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エアポート'75 74年

2023年4/5〜4/6タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿

本当はのべつ幕なしで喋り続けるお笑い芸人のバーニーとかギター片手にいきなり歌い始めるシスター・ルース 何処まで行っても酔っ払い貫くディバニー夫人とか機内上映中にいきなり燃えるアメリカン・グラフィティのフィルムとか本当に小ネタ満載だけど拾えない(泣) もしかして元版は4時間越えかも

【 小型民間機がコクピットにぶつかりパイロット達は全員退場 多くの人々が乗り込む最新鋭ジェット旅客機ボーイング747の墜落阻止はそもそも車すら運転出来ない主任客室乗務員(キャビンアテンダント)なヒロインに託された シチュエーションだけ並べると重く厳しいサスペンスだけど乗客の大半がメンタルがぱかチューブのウマ娘並みで回収不可能なボケかまし突っ込み不在なヴィクトリー倶楽部(てんねんキャラクター)ばかり 映画の完成度とか解決方法が大概脳筋だったから ちょっとズレてたら完璧にコメディだった困った作品 でももうすぐこの未来感溢れる巨大飛行機が世界各地からアメリカへ向け大空を行き来するんだって期待値も有ったから世界中で大ヒット 当時の映画はぶっちゃけ見世物だったしなあ 】


★そういや此方に慣れてるから客室乗務員(キャビンアテンダント)=CA呼びしてるけど当時はスチュワーデスでしたね彼女達の呼称


原題:AIR PORT 1975 空港1975年

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開

原案:アーサー・ヘイリー

ノベライズ版はリンダ・スチュワート著 

1974年に同タイトルで日米同時出版

翻訳版はハヤカワ書房より文庫化⇒即絶版


 令和5年4月5日 輝く空 見上げれば未来、輝く空 見つめれば自由………… ボーイング747ジャンボジェットと言えば当時はまだ惚けてなかった故 森繁久彌さんが1976年に全日空の尾翼のマークだったレオナルド・ダ・ヴィンチの飛行機械のエピソード絡めワクワク感を盛り上げるテレビCMとテーマ曲のシャイニング・スカイ そして日曜朝の定番だった"兼高かおるの世界の旅" "大空港"見ながらストーリー取り纏めてたら色々連鎖反応的に思い出しYouTubeで閲覧 流石に半世紀近く前、しかも家庭用の映像記録媒体が良くて8mmフィルム映写機とか同じく35mmフィルム形式のカメラだった時代だし 確か何処かのCM雑誌ではカメラ使ったモニター越しのアイドル撮影手順なんてものが特集記事組まれてたぐらいだったのでお目当てのCMは短いバージョンしか見付からなかったけど 全日空改めANAのあのテーマソングはしっかり曲だけのバージョンも歌入ってるバージョンもアップされてたので堪能させて頂きました。


当時の私はまだ保育園で脱走王やってた頃 大抵の思い出はぼんやりしてるかなんか我と我が身振り返り、のたうち回りたくなる恥ずかしい黒歴史しか無いから封印してるのだけれど 何故かこの音楽とCMは滅茶苦茶強烈だったんだよ 道路拡張とモノレール建設で今ではアパート建設予定地と変わり果てた生家の上空は普天間基地や嘉手納基地の軍用機専門ルートだったから 夏場に非番の親父に泣き付いて那覇空港から離発着する様々な民間機が低空で飛び交う光景ががぶり付きで見れる瀬長島へドライブ 当時も今も遊泳禁止だけど見付からないようにこっそり海に浸かったり岩場の上で弁当食いながらトライスターやボーイング727に737 此方でしか見れない自衛隊のF-104Jスターファイター戦闘機に歓声上げてました。 


「 ところで父さん、ジャンボジェットは何時飛び立つの 」 咄嗟に笑い堪え聞かない振りしてるクソ親父……………………………………アレ?


惜しむらくは那覇空港が滑走路を3000mまで延長し、ジャンボジェットの離着陸が可能になったのは1986年から 肉眼でその巨体と轟音鳴り響く離着陸風景を瀬長島で楽しめる様になったのは 就職し車やバイク乗り回す様になってからの事 ボッチで歓声上げ見ず知らずの女子高校生や中学生達にクスクス笑われる事に(涙) 


ウィキ閲覧してみても1号機紹介当時は軍輸送機として開発されたものの使い勝手の良さでロッキード社のギャラクシーに完敗 一部が人員輸送やその容量や航続距離に着目した合衆国政府を筆頭に政府専用機として導入されたものの 民間航空会社の上層部が欲しがってたのはSF小説に登場する様な超音速旅客機(コンコルド)で反応はイマイチ だけど販売始めてみたら観光ツアーや航空貨物需要の急増で大量の利用客を荷物共々纏めて運べるその性能が買われその価格と図体にも関わらず半世紀以上のロングセラー 2022年12月まで改良され1574機も製造され多くの国々に売れたのは時代のニーズが合っていたからに他ならない訳です とは言え此れが開発されなければ延々令和5年2月まで続いた成田空港の滑走路延長に伴う強制土地収容のトラブルみたいなものは世界中で発生しなかった訳だし痛し痒しかね そもそもジャンボの後継機として21世紀初頭にEUから大々的に売り出された830名乗りのエアバスA-380が何でああも売れなかったのかも含めその辺りはシリーズ三作目で取り上げてみようかと思います



【 日本語吹替版限定になりますが昭和世代なら聞いてて無言でのたうち回る豪華メンバー 主人公役はチャールストン・ヘストン氏だから勿論納谷悟朗(銭形警部他)さんでパトローニ副社長の吹替は勿論若山富三郎(ジェームズ・ボンド)さん 油断するとツボに嵌り爆笑必至なジム・キャリーの変顔モードなヒロインの吹替はエイリアン2の日本語吹替版で名演技披露した鈴木ひろ子(シガニー・ウィーバー)さん 途中壊滅状態になる操縦士メンバーも昭和版宇宙戦艦ヤマトの伊武雅刀(デスラー総統)さんに富山敬(古代進)さん 謎多きギター使いの尼さん役に至っては池田昌子(メーテル)さんだしモブ扱いのスチュワーデス役の岡本茉利さんは昭和版宇宙戦艦ヤマト2のテレサ役だった方 】


★そりゃあ確かにリアルだけどヒロインがしちゃいけない顔の演技は流石にやり過ぎだと思います 大画面で楽しむ際は要注意


 割と賑やかで華やかだった1作目と違い '75のオープニングは何故かホラー風味 逢魔が時を彷彿させる明け方の世界を飛ぶのは当時の技術じゃ空撮も大変だったろうなとなるボーイング747の巨大な姿 そして舞台は1975年のヴァージニア州ダレス国際空港へ(ワシントン・ダレス国際空港に名前変わったのは82年から) 完成当時はコンクリート建築芸術の極みと言われた独特の造形は2023年の今も基本そのままだけど敢えて此処でロケやったのは撮影当時この空港にしか無かったモバイル・ラウンジと呼ばれる特殊車両 実は2000m⇒3000m級の滑走路延長工事は合衆国内に限り何とか間に合ったものの ジャンボジェットが乗り付ける為の建物=到着ロビー改装工事は大抵の所が間に合わなったから到着ロビーとジャンボの高さに合わせて伸び縮み出来るバスが必要不可欠 なおより豪華で安全性も高い日本版の其れはリムジンバスと呼ばれてます 


ジャンボジェット開発に関わり コロンビア航空社操縦教官から海外セールスや空港改装の相談窓口に抜擢された御年50代のアラン・マードックと其れなりに付き合い長いナンシー・プライアCAは最近主人公(マードック)とすれ違い中 そりゃあ婚約指輪交して延々6年も籍を入れるの先延ばしにしてるんだからアラサーなヒロインが焦り頭に来るのも無理は無い(苦笑) 大勢の利用客が見守る中でのラブシーンから始まる犬も喰わない痴話喧嘩 移動中も芸能マスコミに取り囲まれながら自伝纏めてる名女優のグロリア・スワンソン 乗り物酔いするぐらいなら酒で酔っちまえと空港ラウンジで祝杯上げてるオジサン3人と意気投合し酔っ払うディバニー夫人 初めてのジャンボに内心はしゃいでる親子程歳離れた尼さんコンビ(ルースとベアトリス) 肝臓移植でこの便にのるアボット母子の御世話係として乗り込むコロンビア航空社重役スコット・フリーマンは心労気味 前作同様に沢山の登場人物による書いてて滅茶苦茶面倒臭い小ネタも満載だけど キリ無いのでバッサリ省略 後年こんな描写まんまパロディで再利用されてるので興味有る奇特なお客様は本編見てお楽しみを


東部ヴァージニア州を深夜出発 片道ざっと5000kmを越える合衆国を一晩がかりで西へ飛び 明け方ロサンゼルス国際空港に着陸する筈だった乗員乗客120余名を乗せたコロンビア航空409便は 西海岸全域が視界ゼロメートルの濃霧と季節外れも良いとこな大雨により空路変更 ロッキー山脈を挟んでほぼ万年カンカン照りな内陸部ユタ州はソルトレイク・シティに着陸地を変更する事に 1986年までTCASと呼ばれる空中衝突防止装置は軍民何処の航空機も搭載しておらず 飛行機同士の衝突事故に対する警戒はパイロットの肉眼と位置情報システム(トランスポンダ)とレーダー画像で混み合う空を管理してる管制官頼り 同じ頃、ネバダ州で友人等と数十年振りの交友深めてた会社経営者スコット・フリーマンは同じく自宅へ自家用機でロサンゼルスへ向かう途中に嵐に遭遇 体調も何か悪いけどそのまま空路ソルトレイク・シティへ向かう最中に心筋梗塞に襲われ死亡しタイミング悪く着陸コースに向かってた409便のコクピットを掠め墜落 ユリアス副操縦士とジュリアス航空機関士は即死 ステイシー機長は瀕死の重傷 幸いコクピット後ろの二階ラウンジには誰も居なかったから乗客の犠牲は避けられたもののみんなパニック状態 


かなり強引な展開だけど偶々コクピットに駆け付けたヒロイン(ナンシー)に乗客の命は託されることになる 物語中盤に漸く登場した本シリーズの常連キャラ=ジョー・パトローニは前作の整備主任から例えど田舎とは言えユタ州のコロンビア航空社副社長 409便にはニューヨークから此処に戻る予定だった妻のヘレンと独り息子が乗っている …………おい!上の3人は何処行った!! そもそも嫁が明らかに別人じやねーかと突っ込んではいけない(苦笑) フィクションだからね此れ 慌てて駆け付けた主人公(マードック)と共に無線機で連絡取りながらなヒロインの旋回飛行で何とかロッキー山脈に体当たりは避けられたものの 燃料漏れてるし自動操縦と自転車すら未経験なヒロイン任せでは大惨事は免れ得ない パトローニの伝手とゴリ押し使い空軍が全面協力 その間も客席で発生してる小芝居その他はバッサリカットするけど 空中給油のやり方で行われたアレクサンダー少佐による大型ヘリからぶら下がっての最初のジャンボ機乗り込みは安全ベルト千切れた少佐がそのままパラシュート無しでスカイダイビングし大失敗 殆どヤケクソ気味な主人公による二度目のチャレンジは血塗れになりながらも愛の力で何とか成功


燃料タレ流しで計器類も大半がおじゃん もしかしたら着陸脚(ランディングギア)やブレーキも駄目かも知れない 「 だから此れ何とかしたら結婚しよう 」 まぁ色々有ったけどどうにかなりました ソルトレイク・シティ空港の滑走路ぎりぎりまで使い生還果たした409便から脱出する殆ど小ネタ要員な乗客達のミニコント挟みつつ ボロボロの操縦席でキス交わした主人公とヒロインは直付けされたタラップから地上へ向け降り立つシーンでこの物語は大団円



吹きっ晒しの操縦席で出演シーンの大半がチンパンジーの威嚇ポーズ(苦笑) ヒロインのイメージ思いっ切りブチ壊しな罰ゲームみたいな試写見て誰か突っ込む奴居なかったのか本当に謎です 思いっ切りうろ覚えだけどワンピースにこんな変顔キャラ居なかったけ


初評価頂きましたいいねも含めポイントありがとう御座います エアポートシリーズなんてマイナー或いは今ではイロモノ扱いだから絶対ウケないと思ってました(苦笑)

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