第20話 スキル振りとイベント予告
殺人蝙蝠の鉱山を無事に単独クリアした私は、これから本当にどうしよう?と悩んでいた。
とりあえず今は妖刀:天津風の覚醒条件の為にレベルを上げようかな?なーんて思ってたりもしたけど、生命力を稼ぐのがとても辛い作業の為、まぁ気が向いたらで良いでしょ!と諦める感じでやらない事にした。
となるとまた新しいダンジョン巡り…?いやでももう戦闘はいいから…やっぱり鍛冶を…ってあ!そういえば殺人蝙蝠の鉱山って新しい鉱石あったんじゃないの!?
すっかりその事を忘れていたけど、でもそういえば生産職専用ツールがまだ最初のままだったから、新しいのに変えよう!という事で鍛冶屋へ向かっていた。
ちゃんと出来るかなー?という事を考えながら街に入っちゃった物だから、
「あっ、アクアちゃんがいたぞっ!」
「おいっ!アクアちゃんの装備が変わってるぞ!」
「なんだあの刀!?カッコいいな!どこで手に入るんだよ!?」
「アクアちゃーん!うちのギルドに来てくれぇ!」
やば、そういえば勧誘地獄なんだったっ!?
あっという間にギルド勧誘の人達に囲まれちゃったけど、今の私には無用!
「超越者」
超越者のスキルを使ったけど、スキルがバレたらダメだから、小声で発動して逃げていった。
「あっ、ちょっ…速っ!?」
「アクアちゃんってあんなに足速かったか…!?」
「いいや、全プレイヤー同じ足の速さだ!だから何か足の速くなるスキルを使ったんだ!」
「ならやっぱり俊敏か?だが俺はLv2だけどあんなに早くないぞ!?」
「Lv3なのか?」
…俊敏って思われてるなら嬉しい限りです、はい。
そういえば…スキルポイント全然振ってないや、逃げたら振っちゃおう!
次々と勧誘員から逃げ、何とか街の外まで逃げることが出来た。
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よし、逃げきれたかな?
じゃあ早速ステータス確認後に振っちゃおう!
【アクア】
職業:生産職
戦闘レベル:24
生産レベル:4
採取レベル:7
ギルド:なし
ギル:2617G
体力:128/128
魔力:34/34
攻撃力:46魔法攻撃力:14
防御力:37魔法防御力:26
幸運力:45 生産力:29 採掘力:28
《装備欄》
【武器】
[左]アロングソード 攻撃力15
[右]妖刀:天津風 攻撃力50
【防具】
血洗われし衣 防御力
始まりの靴:防御力:3
《スキル》※スキルポイント36P
初級生産Lv3、初級採掘Lv2、戦闘の心得Lv3、隠密Lv2
加工能力:Lv1、回転斬り、投擲Lv2、狼殺し、大型殺しボスキラー、土壇場の悪運、立ち向かいし者、初級調合Lv1、カウンター、俊敏Lv1、強大な手、幸運の女神、超越者、皆殺し
うわぁ、ステータスボーナスも入ってるからだろうけど、とてつもない…。
とりあえずスキルを振るとして、採掘関連に関するスキルで良さそうなのは…?
《スキル:威力採掘》
・一度だけ採掘力を20増加し鉱石を掘る
クールタイム:30秒
これでいいかな!あと31Pは…戦闘にしよっかな…?
《スキル:戦闘の胸騒ぎLv1》
・30秒間の間、攻撃力が150%上がる
クールタイム:60秒
これもいいかな?Lv2にして…後の16あとはスキル強化にしよう!
有能な投擲をLv3にして、俊敏をLv2にし、スキルポイントは残り1になった。
よーし、これでまた生産職なのに強くなっちゃったから、どんな生産職専用ダンジョン、いやもしかしたら普通のダンジョンも怖くないぞー!と意気込んでいた所で、メッセージが届いた。
またグランさんかな?と嫌々ながらメッセージを開くと…運営からだった。
丁度いい、運営に変な称号を付けたことに対して怒れるチャンスだと思い内容を確認した。
【イベント開催のお知らせ】
えっ、早くない?
いや、今は19時くらいだから、サービス開始7時間しか経ってないのに、もうイベント予告?
もしかして、私がこんなに進むの早かったからもうイベントしてもいっか!っていう感じなの…?
・開催はこのメッセージが送信された2週間後を予定しております。
・イベント内容はpvpを予定しております。
あー、うん、PVPね?
生産職は不利だし…いや私は分からないけど、初心者はちょっと厳しいだろうし…一体何故?
もしかして、ここでランキング上位がどのような実力なのか試すつもりなの?
…ないか、そんなこと。
まぁ何はともあれ、イベントの開催が2週間後に決定しちゃったから、準備しないとね。
あ、その前にっと。
「変な称号渡さないでくれます!?」
よし、返信っと。
ただの私怨だし、送ったところで何だけど、とりあえず送りたく…?
と言った矢先、運営から返信のメッセージが届いた。
え、どうして運営から返信が届くの?why?
「ごめんね」
この文章を見て咄嗟に思ったことは、
「あ、これ運営がちゃんとメッセージ書いて送ってきたな」
なんです、だって返信来るなんて思わないもん。
じゃなくて!ごめんねで済まそうとするなー!
と大声で叫んでしまい、誰もいないけど恥ずかしい気持ちになった私でした。




