聖はせいくりっどでもほーりーでもウコンでもOKだよ!
今日は聖田中クリスチアーノ竹中の日!
田中とクリスチアーノと竹中のための日なんだ!
僕はサンピエール3世だから残念ながら対象外だけどとっても楽しみ!そうだ!田中さんたちを探してみよう!
でも徒歩で街全部周り切るのは大変だよなぁ、よし!ともだちに助けてもらおっと。
僕のともだちの馬どこの皇子は馬を探してるおうじさま!大事にしてた馬が突然いなくなちゃってからその馬を探し続けてる人なんだ。
だから似たような馬をいっぱい飼ってる!動物の見分けなんてつかないから仕方ないよね!でも馬どこ君がこんなに頑張ってるんだ、いつか絶対見つかるはずだよ!
「相変わらずのようだな馬どこ」
「お前は!旧万札号のかたきが!死に晒せぇクソ野郎!」
チャンバラごっこが大好きな馬どこ君。僕に向けてぶんぶん振り回してくる。よーし対決だ!負けないぞ!
馬を貸してもらって田中さんたちを探してたらクリスチアーノをみつけたよ!でもなんだかとっても汗をかいてる。どうしたんだろう?
「あなたが正クリスチアーノだな。私はサンピエール。あなたに救いを齎すものだ」
「救いとは笑わせる。お前達は金に魂を売った悪魔だ!」
「分からんのか?私の正式な名はサンピエール3世。二度はいわんぞ」
ハッと気づいたような顔をしたクリスチアーノ、僕の気持ちがちゃんと伝わったみたい!一緒に探してくれるって!さぁて、次は誰がみつかるかなぁ、なんだか宝探しみたいでワクワクするなー!でも宝探しをするなら穴を掘らないと!ふふっ化石や埋蔵金も出てくるかもしれないや!
そんなことを考えていたからか僕の馬の足元がボコボコって動きだした!きっとモグラさんもお宝を探してるんだ!急がないとお宝が無くなっちゃうよぉ。
「そこか!」
「我が聖蟻地獄を見破るとは!お主何者だ」
「私の名はお前のような卑怯ものに簡単にあかせるようなものではない!」
「クク、よくほざく。その威勢に免じて名乗ろうか。我が名は聖田中!」
「名乗りに返さないのは礼儀にかけるな。私の名はサンピエール3世」
「お前があの・・・、ふん、相手にとって不足なし。いざ勝負!」
激闘の末倒された聖田中。彼は多種多様な技を使いサンピエールの馬が繰り出す攻撃に対処した。だが純粋な力の前には何者も倒れふす。彼の最後は無残なものだった。服も財布も剥ぎ取られ、パンイチ全裸とかしたのだ。近くの人々は携帯電話を手に取った。無論クリスチアーノとサンピエールも110番した。
足元にいたのは聖田中だったみたい!モグラさんじゃなかったんだね、ちょっと残念。驚かせたお詫びにっていろんなものを貰ったよ!田中はこのままおやすみするみたいだしあとはセイッ竹中だけだ!
突然その男が現れたのは偶然などではなく必然だ。彼はサンピエールが自分達を探していることを超常的な勘で悟っていた。だから現れた。彼は強者との戦いに飢えている。サンピエールの馬は強者だ。圧倒的なパワー、尽きることのないスタミナ、頑強な肉体。全てが完璧だった。
セイッ竹中の体は衰えはじめている、だが彼には豊富な戦闘経験からくる洞察力、日々の苦しい鍛錬によって研鑽された技術に裏打ちされた強さがあった。そんな彼の纏うただならぬオーラを感じることができるのは強者のみ。
サンピエールの馬は目の前の老いた彼をみて己の不利を正確に理解していた。
だがサンピエールの馬は突撃した。考えなしの特攻でもヤケクソでもない。馬が誇るのはパワーだけではない、馬が誇るはパワーによるスピード。自分が勝てるのはスピードだと判断したサンピエールの馬はセイッ竹中に向け駆ける。初速はなんであろうと遅く、トップスピードが出せるまでには距離がいる、だが最高の速度で突撃するにはセイッ竹中への距離が短かいことは見て取れた。全て把握して尚サンピエールの馬は走った。己の勝利のみをその目にうつして。
戦闘はすぐ終わった。両者ともに継戦不可能な傷を負い相打ちとして決着がついた。審判はサンピエール。判定はサンピエールの馬の勝ち。少し不満げなかの馬の心中は異種族でも簡単にわかる、それほどの眼光なのだ。サンピエールは人参を渡した。馬は寛容であった。
セイッ竹中はとっても可愛いパンダだった!パンダは中華新糖共和国にしかいないからとっても貴重なんだっけ?大変!動物園に電話しまきゃ!
聖徳太子は厩戸皇子!
うまやど読めない!
覚えらんない!