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第5話 素材集めへ!

初鍛治を無事に完了させた私は、現在街をぶらぶらと歩いていた。

私の生産職を選ぶメインの理由となった鍛治は体験したから、次は何をしようかと迷っていた。

そういえば、生産職って鍛治だけじゃなくて何か他の物も作れるんだっけ?と思い出した。

そして近くを見渡すと、薬の絵が描かれた看板を目にした。

看板がついているということは確実に何かイベントか買い物か、それともまた生産職に関係する何かだろうと目星を付けた私は、そのお店の中へと入っていった。

その店はを見渡すと回復薬っぽい見た目の液体が入った瓶があり、そしてその店主はいかにも魔女!っていう感じの女性の方がいて、これはもしかして薬を調合できたり?って思ったり?

「こんにちは、ここに来るのは初めてよね?今日はどんな用事かしら?」

と話しかけられると、選択肢みたいなものが表示された。

――――――――――――――――――――――――

・商品を購入する

・調合する(生産職専用)

・特に用事はない

――――――――――――――――――――――――

おお、いかにもゲームのショップの選択肢って感じ。

んで、真ん中に「調合する」ってあることは、薬剤を作れるってことだよね?

じゃあ早速調合のやり方を教えてもらおう!

「調合の仕方を教えてください!」

よーし、鍛治も成功したんだから、調合も頑張るぞー!

「分かったわ、じゃあ、薬草は持ってるかしら?」

あっ、やばっ、持ってない…。

っていうかよーく考えてみればそうだよね、鍛治をする時に鉄鉱石を要求されたんだから、まぁそりゃ何かしらの素材はいるよね。

「す、すいません、持ってなくて…」

ととりあえず正直に答えることにした。

もしかしたら「なら仕方がないわね、素材はこちらで用意するから早速やってみましょう」っていうパターンなのかも?と期待した。

「あいにく今は薬草の在庫が少なくてね…こちらでは用意出来ないのよ。そうだ、なら調合を教えてあげる代わりに薬草を10個持って来てくれない?」

と言われると、

――――――――――――――――――――――――

「クエスト『魔女の頼み』が発生しました。受注しますか?」

――――――――――――――――――――――――

という画面が現れた。

なーるほど…?つまりはこのクエストを完了させれば調合が出来るんだよね?

なら道は1つしかないよね!

「はい、分かりました!」

――――――――――――――――――――――――

「クエスト『魔女の頼み』を受注しました。」

――――――――――――――――――――――――

「ありがとう。ならここから西に行った所に森があるの。そこに薬草が生えているから、取ってきて頂戴。」

ここから西ね、了解了解!と手を振って森へと向かっていった。

まぁちょっと薬草を取っていくだけだし、まぁ大丈夫でしょ!

…そう、本当に薬草を取りに行くだけの予定だった。

だからこそ安全第一に、かつ早く終わらせようと思った。

だって生産職だから戦うのはあんまり合ってない気がするし、そもそも調合を早くやりたかったからね。

それなのに…どうして…?

「…誰か助けてくださーい!!!」

と私は森の中でロングソードを構えながら獰猛な狼5体と対峙していた。

一体私に何があったのか?

それは森に入った少し後まで遡る…


――――――――――――――――――――――――

「おー!きれーい!」

とそこら中に花が咲いた道を歩きながらそう思った。

薬草はまだ見つかってないけど、まぁいつか見つかるだろうし、それよりもこの景色を少し堪能したい!と花を追いかけるように奥へと進んで行った。

マップを見れば入り口が見えなくなる位奥へと進んでいたのだけれども、この時の私は全く気がついておらず、気が付いたのは花がなくなった後であった。

そう、迷子になったのである。

ま、まぁ、でも、私方向音痴じゃないし?来た道を戻れば戻れるから良いもん!と後ろを向いて戻ろうとした。

「…え」

そう言葉が漏れた。何故なら、先程まで歩いていた道がなくなっていたからである。

これは…なんだか嫌な予感がする…と急いでマップを表示した。

するとそこには何も表示されず、その代わりに、

「迷いの森林へ足を踏み入れました」

という表示があった。

っていうことは私はなんかヤバい所に入ってきちゃったって訳?

なんというおマヌケさんなんだ、一体何が原因でこうなっちゃったんだ!

と思っていたが、そんなことをここで思っていた所で何の解決にもならない為、とりあえずはその無駄なことを考えていた脳をこの状況から脱出する方法に使った。

まず、当たり前だけど適当に歩き回っても脱出出来ないだろうから、何か脱出の条件があるんだと思う。

それこそ特定の行動をすると脱出口が現れたり、ボスを倒したり…かな?

まぁボスを倒すなんて戦闘に不向きな生産職では太刀打ち出来ないだろうから、まぁこの条件じゃないことを祈ろう。

っていうか何か条件書いてるんじゃないの?とこの場所の詳細を確認した。

         "迷いの森林"

数々の冒険者達を森の奥へ誘い込み、そして帰ってくる者は少なかったとされる森林。

唯一脱出できた冒険者からは、「どこかにあるモンスターの巣の場所に逃げられる所がある」という情報を得ることが出来た。

なーんだ!条件書いてるじゃん?

それにしてもモンスターの巣ってことは…戦わないと行けないってことなのかな…?

もしそうならちょっとまずいかもね…囲まれでもしたら一瞬でやられちゃうかも…

とモンスターの巣を探しながら考えていると、

「モンスターの巣に侵入しました。モンスターが襲ってきます。」

と表示された。

おっ、見つかった!これで脱出ができ…?

という私の周りにはいつの間にか狼が5体いた。

わぁ、なんという不運!私がさっき考えていた最悪の状態が完成しちゃった!

で、でもまだレベル差が小さいかも…?

「獰猛な狼:Lv9」

あっ、ダメだ、レベルが高い。

ってことはこの周りの狼もLv9だろうから…?

「…誰か助けてくださーい!!!」

ああ、終わった、と狼5匹との戦闘に突入してしまった。

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