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曇天

作者: 泰喜

梅雨が明けきらない曇り空

窓から臨む四角い雲


卵の殻から生まれた黄身

羽毛に覆われて 甲高いお喋り


浅い眠りから めざめた勢いで

窓を開ける


ヒタヒタと押し入る朝


床上を這いながら押し入る

部屋に溜め込んだ夜は床上から離れる

曇り空に吸い込まれてく

ねずみ色の部屋にわたしを残して


わたしは

あなたと共に

ひとりで

生きていくんだ




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― 新着の感想 ―
[一言]  抽象的且つ幻想的な詩ですね。タイトルから鑑みるに、何気ない曇りの日の朝という事で良いのでしょうか。  擬人法を多用していらっしゃいますね。私は擬人法を使うのが少し苦手なので、その才能が羨ま…
2014/06/26 23:59 退会済み
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