各話あらすじ(エピソード終了ごとに更新予定)
復習・予習にどうぞ。ネタバレありです。
第1話~第6話:ヴァイオレント・プリンセス
アリアスフィリーゼ姫騎士殿下はフラクターゼ伯爵の悪事を暴くべく、貧乏貴族の三女〝アイカ・ノクターン〟を名乗り、超能力少年ショウタと共に伯爵領へ殴り込みをかける。今宵、盗賊団と結託していたイャミル・フラクターゼのたるみきった顎に、姫騎士殿下必殺ドロップキック〝月穿砲〟が炸裂する!
今週のみっちゃん:フラクターゼの用心棒・剣士ミンストレル
第7話~第11話:姫騎士殿下のたからもの
殿下に連れまわされへとへとになったショウタ。彼は王都への帰還後、病床に伏した騎士王セプテトールと謁見する。病に倒れてなお強かな騎士王は、ショウタの事情をすぐさま看破し、王国のままならぬ内情を語る。パパの口から語られる『娘をよろしく』に、退路を断たれるショウタ。
そんなある日、姫騎士殿下はショウタを散々連れまわしたお詫びとして、一日なんでも付き合ってくれるという。結局、バザーを襲撃した少年窃盗団相手に大捕り物を演じ、デートはフイに終わったが、殿下はショウタに大好きな王都の夕焼けを見せてくれるのであった。
今週のみっちゃん:王都警邏騎士隊・シェイラ
第12話~第18話:勇者来訪
旧帝国領でもクソド田舎に位置するグランデルドオ騎士王国に、勇者様がやってくる。勇者はあまねく勇気の代行者であり、同時にその存在は、世界に降り注ぐ危機の襲来を示していた。だが、いつまで経っても王宮に勇者は来ない。付き添いの老人いわく、勇者メロディアスは行方不明になったのだという。
そんなことも知らずに、慰問した孤児院で迷子の少女メロディと出会い、楽しく過ごす殿下とショウタ。だがそのメロディこそが、勇者メロディアスであったと知る。勇気を見失い、戦うことに恐怖していたメロディアスだったが、自分を庇おうとした2人の姿を見て勇気の意味と守るべきものを再確認し、新たな戦いが待つ土地へと飛んでいくのであった。
今週のみっちゃん:孤児院の美人先生
第19話~第35話:騎士将軍の楽しいオーク討伐合宿
泣く子も黙る鬼将軍〝ジェネラル〟アンセム・サザンガルドが王都にやってきた。ここ最近頻発する、オークやコボルトなどによる獣魔災害の話を切り出し、アンセムは姫騎士殿下にも獣魔族との戦い方を学んでいただきたいと、ショウタともども王国西方マーリヴァーナ要塞線へと招待する。
身分を隠して演習に参加した殿下とショウタは、マーリヴァーナ要塞線にて伝統騎士と貴族騎士の軋轢を実感する。その中でも、姫騎士殿下はオークにトラウマを持つ女騎士キャロル・サザンガルドと友情をはぐくみ、共に王国西部を震撼させていたオーク特異個体〝袈裟掛け〟を撃ち破る。
今週のみっちゃん:ヨーデル・ハイゼンベルグの小姓
第36話~第48話:王都地下水道のひみつ
楽しいオーク合宿から数日後、王都では豪雨が続いていた。警邏騎士隊監督のもと、地下水道での労役刑にいそしんでいた元少年窃盗団の少女サウンらは、そこで〝怪物〟を目にする。騎士たちに信じてもらえないと憤るサウンに同行し、〝怪物〟の存在を確かめに行くショウタ。
一方、姫騎士殿下は、以前のオーク特異個体同様の性質を持つゴブリンが数匹、王都外郭放水路から地下水道に侵入した可能性があると告げられ、その討伐へと向かった。
入り組んだ地下水道での戦闘、統率のとれたゴブリン達を前に、ショウタ達は苦戦を強いられる。自分たちを助けに来た姫騎士殿下が窮地に陥った時、ショウタは自らの潜在能力を爆発させて、なんとかその窮地を脱するのであった。ただし人工呼吸の機会は逃した。
今週のみっちゃん:ニセショウタ
第49話~第76話:大瀑布五秒前!!
相変わらず王都では豪雨が降り注いでいる中、アメパ堰堤要塞との連絡が途絶えた。アメパ堰堤要塞は、ダムにたくわえた大量の水で王都を含む下流のすべてを押し流すことができる、言わば自決装置としての役割を持っている。これが悪意ある何者かの手に落ちたとすれば、ただ事ではない。アリアスフィリーゼ姫騎士殿下は、再びアイカ・ノクターンと名を偽り、ショウタと共に堰堤要塞の奪還作戦に参加する。
堰堤要塞は、騎士提督コンチェルトを良く思わない魔法推進派の中核人物・レイシアル伯爵によって乗っ取られていた。レイシアル伯爵は冥獣七王が一人、咬蛇王と通じており、獣魔族やその冥獣化個体(王都では特異個体と呼ばれていた)を戦力として運用していたのである。
一方、今は亡きコンチェルトの養父トオン・ノグドラが、自分と同じ故郷の出身ではないかと気づき、故郷への想いを新たにするショウタは、姫騎士殿下によそよそしい態度を取ってしまう。
一同の活躍により、ダムの奪還は成功した。しかし、姫騎士殿下はダムの滝壺へと落下してしまう。彼女へのそれまでの態度を悔い、ショウタは殿下を追って滝壺へと飛び込む。だが、想い虚しくもその手を掴めず、二人の姿は激流へと消えてしまう。
目を覚ました時、ショウタはごくごく見慣れた懐かしい場所にいた。故郷・日本。そこにはアリアスフィリーゼもいる。偶然ではあるが、ショウタは帰ってきてしまったのだ。
今週のみっちゃん:くすぐられてビクンビクンしてた
第77話~第86話:姫騎士殿下の東京見聞録
日本に帰ってきたは良いものの、騎士王国の現状が気になるショウタ。単純計算で時間の流れに3倍の差があるという新事実も加わり、気を焼く日々が続いていた。一方、アリアスフィリーゼは、ショウタとともに東京観光を楽しみつつも、やはり元の世界への未練をあらわにする。
ある日、ショウタの超能力の師匠である直輝は、ショウタとアリアスフィリーゼを内閣特殊異能対策室の室長と会わせる。彼の話では、アリアスフィリーゼ達を元の世界へ送還する術はあるのだという。アメパ堰堤要塞でアリアスフィリーゼの手を掴めなかったショウタは、また異世界へと向かう決心を固めた。
異世界への送還が近づくある日、ショウタ達はテレビのあるニュースに映った映像が、コボルト冥獣化個体のものであると気づく。ショウタ達は、異世界の尻拭いをしなければならないということで、内閣特殊異能対策室のエージェント達とともに、夜の東京で化物退治をする。
全てが片付き、異世界への送還当日。グランデルドオ騎士王国に戻ったショウタ達は、さっそく、咬蛇王の配下と思われる魔物たちと衝突する。そしてそこに駆けつけたのは、かつてショウタ達が送り出した幼女勇者メロディアス・フィオンであったのだ。
今週のみっちゃん:出なかった