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ディセント 05年

2023年6/11〜6/12タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

【 学生時代からの付き合いならともかく 基本私利私欲でつるみがちな成人男性の友情なんざ嘘っぱちで其れが成人女性ならば尚の事 洞窟探検(ケイブダイビング)なる気力体力要求されるアクティビティを初体験 勧めた友人が脳筋で考え無しの阿呆だったせいでメンバー全員地中深くの世界で生地獄味わうシチュエーションホラー 狭いところが苦手で灯り1つ無い暗闇が駄目 ついでに得体の知れないバケモノの集団に殺され食われそうになるけど一番怖いのは…………となるトラウマ作品 多分ベースになったのはバート・レイノルズがDQN役演じた激流下りでいきなりサバイバルなカルト映画 "脱出/DELIVERANCE 72年" かな? 】


★取り上げるの後回しにしてたけど内容微妙な続編やら外伝やらどんどんレンタル店から消えてますので苦手克服兼ねてレンタル なおDVD版は初体験


原題:THE DECENT

降りる或いは転落の意

イギリス 劇場公開作品

2006年日本/アメリカ 劇場公開

❖R15作品


 令和5年6月11日 すいませんうっかり体調崩し危うく死に掛ける所でした。 別に不摂生の末と言う訳ではなく平成27年半ば頃に肺炎〜心肺停止状態で救急搬送された時に患った精神的な後遺症によるもので 狭い空間……具体的には車の中に入るとパニック症状出て呼吸困難になるのをすっかり忘れた頃にやらかしましてえらい目に 何とか我慢して固定資産税に関わる色んな書類手続きを取り引き相手と不動産屋で済ましたものの家に帰って来る頃には顔色土気色で全身汗塗れ こんな前振り書いてる6/11〜6/12深夜辺りまで家の中に居るのも落ち着かない状態だったのでなるべく外で過ごしてたんだけど漸く落ち着いた所です なんか身体中あちこち蕁麻疹出て掻き毟ってたから血塗れだよこんちくしょう 


モノレール開通してからは外出は専ら其れと原付バイクに頼ってたので発症しなかったけど未だ駄目だったんだな 夜も定例の飲み会あったから体調悪いの押して参加 結果日曜日は殆どぶっ倒れてましたとも 調子悪いと酒ぐらいじゃどうにもならん 全く酔えない状態で帰宅したものの屋根の有る部屋にも忌避感抱いて入れず閉口したよ 体調不良に追い討ち掛けてるのが此処1週間続く熱帯夜 窓締め切るのも怖いから冷房機器は此処8年ばかりは扇風機頼り 目が覚めたら全身汗塗れなのは言うに及ばずですね つー訳で今回紹介するのは前回投稿した"カタコンベ"でも予告した通り閉所恐怖症で暗所恐怖症にはトラウマモノなシチュエーションホラーなこんな作品を 実は自らレンタルし視聴した訳じゃなくこの作品お勧めだと日本語吹き替え版のビデオ貸してくれたのは会社の同僚で当時取引先のアイドル扱いだった女性から 旦那子供居ますので断じて恋愛関係やそんな感情も有りません 


『 ○○さんは女性に夢を見過ぎです この映画で女心学んで下さい。 』


2005年当時、高校時代から大学卒業まで女所帯で暮らしてた同僚から 思い切りヤサグレた表情とそんな感じの物言いで販売されたばかりのビデオ託された私は偶々久し振りの週末の夜に阿鼻叫喚の地獄絵図を画面越しで追体験する事に(笑) バケモノ……確かにワラワラ出てたけど女性6人のギスギスした人間関係と罵り合いの果てに起きたアレはなぁ バケモノなんかより遥かに恐ろしかったとだけ書いときます ちなみに続編? 嫌過ぎて見てません でも10年振りに続き出たシリーズ4作目もうっかり借りて来たので此れから借りて来る予定 アニメ"進撃の巨人"と一緒で知らないままでいる方が後悔するでしょうし



【 年に2度のハメ外し 理解有る夫に娘を託しこの物語の主人公(ヒロイン)サラ・カーターがその年堪能したのは例え準備万端でも事故死や大怪我負う事も多い渓流下り オープニング見てても薄々気付くだろうけど 毎年手を変え品を変え山登りだのスカイダイビングに興じる5人の女+アルファとなるゲスト達の中で旦那に子供まで居て毎年送り迎えしてくれてるのはサラ1人 彼女たちがどう知り合って日本ならバラエティタレントが挑戦する様なマッチョなアクティビティに興じることになったのかは説明省かれている ちなみに幾ら欧米でもこんな遊び出来るのはほんの一握りのセレブだけ オフロード仕様な彼女達の車も普通の勤め人ならまず買えません 】


★ランドローバーもベンツの4WDも本当にセレブ向け 流石に外車詳しくないから細かい形式は分かりません


 この物語はシチュエーションホラーで有る以上、上げて落とすのはお約束 疲労困憊な夫ポール・カーターの前方不注意で車は蛇行運転 助手席からもうすぐ5歳の誕生日迎える娘ジェシカに構っていたサラは反対車線から向かってくるワゴン車に気付くの送れ正面衝突 最悪な事にワゴン車に積まれていたのは固定されて無い鉄パイプだったからフロントガラス突き抜けた其れでみんな串刺しに 数日後漸く意識を取り戻したサラは1人生き残り錯乱状態 舞台は其れから1年後のアメリカ合衆国東北部アパラチア山脈へ 年の大半が大雪に覆われるアメリカ合衆国内だけでも4州またぐ巨木に覆われたこの地方は発見されているだけでも15000もの鍾乳洞と大穴が口を開ける自然保護区 勿論その殆どが崩落やら火山活動による有毒ガスの危険性が付き物だから事前に管轄地域の森林レンジャーにケイブダイビングする場所を申請しいざという時は救援が駆け付けられる体制を取らないと入山すら許可されない 冒険者気取りで穴に落ち死体は野性動物の餌食なんて事案は数え切れない程存在する 


夫と娘の喪に服し罪悪感と絶え間なく襲い掛かる悪夢から精神安定剤を常用しているサラが冒険ごっこに再び参加したのは親友ベスの呼び掛けに応じての事 チームのリーダー気取りのジュノ・カプランに姉レベッカと妹サムのオブライエン姉妹の大歓迎 ジュノの知り合いでベース・ジャンパーやってるホーリー・ミルズを加え6人で行なう今回の冒険は観光鍾乳洞で安全確認も済んでいるボアム洞窟 普通なら何事もなく終わる筈の冒険譚だったが 1年前の事故以来何処か自暴自棄気味なジュノが狙ったのは偶々事前探索で見付けた未発見の鍾乳洞 勿論レンジャーにはボアムに降りる届け出提出してるのでもし事故が起きたら万事休す イキりキャラなホリーの独断専行と不注意から手に大怪我 精神的に不安要因抱え込んだままなサラが抜け穴に詰まる等、様々な判断ミスの末に出入り口が崩落 地下約3km地点の光すら届かない風穴だらけの鍾乳洞に閉じ込められる形となった6人は偶々発見した何者かが残した100年以上前のハーケン 壁面に描かれた鍾乳洞の地図を参考に脱出口へ向かうが 此処に居たのは彼女達だけでは無かった 


リン鉱石の発光を地上からの太陽光だと勘違いしたホーリーがまたしても独断専行 其処で主人公達が目の当たりにしたのはこの鍾乳洞を住み家とする眼が退化した人間の亜種の様なバケモノ達に捕食され棄てられた無数の獣達の骨 うっかり風穴に転落したホーリーは今度は片脚を骨折 飛び出した骨を元に戻し添え木当てるため治療してたら血の臭いと叫び声に集まったバケモノ達に襲われ6人は其々散り散りバラバラに 真っ先に喉笛食い千切られたホーリーは即死 捕食した獲物持ち帰ろうとするバケモノを相手に組み合ったジュノは咄嗟に御守り代わりに持ち歩くピッケル使いバケモノを殺害したもののパニック状態の彼女は背中から現れたベスの喉笛にうっかりピッケルを突き立てる 瀕死のベスを見捨てて暗闇の中に消えるジュノ 昏倒し独りゴミ捨て場に取り残されたサラは骨と白骨死体から毟り取ったボロ布と燃料使い松明を確保 皮肉にもバケモノ達が眼を退化させ音と血の臭いで獲物を捕らえる事に最初に気付いたのは彼女だった 数体のバケモノに貪り食われるホーリーを発見 瀕死のベスに頼まれ彼女を安楽死させる際聞かされたあの事故の真相 ジュノがサラを冒険ごっこに誘った目的は彼女の夫ポールと逢瀬重ねるため


ポールが居眠り運転した原因は帰る直前まであれやこれなエロい事やった末 実はベスを始め当の本人以外はみんな知っていたらしい オブライエン姉妹に合流したジュノは取り残されたままのサラを探そうと頼み込むが錯乱状態のレベッカもサムも聞く耳を持たない 其処へ再び現れたバケモノの群れ 最初にサラが殺されレベッカも乱戦の中でバケモノ達の餌食に 戦いながら独り逃げ回るジュノの前に現れたのは既に何匹もバケモノ達を殺し文字通り正気を失った血塗れのサラ 2人vs多数のバケモノ相手に殺し合い 隙を突いてジュノを囮に独り洞窟の外へ這い出る主人公(ヒロイン) 誰も居ない山野を駆け抜け転げ落ちる等して満身創痍で見付けた自分達の車 途中漸く車が通り掛かる舗装道路まで辿り着いたサラは本当にあの地獄から生還したのか? もしかしたら此れは覚めない悪夢 そんな感じでバッドエンドともトゥルーエンドとも取れる描写を最後に物語は結末を迎える。



❖ぶっちゃけヤリ逃げ上等なホラー映画だし 恐らくビデオからそのままDVDにソフト落とし込んでる作品なのでそろそろラインナップから抹消されそうなレンタル用は英語&日本語字幕のみ 吹き替え版は恐らくセル用かBlu-rayのみ 予算の都合で実はオールイギリスロケ&同スタジオ撮影 多分続編も同じシチュエーションかな

まんま前話"カタコンベ 04年"をホラー映画に改稿した物語の様だけど多分偶然です ハリーポッターシリーズと魔術士オーフェンシリーズみたいにイギリスと日本は色々題材が被りやすいのですよ 案外夢でリンクしてたりするのかも(苦笑)

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