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非リアの俺が学年一の美少女と付き合っちゃった話  作者: プリンアラモード
1章 高2時代の思い出
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4話 サッカーで非モテと非リアに終止符を

 今日も、にっくきリア充たちの会話が聞こえている。甘い雰囲気が教室には広がっている。

 それなのに...

それなのに、俺たちの周りには、まるで次元が違うかのように、淀んだ雰囲気が漂っている。

 「お前ら、ほとんどのリア充に共通する点は何だかわかるか?」

浩平が聞いてきた。

「美男美女?」

俺たちの声は盛大にハモった。

「それが、違うんだなぁ!」

と彼。

「じゃぁ、何なんだよ?」

俺が真っ先に聞いた。

「それは...!」

「それは?」

「それは...!」

「それは?」

と言ったところで、

「って、早く言え!」

と、俺たちの声は再びハモった。

 「それは、男の方が運動部に所属していることだぁ!!」

そんな、浩平の訴えに俺たちはおぉ、という賞賛の声と、パチパチという拍手の音、そして、キラキラとした目の輝きを送ってあげた。それを見た彼はとても満足げだ。

 「さてと、さっき運動部がモテやすい言ったが、その中でも特に、目立つのは何部だ?」

「う~ん?」

浩平に言われて、俺たちは頭を抱えて考える。しばらくするとヒントが出された。

「わからないか?イギリスで生まれた、ボールを蹴ってゴールを狙う世界的スポーツだぞ?」

(いや、それって...!)

 「初めからサッカーだって言えよ!」

俺はツッコんだ。すると、

「そう、サッカー部だ。」

と、彼は言った。

 ということで、俺たちは先生から入部届をもらいサッカー部に提出した、そして、翌日、部からOKが出された。

 「ようし、お前ら....非モテと非リアに終止符を打ちに行くぞぉ!」

「おぉ!」

と、俺たちは円陣を組んでからサッカー部の活動が行われる運動場へ向け、走りだした。

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