表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/104

狂っちゃいないぜ 99年

2024年1/8〜1/9タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿

航空管制官のお仕事紹介コメディなので此処に置いときます どうやら羽田空港第三滑走路の衝突炎上事故は管制官の紛らわしい指示を海保機の乗組員達が誤解した可能性が大となりました とは言え未だ事故調査委員会の結論は出てません

【 飛行高度や方向指示をうっかり読み間違えたり言い間違えると空中衝突で1度に数百名が彼の世行きになるし 滑走路塞ぐと数万人単位の遅延や空席待ちが発生する 地下鉄含む鉄道網や高速道路に関わるお仕事も大変だけど万が一のミスを許されない仕事はとかくストレス溜まるから壊れる輩が滅茶苦茶多い 滑り気味なコメディ&お仕事紹介映画だけど娯楽作品としてはどうだろう(汗) 】


★令和6年新春2日起きた羽田空港の旅客機と海保機衝突炎上事故報道見てて少し興味抱いたから借りたのだけれど 日本語吹替ないとそもそも見なかったかも(苦笑) 出来りゃこういうのはオートメーション化したいよね 人的間違いのリスクが高過ぎる


原題:PUSHING TIN

本来は顎を引け=もっとシャンとしろ の意だけど

業界用語で離発着のスケジュール詰めろとなるそうな

アメリカ 劇場公開作品

2000年 日本 劇場公開


 令和6年1月8日成人の日 今回はネットニュースや動画投稿サイトで事情通の積りでいるらしい例の公共機関ペット同伴を主張する芸能人等を条件反射で一方的に悪しざまに罵る考え無しのアホウに少し腹がたったのでこんな前振りを 私自身5匹の半野良と家猫の面倒見てる立場だから気持ちは分かるけど 今回のJAL新千歳発羽田空港行きの便と海保機の衝突炎上事故を踏まえ 何とかペットを機内同伴出来ないかなんてコメント書いた彼等彼女等を責めるのは流石に恥ずかしく無いかな 安易に敵味方に区分けしても互いに意固地になってるから時間の無駄だぞ 


とは言え公共機関で貨物室に閉じ込めなんてストレス溜まりそうだから私は居候が生きてる間はなるべく自宅で そうでない場合は留守頼む親族やペットホテルに頼るべきだと思います 家の猫共は車に乗せ定期検診とか予防接種に連れて行くだけでも疲労困憊状態になるし犬飼ってた頃は往復20km程度なら散歩がてら脚伸ばす形で歩いて通ってたし奴等車酔いしたんだよ ましてや飛行機や船なんて絶対無理 三宅島噴火みたいに此処に残せば死ぬなんて状況に陥らない限りそんな悪手は御免こうむる


此れ未だ事故原因は未確定だけどアスファルト修復と事故機の撤去終わり 今日から羽田空港第三滑走路の運用再開したとかで小見出しにも書いた通りこんなお仕事紹介映画を取り上げてみようかと 惜しむらくはギャグが滑ってるから"ポリスアカデミー"みたいにシリーズ化はされなかった 日本語吹替版は色々声優さん達が頑張って面白くしようと努力してますが とかく本来のストーリーが何処か中途半端なのでいまいち決まらない 具体的にはお色気担当がケバ娘なアンジェリーナ・ジョリーだし正ヒロインが人妻で外見も無難なケイト・ブランシェットさんだと絵的に萌えない という訳で出演者のファン以外はあまりお勧め出来ません まぁ私みたいに偶には毒にも薬にもならない作品ダラダラ見たい珍客向けです



【 合衆国開拓時代〜第1次世界大戦中の便乗値上げの恨みつらみから 合衆国政府のみならず4大自動車メーカーからも徹底的に冷遇された鉄道機関の分まで貨物配送等の負担が右肩上がりな国内線と国際線航空産業 特に東部で人と物流が殺到するニューヨークとその近隣の航空管制官に課せられた責務は下手な政治家なんかとは比べものにならない程度に重い 例え100万回ミス無しでやって来れても たった1度のミスで何もかも台無しとなるのだから 】


★本作の登場人物のイカれた振る舞いに思い切り翻弄されるので出来れば2回見ることをお勧めします この映画公開されて2年後、まさか嫌がらせ目的じゃなく本当にテロが起きるとはね オープニングとエンディングに世界貿易センタービルが映り込むんだよこの映画


 ニューヨークはマンハッタン島に有るJFK国際空港とラガーディア国際空港そして隣接するニュージャージー州のニューアーク・リバティ国際空港 其々が年33万回越える国際路線に国内線、果ては個人所有の小型飛行機や会社所有のプライベートジェット機に沿岸警備隊のパトロール機等の誘導を取り仕切るのはTRACONと呼ばれる数十人の管制官を押し込めた建物 当時は小学生の職場見学ツアーが定期的に行われる等、割と開けっぴろげな安全管理体制だったけど今は多分ホワイトハウスに忍び込むより困難な最後の砦 ストレスに耐えられず精神病んだり色々ぶっ壊れた管制官ばかりが生き残れるその職場で 御年33歳のニック・ファールソンは週1の精神科医のカウンセリングも薬物やアルコール依存とも無縁で勤務歴12年を経過しても離婚もせず夫婦円満な生活送る正真正銘のイカレさんだった 


中居正広がもし彼の歌を聞いたらもう少しまともに音程合わせて歌えないのかとドロップキックかましそうな音痴だけど 下手なパズル顔負けなこんがらがった空路を整理し日に800回の離着陸を取り仕切るニックは年10万ドルを数時間の激務で稼ぎ出す人生の勝ち組 フランス語習得レッスンと絵画教室に通う妻コニーとの間に設けたのは1男1女 最近の悩みは私立の名門小学校に通う子供達が父親の血引いたのか注意力散漫でサヴァン症候群の予備軍なぐらい そんな彼にToLOVEる(字間違えた(笑))は降り掛かる 管制ミスを2回仕出かし長期休暇兼精神科医のカウンセリングに入った同僚の後釜となったのは遠くデンバーから此処ニューヨークに移住し 管制センターに見習いとして再就職果たしたラッセル・ベル44歳 


今日から俺が此処のトップ管制官だと言わんばかりに 仲間を車に便乗させ職場までマイカー通いの主人公をいきなりバイクで煽り追い抜いたラッセルはまるで主人公の上位互換 乱暴な口振りと居丈高な態度……実は極端な人見知りで親子程歳の離れた19歳の妻メアリー・ベルのアルコール依存に悩んでいるだけだったのだがチョクトー族の血を引き寡黙で強面な天敵(ラッセル)に主人公が一方的に劣等感を抱くことに 管制官とその家族の親睦会を兼ねたバーベキューパーティーにラッセルの嫁メアリー・ベルが登場 場違いにも黒いレザー生地のミニスカ履いて大阪のおばちゃんみたく豹柄のジャケットにピチピチタンクトップ 全身あちこちに彫り込まれたタトゥに圧倒される主人公達の妻軍団 ちなみに殆どのメンバーが再婚か再々婚 初婚貫き通してるのは主人公とラッセルだけだと判明 


で……(コニー)は酒も煙草もやらずストイックに生きる天敵(ラッセル)に魅せられ天敵宅へフランス語学びに通う様になり 主人公(ニック)はスーパーで買い物カートに思わず引く量のスミノフウォッカの大瓶山積みし泣き崩れてるラッセル嫁(メアリー・ベル)の相談乗ったらうっかり肉体関係持ってしまいややこしい事態に 元々(メアリー)と結婚するまでは度々同僚の妻寝取り転勤や再就職繰り返してたラッセルは素直に自分の配慮が足りなかったと反省し殺されるかもと覚悟決め謝りにやって来た主人公の謝罪を受け入れるがわだかまりは収まらなかった 結婚12年目にして初めての浮気がコニーにばれて家庭内離婚状態のニックはもしかしたら(コニー)天敵(ラッセル)と関係持つのではと疑心暗鬼 そんな最中、管制官施設に時限爆弾を仕掛けたと匿名のテロ予告 


上空は吹雪による視界不良で管制指示無しでは空中衝突は必至 殴り合いの喧嘩寸前で爆破予告のギリギリまで飛行機を誘導することになったのは主人公とラッセル SWATチームや爆発物処理班が必死に建物を捜索し周りには大勢のマスコミがテレビ生中継で取り囲む中、タイムリミットの午後4時ギリギリまで旅客機の避難誘導を指示し続ける主人公達 もしかしたら爆弾テロで死ぬかもと先に音を上げたのはニック 独り建物の中で冷静に航空管制官の業務を全うするラッセル 結局爆破予告はブラフだった 多くのマスコミとテレビカメラが見守る中でパニック起こし醜態晒した主人公は徐々に壊れてゆく コニーは二人の子供連れ実家へ帰り職場では2度の管制ミスを仕出かし強制休養 自堕落な日々過ごし多少は落ち着いた主人公に同僚から告げられた天敵(ラッセル)の退職と元居た職場デンバー管制施設での再就職 半年振りに故郷に戻りアルコール依存症から立ち直ったラッセル嫁(メアリー・ベル)と連絡取り 山奥で独り渓流釣りに勤しむ歳上の先輩(ラッセル・ベル)と仲直りし悩みを吐露


周囲の人々から変人扱いされ続けてるラッセルが思い悩んだ時、必ずやるのが命懸けの度胸試し=旅客機の離着陸訓練滑走路でジェットエンジンの噴流(最大風速300m相当 なおB-747だから✕4つ分)に吹き飛ばされてみること 共に空を舞い砂地に叩き付けられた彼等に最早わだかまりなんか存在しない 職場復帰した主人公は最初はイヤホンマイクを差し込むのも手が震える程恐怖感に駆られていたが気がきいてるんだか効かないんだかな阿呆な同僚達が主人公を怒らせる為にわざと賭けやってた事実知らされ立ち直る 数週間後、実家から荷物取りに戻る口実でニューヨーク行きの飛行機に乗る妻と寄りを戻すため一世一代の大芝居 何か昔のハリウッドのコメディ映画を彷彿させるベタなオールディーズのラブソングを無線越しに歌う主人公の背中押す様に合唱する管制官達 仲直り早々無線で妻といちゃつく主人公達の歯の浮くような会話を地上から見守る様なツインタワー=世界貿易センタービルと摩天楼がひしめくマンハッタン島の空を飛ぶ旅客機をバックに物語はエンドクレジットへ


❖頭パッパラーな輩がかなり多いアメリカ人に「 こいつ頭可笑しいと1発で理解させる手段が車のバック駐車 」 沖縄で軍や軍属が乗っている事示す"Yナンバー"の車見てると分かるけど奴等の運転能力はブレーキとアクセル踏み間違える高齢者や初心者マーク付けた怖いから目をつぶり運転するおばちゃんドライバー以下 地元の人間はYナンバー見掛けたら倍の車間距離取れと運転免許試験場で警告されます 奴等に言わせると狭い車庫に車擦らず停めたりバックで駐車する日本人とイギリス人はバケモノか変人扱いです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ