ウイスキーと2人の花嫁 16年
2024年11/30〜同日夜脱稿 タブレット端末にて執筆し脱稿 12/1投稿 良いね1つありがとうございますm(_ _)m
【 今は国家存亡の危機の最中だ、たかが嗜好品が手に入らなかったり思想信条の自由が制限されるぐらいは我慢しろ! 上はそう言い包めるが海の向こうじゃ此処から供出したウイスキーでセレブ達がどんちゃん騒ぎしてるのに我慢も自重も出来る訳が無い!! 此れは厳格な宗教戒律に縛られたスコットランドの小さな離島で起きた島民達の細やかな叛逆行為 何事にもガス抜きは必要です だから理不尽な規律を他人に強要する無能な働き者は必ずコミュニティから排除される 】
★1942年8月頃に有った実際の事件を名前変え創作エピソード追加しコメディ風味に オリジナル版は未だ日本じゃ未公開だしソフトも有りません
原題:WHISKY CALORE！
ゲール語のスラングで"沢山のウイスキー"
2017年 イギリス 劇場公開作品／2016年スコットランド・イベント上映
2018年 日本 劇場公開
原作:コンプトン・マッケンジー著 Whisky Calore 1947年
1949年イギリスで映画化され劇場公開
令和6年11月30日 隣で熟睡してる猫に配慮し変な体勢で寝てたから腰の左側が滅茶苦茶痛い 寝てても痛み治まらないのでキャットフード買込むついでにガンプラ探しあちこち回ったけどやっぱり"Zガンダム"系列は争奪戦が酷すぎる ちなみに今回の目玉は初めてプラモ化された"ボリノーク・サマーン"でしたが値段もさることながらあのデザインがちょっとね(苦笑) パルコシティで山積みされてる其れの確認出来ただけで満足したので今回は残り物となった"ハイザック"と再入荷待ってた大戦機だけ購入 後は追加入荷を気長に待ちます 未だ"ガンダム・アスタロト"組立と塗装に掛かりきりでもあるから直ぐにはさわれないし
痛い臨時出費となったノートパソコンは回線通して大量の広告メール送り付けられるのでシャットダウン 厄介な事にWindows11がやれ回線復旧しろだのデータ更新作業行えだのポップアップ警告が迷惑この上無い 中華製パソコンなんて知らずに買ったしDVD再生してても時折誤作動するのでいっそのこと別途再生機買おうかなと検討中 まぁこの辺りは状況見ながらか 私が仕事で使ってたのは精々Windows2000辺りまでだったけど基本ソフトが新しくなる度に却って能力ダウンしてないか此れ 何やるにしても追加ソフト買ってねと要らん広告多過ぎる 所詮パソコンは端末機器、人間様がそんな代物の奴隷になったら本末転倒かと スマホも広告増えて電話とメールに会員証しか使えないし このサイトもなぁ……やっぱり作者の品性下劣さ加減を隠せない韓国マンガとあからさまに詐欺の風味プンプンするフラッシュ動画広告には嫌悪感しか抱けんぞ
ともあれ月末はタブレット端末すら接続制限掛かるし反応速度も鈍いし画面の文字化けも厄介なので今回は廃棄したサーバーに長年放置プレイしてたかなり地味目な人情コメディ風味の第二次大戦秘話を あれから既に80年以上経過し此れ迄ハリウッド超大作戦争映画などで捏造してた連合国軍＝正義の解放軍なんてプロパガンダが皆まやかしだった史実が明らかに まぁ当事者の大半とっくの昔に鬼籍に入ってるしこの際だから何もかもぶち撒けちまえなノリで改めてリメイクされたこんな物語を ちなみに47年の映画化にあたり色々検閲入ってる旧作よりは毒気強めだそうです そもそも優生学もファシズムも概念生み出したのはブリカスだったし 史実とは言え露助やナチと手を組み、まともな遺跡すら残ってないパレスチナに目障りな異教徒＝ユダヤ人送り込みイスラエル建国させイスラムに帰依した同胞と殺し合わせてるのは紛れもない事実ですので
【 1942年8月アメリカに戦費代わりの物納品として出荷された大量のウイスキー乗せた貨物船SSポリティシャン号がエリスケイ島で座礁 乗員が緊急帰国後、放置され転覆沈没寸前の船から島民がこっそり積荷のウイスキーをネコババしたのは史実です 名前変更し創作エピソード加え英国ジョークのお約束［イングランド＝堅物で無能な働き者］［スコットランド＝厳格なカトリックだけど酒無いと死人も同然］で組み立てる物語 本作には出番有りませんがアイルランド人とユダヤ人は人種差別ジョークのオチ要員となります 】
★そういや松本零士先生もアフリカ戦線舞台にした漫画でスコッチ巡る枢軸vs連合国軍のドタバタ騒ぎネタにしてたっけ そんなノリで借りたけど気が付いたらこの作品レンタル店から消えてました
アウターヘヴリディーズ諸島はスコットランド沖合から約210km離れた大西洋上に浮かぶ119もの大小の有人＆無人島 此処より西には島はなくアメリカ合衆国に向かう貨物船にとっては最後の避難場所となる 元々此処に住んでたのはノルウェイ人＝バイキングだったけどスコットランド王国に編入され キリスト教の帰依と混血化により皆スコットランド人となった 2024年現在、住民は駐留軍の兵士とその家族含めても全部で26000程度 主な産業は漁業とジャガイモ栽培で平均気温は9度 絶えず強風吹付けるしまともな産業成り立たないから民間人の平均年齢は60歳オーバー 主な死因は酔っ払った末の凍死となる
とは言え今から80年以上前のエリスケイ島はアメリカ合衆国との定義航路行き交う船でそこそこ賑わっていた 住民で20歳〜25歳までの男子は家長とか母子家庭など1部例外除き皆兵役に就いており 残された住民も英国本土から左遷されて来た"ワゲット大尉"みたいな無能な働き者により民間防衛隊として駆り出されては居たがこんな僻地にはUボートすらやって来ない 物語の語り手兼主人公はそろそろ60代後半迎える島の村長 ジョセフ・マクルーン郵便局長 この島で生まれ育ち本国の大学卒業した後、色々有って20年前に故郷で郵便局長に 早世した妻の代わりに2人の娘ペギーとカトリーナを育て上げた彼が楽しみとし同時にまた独りとなる不安を抱えているのは夏至の季節に行われる娘2人の結婚式
島の小学校教師ジョージ・キャンベルと籍入れるカトリーナ 徴兵義務終え無事生きてエル・アラメインの戦場から戻るオッド軍曹の妻となるペギー 義理の息子となる2人も娘達も島暮らしの不便さや暮らしにくさ知り尽くしてるしエジンバラでの生活懐かしがるからどうなるかは分からない ドイツ軍によるロンドン空襲の再開による戦局の悪化 レンドリースの武器弾薬代を幾分割引して貰うため始まったスコッチ・ウイスキーの供出とアメリカ合衆国への輸出 海産物と僅かなジャガイモしか取れない此処エリスケイ島の唯一の命綱であり耐乏生活に苦しむ島民の癒しだったウイスキーの配給がある日止まった 気落ちした老人の1人が自棄酒の末に自殺同然の凍死 誇り高きノルウェイ人の血を云々とカトリーナとの結婚に反対してる母に対する小学校教師の葛藤 何もかも規則で雁字搦めなワゲット大尉に内心閉口してる妻の怒りとか色々小ネタ挟みつつ物語は5万ケースもの高級スコッチ・ウイスキーを満載した貨物船座礁により動き出す
珍しく風が止まり濃霧に覆われたスケリードゥ環礁に座礁した貨物船 乗組員は怪我1つ無く全員無事 幸い貨物船には武器弾薬も軍需物資も積んでないと船はそのまま彼等は次の貨物船をアメリカへ送るため緊急帰国 このままでは5万ケースもの高級スコッチ・ウイスキーが海の藻屑 此れは政府の資産だからネコババした奴は国家反逆罪で処刑すると言い放つワゲット大尉 大尉が定時の睡眠取った月曜日の深夜0時に始まった島民総出で辛うじて持ち出せるトラック1台分のウイスキー搬送大作戦 実は馬鹿と縁切りたいけどカトリックの戒律で離婚出来ない大尉婦人を協力者に電話回線盗聴してたジョセフ郵便局長は知っていた 事故の後処理で即日派遣された貨物船乗組員を騙る怪しい紳士ブラウンは諜報部の工作員 ワゲット大尉に厳命し船からの貨物搬送禁止したのはウイスキーの箱に紛れ込ませた表沙汰になればウィンザー侯以上のスキャンダルとなる英国前国王が密かに入れ込むアメリカ人高級娼婦への私信が詰まったスーツケースを回収するためだったと
島の俗物司祭マカリスター牧師に結婚式を執り行わせるには最低2ケースのウイスキー物納が必須だし 我々が曲がりなりにも国家反逆罪のレッテル貼り避けるには王国上層部に伝手と信頼関係結ぶ必要が有る ついでに厄介者なワゲット大尉はもっと過酷なフォークランド諸島辺りに追放し退役軍人のオッド軍曹に民間防衛隊を任せよう 勿論協力者も皆当分幸せになる 島民に内緒でスーツケース確保した郵便局長は工作員と直談判 ワゲット大尉には早々に単身赴任が言い渡される事が決まったが 島民を毛嫌いするワゲット大尉は島唯一のパブの店主を抱き込む形で酒のネコババをロンドンに告訴 上層部の対応が追い付かない中、イギリス人ならゲシュタポ並みに恐れ毛嫌いする関税消費税庁のファーガソン調査官がやって来た まぁ官憲の取り締まりには常日頃島ぐるみで取組んでる主人公達は老若男女総動員で隠し場所変えたりする等して誤魔化し通し
色々ブチ切れた郵便局長と大尉婦人の策略で村民囮にウイスキーの横領図った冤罪掛けられたワゲット大尉改め容疑者は取り調べと左遷先決めるためロンドンへ連行され 此れ迄良くも悪くも母の言いなりだったジョージ教師も漢気見せ母に初めて反旗を翻す お目溢し貰ったウイスキーで二組のカップルを主賓に島を上げての結婚式＆頑なだったジョージ母の和解とウイスキーの一気飲みで目出度く大団円を迎える エンド・クレジットは出演者が滅茶苦茶楽しそうにウイスキー飲む様をスコットランドならお馴染みのバグパイプ演奏やバイオリンによる英国風な祭囃子で
❖砂糖も酒も太平洋戦線で戦う将兵に供出してたから英国製を…… その昔文庫版楽しませて貰ったペプシの元会長執筆した［コーラ戦争に勝った］にどんな弊害起きたのかしっかり描かれてます 元々合衆国にはバーボン＆テネシー・ウイスキー有ったから戦後は早々に関税対象 スコッチ・ウイスキーは彼の国には定着しませんでしたがね でノンフィクション映画［メンフィス・ベル］のノベライズ版では米軍だけが飲み放題だったスコッチ・ウイスキーや炭酸飲料に砂糖使った甘味目当てで身体差し出す少女出てたし胸糞案件上げるときりがない
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