息を吐き、


「なんだろう 。メアルの微笑みが怖く感じたの初めてだ。」


と呟き、ブルっと震えた。


7話了


======================

補足


[この世界の商取引]


商取引の際、出身国発行の商業許可証が必要である。

この商業許可証は過去一万件位の取引履歴が

魔法により記録できる。

国境砦での入出国の審査の際、履歴を調べられ、

自国のでの取引には優遇を、他国での取引には

税金をというのが取り決めだ。

ここでの場合は王国商人がスタで物資を購入した場合

出国通行料が免除される。

帝国で購入した場合は入国時に関税が課せられた。

帝国側も同じ制度をとっている

国と国のの交易は通常ルートであれば

まず国家間での通商条約を取り決め、それに従って行われる。

だいたいどの国家間でも先述のような制度をとっている。

また、カードに情報を記録する魔法は、

誰でも使える生活魔法として浸透しており色々な分野で活躍している。

ちなみにこの魔法もアリーが遺したものと言われている。

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