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目覚め

「この世界には様々な武器が溢れている。それゆえに武器ごとに派閥があり、日夜争っていて平和のへの字もない世界。それがここ境神の世界。理解したか?」

目の前で足を組んでいる男が俺に尋ねてきた。俺の名前は神下光。実は数時間前まで日本という場所で平和に生きていた大学生だった。しかし気がつけば森の中で倒れていた。どうしてここにきたのか全くわからない。そうやって呆けている時に日が暮れ、夕方に森を見回りに来たこの男に保護されたのだ。この男は少し小汚い格好にすらっとした長身、目は虚ろだがぎらりと睨んでくるような目力を持った男だった。だが、声は優しく、こうしてこの世界について教えてもらっている。俺は先ほどの理解したかという質問に対して「なんとなくは、、」と返した。すると男は立ち上がりながら、「まぁ、仕方ないよな。お前記憶ないんだろ?今日はもう遅いし布団出してやるからそれで寝ろ。明日の朝から俺の頼みを聞いてもらうからな」と言った。俺は「え」と驚いた。頼みを聞くなんて聞いてないぞ。男は「当然だろ?しばらく面倒見てやるんだから俺の頼みくらいきけよ?」と言ってニィっと笑った。俺は面倒なことになりそうだと思いながらもこれからの展開に胸を馳せて1日目は眠った。

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