熱いトタン屋根の猫 58年
2024年4/25〜4/27 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 晩年のエリザベス・テイラーさんには某デヴィ夫人彷彿させる濃いオバサンのイメージしか無かったので中々手を伸ばす気にはならなかったけど とある作品を色々調べてたら見てないのは勿体ないと書いてあったのでレンタルしサーバーに
【 本当は多分1代限りで力尽きそうな豪農で単なる田舎の成上り者なのにまるで貴族みたいな物言いする義父は末期癌 義父母にとことん嫌われてる下卑た長男夫妻は跡継ぎ気取り 肝心要の高貴な次男は隠れホモでパートナーを嫁に寝盗られ酒浸り まるで真夏日のトタン屋根の上で動けない進退窮まった猫の気分 窮地に追い遣られたヒロインはどう逆転勝利を掴み取る そういや"ビバリーヒルズ青春白書"で此れの舞台劇演ろうなんてエピソード有りましたね 】
★隠れホモな人気戯曲家の舞台劇を名優集めて映画化 ツイフェミが此れ見たら逆ギレ全開どころかテロやりかねないのでBSでも多分放映難しいらしい 結果有料NET配信となってるそんな物語 昔の普通なメロドラマなんだけどね
原題:CAT ONA HOT TIN ROOF
熱いまたはやけたトタン屋根の猫
アメリカ 劇場公開作品
1959年 日本 劇場公開
原作:テネシー・ウィリアムズ 戯曲Cat Ona Hot Tin Roof 1955年
翻訳版は新潮社にて1957年出版 1959年文庫化
1999年再翻訳版 文庫発売
❖レンタルもかなり困難になってます
令和6年4月25日 深夜3時に宮古島で全島規模の大規模停電 当初は原因不明で事態打開の目処も全く皆無な状況だったけどお昼過ぎに殆どの家屋が復旧 此処沖縄本島はそこそこ涼しいレベルだけど台湾に程近い所は既に日中の最高気温が30度近く逝ってるしあの島は電気無いとポンプ動かせないから水すら飲めないので一安心という所かと 今月初めに篠田節子先生の"失われた岬"で中国海警局による電磁パルス使った防衛システムの無効化攻撃から南西諸島侵略の始まりなんてエピソードあったのでまさかねと思いつつヒヤヒヤしてたのは此処だけの話にしておきます どうも原因は発電所内の母線と呼ばれる送電設備 部品変えたら復旧してます
以前からNETニュースでそこそこ目に触れてはいたものの 総額1億5000万もの大金をパパ活とやらに貢いだ2人の被害者 詐欺行為のノウハウを嬉々として動画サイトで流布してた"頂き女子リリちゃんこと渡辺真依被告" そんな馬鹿女操り少なくとも3850万を貢がせたホスト崩れの田中裕志被告とやら ついでにそんな屑を持て囃し動画バズるかもと獄中日記書かせてる正直さっさとしんでくれとすら思った崇拝者達も心底見下げ果ててた件の第1審判決が4月22日に漸く名古屋地裁で言い渡されました 法廷舐め腐った馬鹿女に検察側は懲役13年罰金1200万を求めたものの裁判所が下した判決は懲役9年と罰金たった800万 たった9年でも収監されたら賞味期限終わると渡辺被告は過呼吸起こして暴れ回る等の抵抗した様ですがやっぱり控訴するのかな? 勿論此れから民事訴求の裁判も始まるので未だ審問中なホスト崩れ諸共地獄見ろ
その昔、アニメ雑誌?OUTの読者投稿常連さんで色々有ってアメリカに留学 ホームステイ先で旦那見付けて彼の国に事実上生活の拠点置いてた先達が アメリカのイケメンは大概同性愛者 そんな事になってる理由があっちじゃ下手な野郎より粗忽でガサツな性別上は女なイロモノ増えた とかく何もかも男が配慮し気疲れするなんて冗談めいたマンガエッセイを80年代終わりから90年代初め頃描いてたけど 其れは案外第二次世界大戦前から始まっていたのかも ぶっちゃけ日本なんかより遥かに見た目と収入で男差別してるし何よりも欧米は同調圧力が酷過ぎる 男女のヒエラルキーがアメリカンフットボールのクオーターバックとチアリーダーが頂点な辺り人生舐めてるのにも程がある 家父長制を憎みその崩壊をテーマにした戯曲を書き続けたテネシー・ウィリアムズ 生まれ故郷ミシシッピー州舞台に少しだけ自身の体験切り売りしてるのが本作になるそうだけど 無理矢理ハッピーエンドにしたのは赤狩りによる規制 今ならもっと陰惨なオチになった筈
【 という訳で高尚な文学作品風のスタッフ&出演者ロールから始まるこの映画 前振りにも書いたけど 私は可笑しくも無いのに愛想笑い浮かべ酒に呑まれ自滅する間抜けが滅茶苦茶嫌いです 何故か此れ迄見たポール・ニューマンさんが主役扱いで出る映画って大概そんなキャラクターばかり 狂信者かぐでんぐでんに酔っ払い正気うしなってたり或いは二日酔いでグロッキー ついでに大概隠れホモなのは本人の希望なのかと色々勘繰りたくもなります 】
★日本含む海外じゃ酔っ払い運転は言語道断の犯罪行為 だけどやったのがアメリカ合衆国内で仕出かしたのが白人だと黒人や先住民の子供轢逃げやっても裁判で中々立件出来ないらしい 裁判員制度で温情判決出るんだとさ
かつては高校アメフト界の人気クオーターバック 怪我で引退余儀なくされプロへの夢絶たれ○○年 ぶっちゃけどんな有能なスタープレイヤーだって30越えたら余程の弛まぬ努力重ねなければ即座に現役引退だし この物語の色々面倒臭い問題児な次男坊ブリック・ポリットは第2の人生に踏み出す程には割り切れず 延々燻ったまま三十路に突入してる単なる無職のマダオ様(演じたポール・ニューマンさんはこの業界飛び込むため実家売払い背水の陣で挑んでた) 酒で理性飛ぶまで酔っ払い何処となくコロシアム連想させるスタジアムに車乗入れ幻の歓声に背中押される様に始めたのは事もあろうにハードル飛び 案の定ひっくり返り左脚を骨折 結果ブリックは延々3週間に渡る入院治療を余儀なくされる
1958年5月26日ミシシッピー州コロンバス 僅か1代でホームレスから大規模農園主へと激動の時代を成り上がったポリット家の豪邸で行われているのは、南軍戦没将兵追悼記念日にかこつけた長男嫁メイ率いる下卑た5匹の子供達によるらんちき騒ぎ 強面な癖に気弱な長男グーパーは傲慢な兄嫁の言いなりで育児に関しては嫁に丸投げ 普段から実家に顔出さず南部の社交界からも白眼視されてる長男夫妻と品性下劣なクソガキ共がポリット家の次期後継者になった日には没落一直線 だがポリット家の将来を憂う次男嫁マギーにも付け込まれる弱味が有った 豪農の次男坊だけどイケメンで人格的には当主の器な夫ブリックは実は隠れホモ 大学時代のフットボール仲間でおホモ達のスキッパーに夢中だった夫とは結婚後もずっとセックスレス(50年代の映画だから言い回しで誤魔化してます)
次男が隠れホモなのは知っている だけど何としても後継者を産めと現当主ビッグダディに無茶振りされたマギーはスキッパーと1夜限りの間違いを犯す だがその後NTRが発覚し痴話喧嘩の末におホモ達は自殺 ブリックはますます酒浸りとなり夫婦関係は既に冷え切ったまま 定期的に行われる都市の大病院へ飛行機繰り出しての検査入院 御年65歳、そろそろ後継者決めなければ色々揉めるお年頃となったビッグダディに告げられたのは当時は不治の病扱いだった癌宣告 という訳で罷り間違っても後継者にしたくない長男夫妻に何処までもセメント対応なビッグダディ夫妻 退院したのものの片脚は松葉杖 更に面倒臭さ拗らせた次男に何故妻抱かない子供作らない後継者になりたがらないと責めるビッグダディ 嫁は嫁で"横溝正史の金田一耕助シリーズ"に登場してくるやられたら3倍返しな気の強い悪役令嬢キャラなのでほぼ全編に渡りギスギスした遣り取りが開催されるその手のドラマが大好きなお客様ならたまらない"牡丹と薔薇"仕様
まぁ散々揉めた挙げ句、俺アイツの事どうこう以前に何も知らないんだと気付いたブリックが妻と此れから子作り励むぞとなるハッピーエンド 冷静に突っ込ませて貰うと本当に心底憎み合ってる相手となんか会話すら成立しないのだけどな とにかくハリウッドと非米委員会の検閲に耐えられる様にかなり持って回った言い回しでストーリーが進むので終始じれったい 此れがスクリューボール・コメディなら徹頭徹尾馬鹿に走れるけど原作者に怒られるからそれも駄目 よって私は早回しで本作見ることになりました テネシー・ウィリアムズさんの他の作品がレンタルで出てたら今回の挫折踏まえて再チャレンジ予定
❖取り敢えず某バラエティ番組のイメージ強過ぎてビッグダディと字幕で出て来る度にあの貧乏子沢山で割とDQN気味なオッサンの顔浮かんでシリアスモードの視聴は不可能です 本作の件で色々情報収集してて判明したけどポール・ニューマンさんって"エデンの東"で主役デビューする筈だったのな ジェームス・ディーンさんに美味しい所持ってかれ苦しんだ末にやっと掴んだ藁が此れ