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薄暮/沈黙の画布 09年

2024年8/5〜8/7 タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿 面白かったけどかなりのお客様はドン引き必至な胡散臭い輩がバタバタしてるそんな物語 美術界とやらが虚構塗れなのは別に日本だけじゃないけどね だから私はバンクシー名乗る他人の資産にスプレーで落書きする屑野郎を評価出来ません 良いね1つありがとうございますm(_ _)m

【 泰山鳴動して鼠一匹…… 清貧の画家が隠して来た醜聞で大勢の人々が被るで有ろう経済的&権威の失墜を皆で寄って集って何とか誤魔化し 皆なそこそこ幸せになるドタバタコントに落着させたのは嘘とハッタリ行使しまくりなこの業界=画壇と出版界の暗部達 なお其処には生きてる間は其れこそひとでなしを極め色々作品遺し逝ってしまった画家の幸せの享受は含まれない 読んでる間は面白かったけどやっぱり映像化は止めといた方が良さそうです 】


★仕事柄、その手の業界通し自称芸術家と関わって来たけどさ 兼業グラフィックデザイナーだった私も含めあの世界はひとでなしがやたらと多い 清貧貫く輩が天才になんか成れません 家族巻き添えならば尚更な


日本 多分ミステリー小説

篠田(しのだ)節子(せつこ)

日本経済新聞出版社 刊/2012年新潮文庫化

その際、改題し"沈黙の画布"にタイトル変更


 令和6年8月5日 此処"小説家になろう"でも春先辺りからやたらしつこくWEB広告垂れ流され正直ムカついてましたが 増税クソメガネや経団連に土地取引関連で色々粘着された某銀行や果てはスマホに会員登録したあの企業も含めNISAとか言う個人投資とは名ばかりなギャンブルのお勧めに乗った小金持ちな皆様は先週末から始まった5000円近い国内株価大暴落と8/6の急上昇による乱高下 ついでにアメリカ経済の衰退と急激な円高で阿鼻叫喚の地獄絵図 私個人は説明聞けば聞く程胡散臭い話だよなと結局乗らなかったんだよ そもそもスマホ片手に簡単に億万長者なんて詐欺広告以外の何物でも無いと思う 個人的には円高に進んで欲しいかな 円安始まってから此処を訪れる外国人観光客の品位はずっと右肩下がりだったし 全国ニュースで何処まで流れてるか知らないけど奴等小遣い稼ぎに大麻やコカインをこんな僻地の中学生に売付けてたからね


円安ドル高と日経平均株価急騰の影で進んでいた沖縄観光産業の外資搾取 地元経営者が経営権乗っ取られる形で放逐され 従業員は人件費抑えられるバングラデシュ系でどれだけ観光収入が跳ね上がっても地元も含む日本人は雇わないもとい就業環境が前の経営者がやらかした平成(ブラック)のままだから募集掛けても中々来ない 収益は県外に流れる現状はまんま土地バブルの頃とおんなじでしたのでそりゃあ奴隷労働の末に過労死なんざ御免被ると新卒には見透かされるわな 此れは観光産業に限った話じゃなく建築業にトラックドライバーやバス等の公共機関の運転手もそうか 就業氷河期の圧迫面接と未だ続くパワハラに安易に繰り返すリストラによる人材使い棄てで此れ迄長い時間掛け培ってきた信頼関係は崩壊したまんま 多分私が生きてる間はもう元には戻らないかと そういやバングラデシュは此れとイラン経由で入り込んだイスラム原理主義により政権崩壊し、オースラリアに程近いフランス領ニューカレドニアも同じくイスラム台頭で治安悪化が収まる気配が無い 此方も背後に中国共産党の影が見え隠れしてるのはもうね



【 という訳で8月前半に取り上げるのは昭和の頃から未だにやってる日本画家の絵画に纏わる投機に贋作騒ぎや新興宗教団体による檀家居なくなり廃業寸前の寺社の買取りとか色々組み込んだこんなドタバタ劇を 元はといえばバブル期の其れとその後始まった某テレビ局の鑑定番組が遠因だと言えますが 所詮通貨と同じで権威付けが皆無ならどんな名画だろうが材料費+人件費換算で買い叩かれる物でしか有りません 芸術家って割に合わんのよ 趣味じゃ無ければやってられん 】


★私はとある異性にメンタルも矜持も潰されもう人が描けなくなった で此処で投稿始め今に至ります ガンプラだって再開するのに随分タイムラグ有ったしなぁ


 『 宮嶋(みやじま)哲朗(てつろう)の絵は何処へ行けば見られますか 』 梅雨の季節を迎えた東京は神田町に有る老舗出版社・清風社が銀行や病院の待合室等がお得意様な富裕層向け雑誌《清風》に掲載したタレントの(いずみ)千佐子(ちさこ)が新潟の地方都市を旅行した際のエッセイで書き記した料亭の1室に飾られた1枚の絵から始まりとある人物から見せて貰ったスライド撮影された絵画の感想綴った記事を読んだ読者からの問い合わせ電話が発売日だけで3件も寄せられる 美術専門誌《美苑(みおん)》の休刊により《清風》編集部の2人目のディスクとして配置転換する事になった初老の主人公 (たちばな)が巻き込まれたのは、若手の磯谷(いそや)明代(あきよ)編集長より絵画業界に其れなりに精通しており胡麻塩頭で実年齢よりも老け気味で修羅場慣れしていたからだった


絵画見せろ或いは売ってくれと問い合わせ電話殺到で迷惑被った料亭を直接菓子折片手に訪問し陳謝 穏便に事は片付いたものの座敷に飾られた[錦鯉]の絵に魅せられ 新潟で美術評論家をやっている林田(はやしだ)という人物から不世出の画家=宮嶋哲朗の遺失した2枚の絵画を撮ったスライド[夜道]と[薄暮]に感銘を受けた(なお他にもパトロン達から様々な肉筆画や同じく逸失した作品のスライド見せられたものの其れは大した作品では無かった)(たちばな)は《清風》編集部のメンバーや宮嶋の研究家を自負する林田等と共に地元美術館からも冷遇され名前すら知られて無いこの画家の小さな画集を雑誌形式のムック本として出版に動くも 彼等の前に立ち塞がったのは痴呆症気味で支離滅裂な発言や八つ当たり 実は多くの宮嶋哲朗が遺した絵画に火を放ち逸失させた画家の妻で版権者の宮嶋智子(ともこ)


宮嶋哲朗の人生はありきたりだが波瀾万丈に満ちていた 地方の名士の四男坊として生を受けひ弱な身体に鞭打ちながら美大卒業し画家となるも結核と戦火で何もかも失う 中高1貫の女子校で教職に付いたものの、親子程歳の離れた神社の娘 若宮智子に見初められ出奔 駆落ち先となったのは姉の嫁ぎ先だった長岡に程近い小桑原 色々有って地元の子供達に絵画を教えていた事でコミュニティの仲間入り 本来なら中央の画壇に打って出れるその才能を見初めた名士達が後援者となり様々な便宜を図っていた 彼を鬱による飲酒癖に追い遣ったのは漸く授かった独り娘 涼子の流行り病による早逝 数年後放浪先で描いた[母子像]を発表し才能開花 晩年は腎臓炎に苦しみながらも介護を続ける妻と共に二人三脚で絵が描き続け亡くなったのは今から10年程前の1997年 腎不全から尿毒症となり緊急搬送 妻に看取られながら息を引きとったという


宮嶋哲朗の妻というより画家の崇拝者だった智子 そんな彼女は何故画家の死後に[母子像]以降描かれた作品を偽物だと嫌悪し後援者達に迷惑を掛ける形で美術館に火を放ったのか? 実は宮嶋の才能を開花させたのは後援者の1人である寺の僧侶からとある目的で充てがわれた事実上の後妻であり彼女との間に授かった新たな命で有る事がやがて明らかとなる 雑誌出版により画家宮嶋が脚光を浴びる中、贋作販売の黒い噂付き纏う謎の画商多田(ただ)の暗躍 宮嶋の滞在先で有り後妻と寺の後継者で恐らくは宮嶋の息子が貧窮の末にとある新興宗教団体に売却した寺の物置から見付かった宮嶋の10点にも及ぶ未発表の絵画 狂乱した智子により大勢のマスコミや群衆が見守る中で放火により燃え落ちる寺院 ところが焼失したと思われた宮嶋の未発表作品は教団関係者が身を挺して守り抜き焼失を免れたと数ヶ月後に都内で展覧会が開かれる 


不世出の画家=宮嶋哲朗の新たな後援者となった教団の本当の目的は? そもそも未発表の絵画10点は本当に宮嶋が描いた作品なのか? 物語は語り部の(たちばな)視点で漸く姿現した胡散臭さ大爆発な画商 多田(ただ)との遣り取りで漸く全体像が見えて来るのだけれど其れは途中あちこち違う路線に迷走し散々読者をミスリードさせるこの物語に最初から最後まで付き合ったお客様だけが知っていれば良い事なのかも まぁ要するにだ……例え真相そのものが醜悪で欺瞞に塗れていたとしても関係者も依頼人もWIN-WINなら俺の暗躍は間違っちゃいないよねとドヤ顔するインチキ画商のドタバタコメディに皆まんまと巻き込まれた顛末をどう受け止めるのかそれだけなのかも(苦笑)


2024年8/17 暫定37話 ロスト・フライト 22年 新規割込み投稿

2024年8/24 暫定68話 銀婚式 11年 新規割込み投稿

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