妖櫻忌 01年
2024年9/5〜9/6 タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿 後味悪いホラーだし多分わざわざ書店で取寄せまではやらないかも知れない図書館本 本命は滅茶苦茶面白いけど少し読んでは心折れる陰惨な物語だったのでもう少し時間貰います 良いね1つありがとうございますm(_ _)m
【 本当に忌まれるべきだったのは誰なのか? 死してなお見込んだ相手の才能や美貌に生命力すら吸い尽くす人妖か祟りレベルな小説家 或いは師匠に何もかも奪われながら彼女が作り出す物語に魅せられ遂に狂い命失う誰からも見向きもされないヒロイン ただ本当に救いようも無く悍ましい存在だけは断言出来る 売れるなら誰が狂い死のうが創作物を搾取し尽くす出版社と編集者であり闇に魅せられ物語を手に取る私みたいな"ひとでなし"なんだろうなと 】
★"聖域 94年"をホラーにアレンジしたセルフリメイクだけどどうやら篠田節子先生本人が抱える闇もしっかり切り貼りしてる怪物みたいな物語 手を出すなら取り込まれない様ご注意を
日本ホラー小説
篠田節子 著
角川書店刊 雑誌[小説王]1995年1月 掲載作品加筆修正
2004年 角川文庫化
❖妖櫻忌=ようおうき と読みます 勿論造語で普通は櫻⇒桜を使う
令和6年9月6日 もうあれから10年近く経過してますし時効だと思いますのでぶっちゃけますが コンビニの深夜&早朝アルバイトで身体壊し心肺停止状態で緊急搬送。 約3週間後何とか生還果たした私がまず駆け込んだのは今は亡きレンタルビデオ店"ビデオ1"の18歳未満お断りなAVコーナーでした 保険で相当金額割引して貰ったものの多額の入院費用現金振込みしカツカツなのに何故そんな散財をと入院経験も死にかけた経験も皆無な此れ読んでる大半のお客様は絶対理解して貰えないかも知れないが たった3週間でもそんなモノと無縁で規則正しい生活と周りを殆ど見ず知らずの老若男女やら死にかけてる皆様に囲まれてるとね 漸く解放された喜びと今思い出してもドン引きする請求金額で頭の中はぐちゃぐちゃだから例え高齢者に片足突っ込んでてもそんな感じで壊れるんだよ
勿論借りたどぎついジャンルのAVで色々発散した後は無駄なモノ見てしまった罪悪感その他で酷い思いしました でも今振り返り改めて感じたのはこんなモノですら簡単にレンタルしたり購入出来る環境にある色々緩い沖縄そして日本で生まれ育ち幸いだったという事 何でもかんでも清純系アイドルかかつてのジャニタレみたいに清く正しい生き方が求められる欧米やイスラム原理主義に染まった国家群 中国や某南北半島みたいに個人の思想信条すら互いに監視密告が常態化してる全体主義或いは仏教用語で言う所の誰も彼も蹴落としてなんぼな餓鬼道に染まった所じゃこっそりと発散すらも許されない その結果起きるのが無差別通り魔殺人に右肩上がりが続く身内や親兄弟によるレイプ事件だと理解してると尚更ね
今日はアメリカ合衆国ジョージア州の高校でまたしても無差別銃乱射事件起き4人が即死し30人以上が重軽傷 ちなみに犯人は14歳の中学生で凶器は自動小銃 もう1つは加害者との関係が顔見知りか飲み屋の上得意だったらしく加害者からの復讐恐れてる被害者説得したり DVとレイプで心身ボロボロな被害者ケア云々で公表遅れたけど 沖縄で今年3度目となるアメリカ海兵隊員による20代女性に対する暴行事件⇒6月発生で今日書類送検と公表 なお告訴するかどうかは地位協定云々でかなり難しいらしい 投稿者の心根歪みあまりに幼稚だから動画ニュースのコメント欄閲覧すると正気度だだ下がりしますが銃やその手の媒体禁止しても状況が良くなるなんて有り得ない 私は女性の其れを理解出来ないけど自身の経験談から書かせて貰うと老若男女関係無く人は所詮ケダモノよ 適度に他所様に迷惑掛けず発散しないと碌な事にならないと思う
【 篠田先生はモーツァルトとその弟子ジェスマイヤーに例えてたけど 毒親或いは蘭や藤の花みたいな人妖は老若男女関係無しで割とこの世界に沢山居る 海外で有名なのは2代目社長で実の息子エドセルを忌み嫌い再び経営握るため虐め殺す形となった自動車王ヘンリー・フォードのエピソードだし(ちなみに孫で4代目社長任された二世には激甘だったらしい まんま徳川家康の其れと同じ) 日本画壇や文壇に仏師業界はこんな輩ばかり 果ては有望な新人漫画家を次々と断筆に追い込んだ手塚治虫先生の其れかな? 独裁者として自社のアニメーター搾取し虐め殺す宮崎駿も大概そんな輩だけどね 】
★私自身もグラフィックデザイナーみたいなモノだったしとある親族を導いた経験有るので自戒してるけど弟子は自分の所有物でもコピーでも無い 適度に突き放し放任してケツ持ちやらないと共倒れが待っている ちなみに沖縄ではこんな輩を絞殺しの樹に例える 根っ子動かし他の植物皆殺しにするから此方の造園業や建築業に携わる職人達から滅茶苦茶嫌われる 鳥が種運ぶから何処にでも生えるし排除するのは不可能に近い
古典文学の現代語訳やオリジナルの歴史小説に戯曲等、様々なジャンルで活躍した文壇の巨匠 太原鳳月が一廻り齢の離れた新進気鋭の演出家 四谷成徳を巻き添えにする形で自宅離れの茶室での失火により物故し58年の生涯を終え2日後 親族と呼べる存在も居なかった女流分筆家の葬儀は各出版社から派遣された歴代担当者による葬儀委員会により季節外れの3月の大雪の中でしめやかに行われた 3ヶ月後に最後の原稿を受け取る予定だった故人の月間連載作品[花伝書異聞]の担当編集者だったアテナ書房の最年少編集者堀口が大勢の弔問客に奔走させられ漸く帰って来た編集部に届けられていたのは鳳月御世話係を仰せつかっていた秘書=若桑律子に預けられ郵送されていた最終回原稿 大病を乗り越え再び月刊誌で執筆活動を始めた矢先、転移し再び再発した癌と向かい合う彼女は前もって早めに執筆活動を終えていた事実が判明する
其れからほぼ1月後、故人の遺言で大原鳳月の全作品の版権と源氏山裏手の日本庭園付きな豪邸を相続する事になった若桑律子がアテナ書房に持ち込んだのは律子が初めて執筆した師 大原鳳月こと本名大原朋子をモデルとしてあくまでも架空の物語として綴られた故人の半生記 古典文学を評論するエッセイは書いても自身の過去を綴る事は頑なに断ってきた大原鳳月の専属秘書だけに伝えられていた文筆家の壮絶な出自 アテナ書房は正直眼中に無かった律子により綴られる故人の壮絶な過去に魅せられノンフィクション作品として月刊誌連載を開始 雑誌は折から故人を貶める目的で書かれたスキャンダル記事の相乗効果も有り売れに売れるも 堀口だけは師事した故人に嫌悪感を顕にし鳳月の才能を全否定する律子を寄生虫呼ばわり だが才能有る若い文筆家や舞台演出家に若手編集者を次々と魅了する鳳月を人妖と罵り忌み嫌うのは秘書だけでは無かった
律子の親友で鳳月に囲い込まれる前の美しい前途有望な小説家だった過去を知る堀口の同僚 村上頼子やかつて律子の金銭支援で最悪期をやり過ごした元交際相手 中沢英彦から語られる大原鳳月と若桑律子の歪な師弟関係 何故か鳳月同様にタブレット端末やパソコン機器を使わず一定のリズムで原稿用紙を肉筆で埋めてゆく律子の執筆スタイル 其れは明らかに大原鳳月の其れと同じで当初は新人作家らしい余計な気負いや生真面目な研究者ならではのスタイルで綴られた文書もどんどん故人の其れに変化する 当初は失火による事故と思われていた鳳月の最期は故人にマインドコントロールされる形で律子が茶室に仕掛けた発火装置によるほぼ自殺幇助な殺人と判明するも律子の書いた小説だけで立件は不可能 その最期は明らかに犠牲者本人の追体験としか思えない 連載が進むにつれ鳳月と同じく癌が身体に転移 明らかにトランス常態による記憶の欠落に誰かに乗り移られたかの様な異常行動
病棟抜け出しあの忌まれた屋敷へ故人の書斎で自我を大原鳳月のコピーとして完全に塗り潰されようとしていた律子は乗っ取られた自身の両手にペンを突き立てズタズタにして駆け付け駆け付けた堀口の目の前で憤死 彼同様異常行動繰り返す律子を止めようと奔走するも超常現象により頼子が昏倒し上司で元鳳月担当だった宇沢も原因不明な交通事故により後遺症残る大怪我を負った 若桑律子の遺作[妖櫻忌 評伝大原鳳月]は8月半ばに刊行された 瀕死の律子により鳳月だったモノが封じられ誰も主が居なくなった鎌倉の屋敷では文壇界の大御所の新盆が出版社の合同で開催されるも 人生の大半を師匠に喰い付くされた律子の葬儀は彼女の両親の申し出により親類と友人達だけで執り行われる
堀口が鎌倉の屋敷で目の当たりにしたアレは何だったのか? 瀕死の律子を見捨て自身の身体を鳳月に差し出そうと懇願した堀口のその願いを何故アレは拒絶し館の中に消えたのか? 多分説明した所で誰も理解しないだろう
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