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エアポート'80 79年

2023年4/20〜4/21タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿

シリーズ完結編だけどストーリーはもう滅茶苦茶 ジョー・パトローニ機長は何故かベトナム帰りの元戦闘機パイロットになりました。 整備士? 副社長? いや記憶無いけど(笑) 良いね1つありがとうございますm(_ _)m

【 最高速度マッハ2以上で大西洋横断は僅か3時間半 但し燃費と居住性には些か難有りで何よりもこの旅客機が普及しなかったのはアメリカ合衆国の大手航空会社&ソ連盟主とする東欧圏の執拗な嫌がらせによるもの 流石に映画本編みたいにミサイルやら戦闘機に狙われるなんて事は無かったものの4000mクラスの滑走路延長が必須だったり 左翼系反社が流布しまくったソニックブームの恐怖とか騒音被害の嘘出鱈目な噂が延々後引いた挙げ句 2001年9月11日のアメリカ合衆国同時多発テロ事件にトドメ刺された悲劇の旅客機 なお当時はアラン・ドロンみたいな美形はアメリカ人受けしなかったから興業成績は散々だったらしいけどコンコルドも外国産だから嫌われたかな? 】


★日本航空が3機導入する予定だったけどカエル食いがイキり過ぎて契約流れた 今も日本はイギリスメーカーと協同開発継続中 但しネックはやはりインフラ整備 そもそも国内線に超音速要らないし


原題:THE CONCORDE-AIR PORT '79

コンコルド/大空港'79 なおコンコルド=協調を意味するそうな

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開

原案:アーサー・ヘイリー

❖日本では実質正月向け映画だったので'80に改題

同時上映はC.イーストウッドのアルカトラズからの脱出


 令和5年4月20日 昨日に続いて2日連続の大雨、気圧下がると無性に眠くなるのは私も猫も一緒なため色々マッタリしながらこんな話でも この映画を初めて見たのは日曜洋画劇場の多分再放送 実はアラン・ドロンにもシルビア・クリステルにも特に興味なかったし物語も確か後半戦辺りだったのでサラッと流した記憶が有ります 可笑しいな好きな飛行機出てるのに何故こうも反応鈍かったんだと我ながら不思議だったけど そういやコンコルドだけはプラモデルメインの食玩=カバヤのビックワン・ガムでも取り扱って無かったっけ 今回色々調べてみたらイエロー・モンキーにデザインパクられたくないとプラモ化の許可が降りなかったとか(苦笑) ちなみにビッグワン・ガムは当時瓶入りのコカ・コーラが1本100円でペプシの500ml瓶が80円だった時代に1個150円 食玩としては割高だったけどラインナップがバラエティ豊か過ぎてとんでもなかったんだよ。 


その後ビッグワンガムは太陽の牙ダグラムの放映始まったらコンバットアーマーを 装甲騎兵ボトムズ始まったらATをプラモデル食玩化しちまう訳ですがその話始めたら映画そっちのけで脱線するのは必至ですのでそっちの話は此処までに そんな訳でF15戦闘機やC5ギャラクシー輸送機と違って飛び交う姿も結局一度足りとも見なかったし食玩なりプラモ等で作ったり触ったりした事すら皆無だったから21世紀早々引退した云々のニュースもスルーしてた記憶が………… そもそもイギリスとフランスだけで路線配備されたのは精々16機 日本のマニアでも此れに乗れた人ってほんの一握りだったんじゃ無いだろうか 前振り書くに辺り何故超音速旅客機が生き残れなかったのか色々調べてみましたが速さだけに全振りしたのは大失敗 滅茶苦茶高い料金をお客様に負担して貰ってもずっと運営費用は赤字だったとか


なお開発時から妨害工作やったり図面盗み出してたソビエト連邦共和国は当時ソ連領だったウクライナの航空機メーカー・ツポレフ社に命じまんまコピー品のTU-144なる超音速旅客機開発しましたが1号機は即座に墜落 以降もトータルで15機ぐらい作ったけどまともに飛ばせなかったらしく僅か数年で博物館行きとなったもの以外は全てスクラップになりました スペースシャトルもそうだったけどこのレベルのメカをコンピューター使わず人力だけでコントロールするのは無理が有る。



【 エアポートシリーズ中もっとも最低のストーリーと貶されるのは伊達じゃ有りません ただ空飛ぶだけで次から次へとトラブル発生するのはこんなトンチキな脚本にOK出した製作会社ユニバーサルの嫌がらせ以外の何物でもない訳ですが コンコルドの運用始まりアメリカ合衆国の大手航空機製造メーカーが予算注ぎ込み始めたのは自称環境保護活動家による物理的な妨害工作と世論の誘導 滑走路に何か撒いたり風船飛ばせたりとノリは沖縄の普天間基地に張り付いてる北京語や半島語しか話せない自称日本市民みたいです 撮影に使われたこの機体は2000年7/25にコンチネンタル航空のDC-10が整備不良で滑走路に金属片バラ撒いたタイミングでエンジンに破片吸い込み炎上 離陸直後に機体失速し乗客乗員113名全員死亡の悲劇に見舞われました なお損失機はこの機体だけで以降飛ぶ機会殆ど奪われたまま引退に追い込まれてます 】


★映画自体も最後まで延々嫌がらせ続くから気が散るしそりゃあ娯楽作品として0点喰らう訳だ 私も日本語吹き替え無けりゃそもそも見なかったな此れ


 1979年、アメリカ合衆国の航空業界は変革の嵐が吹き荒れていた 事の始まりは合衆国における空の自由を1938年から牛耳っていたCAB=民間航空委員会に対する経済界の反発 どの路線を何処の航空会社が独占するのか? 使用する航空機メーカーは? 空港使用料やチケット代すらも官僚上がりの委員会が自身の利益加算し取り決める状況は第二次世界大戦の頃ならともかく時代錯誤も甚だしい 1978年10月 航空規制暖和法(デレギュレーション法)施行により航空会社の自由競争が始まり此れで不可解な一律料金から解放され使用する飛行機も国内外から路線の需要や頻度に応じた機体を選べる筈だったのだけど………… これ迄の利権や権限も剥奪されるとCABが様々なサボタージュ開始したので航空業界そのものが大混乱 


国内のベテランパイロットや客室乗務員の大量リストラ始まったり逆にこれまで出稼ぎすら認められなかったヨーロッパで安月給で扱き使われてた航空業界の人間が纏めて雇われ合衆国へ 本来はそんな状況下いきなり副社長から一介の雇われパイロットに落ちぶれたシリーズのメインキャラ=ジョー・パトローニの物語となる筈だったけど ベトナム戦争で荒稼ぎした軍産複合体な悪役の陰謀に立ち向かうと言う無茶振り甚だしいストーリーに改変 まぁ崩画業界じゃ良く有る話さね(苦笑) なおCABは業を煮やした合衆国政府により1985年解体 安全指導や事故調査やってたFAA=連邦航空局だけが生き残る事になります。 


そんな時代背景を挟みつつ新規業界参入のワールド・フェデレーション社のフラッグ機となるコンコルドはフランス郊外から大西洋を横断し前作前々作でお馴染みとなったワシントンのダレス国際空港へ フェリー飛行を担当したのはイケメンのポール・メトラン機長で出落ちの副機長と航空機関士のピーター・オニール CAの取り纏め役はオランダ系の美女イザベル 初飛行にケチを付けたのはベトナム戦争に負けてからハエみたいに湧いて来た過激な環境保護団体 レーダーに映らない熱気球ぶつけられ危うく火ダルマとなる筈だったコンコルドは戦闘機並みの機動力で退避 実行犯は逮捕されたものの悪質なテロ攻撃は本編最後まで繰り返される事に まぁ此処まではまだマトモだったんだけどね 今回の主役パトローニ機長が専用ジェットで登場した辺りから登場人物達が全員アホになるんだよこの映画(泣)


モスクワオリンピックを来年に控え雪解けムード漂う中で描かれるアメリカ人テレビレポーターのロバート・パーマーとソ連体操選手アリシア・ロゴフの許されぬ愛 通算4度目の新婚旅行なイーライ・サンド社長と孫程歳離れた新妻エイミー 息子に遺された命のタイムリミットは2週間、どうにかフランスで移植手術の心臓受取りアメリカ戻る予定の母親エレインの焦りと罪悪感 老境迎えほぼ半世紀振りに故郷ロシアへ凱旋するジャズシンガーな女性グレッチェンと親子程歳も離れそもそも人種も違うけど二人三脚でやって来た黒人サックス奏者ボイジー・ジラード オシの娘イリーナと手話で会話する佐藤蛾次郎……もといソ連のレスリングチームのトレーナー 必ずトイレで悲惨な目に合うピンクなスーツの婆さんロレッタ 機内にこっそりチワワ持ち込もうとする変な女マルガリータ等々 


端からオチもストーリーも場当たり的な要素をブッチして始まるのは 会社の秘密知ったワイドショーの司会者で結婚前提の交際相手マギー・ヴィランを永遠に口封じするためコンコルド208便の乗員乗客ごと皆殺し図る軍需産業のオーナー=ケビン・ハリソンとそのぽん()(by安永航一郎先生)な仲間たちによるテロ攻撃の空回り うっかり試験中に暴走したカメラ付きミサイル(と言うより此れドローンじゃね?)は雑にも程が有るコンコルドのプラモに当たらず迷走してる所を明らかに玩具なF15戦闘機に雑に落とされ フランスで待ち構えてたF4ファントム戦闘機はコンコルドの急降下に付いて行けず海へドボン 何故か出番だけ有りまくりなフランス空軍のミラージュF-1戦闘機のスクランブル発進 エンジンとブレーキが壊れたコンコルド止めるため活躍する空港職員の奮闘 喉元過ぎれば熱さを忘れる頭小泉エネ次郎な乗員乗客のコント ミサイル撃たれ戦闘機に襲われても悪役(ケビン)の無実信じてるマギーの阿呆さ加減 何故か始まるパトローニ機長とフランス人売春婦フランシーヌの濡れ場シーン グレッチェンとボイジーの機内コンサート


ぶっちゃけ酒飲みながらじゃ無いと正気度が下がるストーリーを必死に辻褄合わせしようとするのは日本語版吹替声優陣のアドリブ頼り アラン・ドロンは勿論野沢那智さんでパトローニ機長役のジョー・ケネディは小林清志さん 笑顔が邪悪なケビン社長の吹替は昭和世代ならみんな覚えてる城達也さん 他にもベテラン陣が色々頑張ってるけど本当に支離滅裂なストーリーは爆弾破裂しこのままだと空中分解必至なコンコルドをアルプスのスキー場に不時着させるシーンがクライマックス 4度に渡り殺されかけ漸く恋愛脳から目が覚めたらしいマギーのインタビューを自家用ジェットの中で聞いたケビンは拳銃自殺 不時着したコンコルドは燃料漏れで大爆発するも誰も死なず軽傷者のみとなった所で取って付けた様なコンコルドの飛行シーン入りシリーズ最悪な物語は漸くエンドクレジット


しつこいようだけど登場人物は皆"ぽん()"ですので視聴後はまともな創作物で口直しする事をお勧めします 此れに比べたら実写版デビルマンやルパン三世の方がまだマシだとなったら人間終わるぞ(苦笑)



❖オリンピック前の雪解けムード…… 勿論ソ連によるアフガニスタン侵略戦争に抗議し西側は軒並み参加ボイコット 更に始まったイラン革命でそんな雰囲気吹き飛びましたとも ついでに中東戦争で燃料費高騰したからコンコルドの海外セールスは軒並み失敗しました


❖交際相手をコンコルドの乗客乗員ごと口封じしようとしたケビン社長演じた笑顔が邪悪なロバート・ワグナー(吹替担当は城達也さん)は二度結婚と離婚繰り返した元嫁のナタリー・ウッド殺害容疑で2018年にFBI連邦警察に告訴され裁判継続中 他にも色々黒い噂が出ているらしいけど本人既に90歳越えてるから真相が明らかになるかどうかは今の所未定 痴呆症で誤魔化し通す積りらしい



なお航続距離7500kmなコンコルドの太平洋横断は勿論不可能 双発のボーイング787は倍の乗客と貨物積んで17000km飛べるから余裕で横断可能だし着陸の順番待ちもOKだとか

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