表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
非リアの俺が学年一の美少女と付き合っちゃった話  作者: プリンアラモード
3章 多角関係
44/140

43話 モンスターズ・サバイバル・オンライン

 「さてと、始めますか。」

浩平がそう言いながら、『モンスターズ・サバイバル・オンライン』ではないゲームを選択していた。

 「おい、待て!何で普通にエロゲやろうとしてる?それに、それR18じゃねぇか!どこで仕入れた!?」

俺は、浩平にそう言ってやると、彼は、

「お父さんの持ってるゲームだ。とりあえず、ウォーミングアップにこれをやる!」

と言い始めた。

「いや!エロゲがどうやったらバトルロワイヤルのウォーミングアップになんだよ!」

と、俺はツッコむ。

「うっせーな!やらせてやんだから、文句は無しだ!」

彼は逆ギレし、なぜか、圭吾と学も便乗してきた。

 俺は何とか、3人を押さえて、浩平のコントローラーを奪い、そのゲームをホーム画面から外した。しかし、彼はそれを奪い返し、ゲーム一覧を開いた。

「だから?やめろって言ってんだろーがっ!」

 そして、やっと『モンスターズ・サバイバル・オンライン』が始まった。俺は全ステータスのバランスが取れた、ラビットマン、浩平は変身時の攻撃力を重視したバーサーカー、学と圭吾はチャージ速度を重視したコッコを選び、チームモードでバトルロワイヤルを始めた。

 俺たちはとりあえず、2手に分かれて武器とアイテムを揃え、再び、合流することにした。俺は学とともにアイテムを探しに行った。

 俺と学のチームは、運の良いことに、すぐに武器とアイテムが揃った。俺はプライマリにスコープのアタッチメントがついたM4A1、バックアップにサイレンサーのアタッチメントがついたM1014、遠距離武器がドラグノフライフル、重火器にミニガン、学はプライマリに弾倉と銃口のアタッチメントがついたM14、バックアップにアタッチメント無しのAK-47、遠距離武器と重火器は無しだ。さらに、回復薬を5こずつ持っている。

 それから、俺たちはマップの端に集まった。気付けばに生存者数はもう半分をとっくにきっている。ここに来る途中、何チームかと出くわし、何と勝利をおさめてきた。とうやら、浩平たちの方も同じようだ。

 合流後、俺たちはこれでもかってぐらいイモって、イモり続け、生存者が6人になった瞬間、激戦区へ向かった。

 その途中、1VS1で戦っている2人プレイヤーが見えたので、俺のドラグノフと、浩平の持っていたKSKをそれぞれに向け、

「いっせのーで!おらっ!」

と声を揃えて、彼らを同時に倒した。これで、あと4人だ。

 そして、僕たちはその4人を見つける。どうやら、全員がチームらしい。

「散らばるぞ!圭吾、お前は手榴弾を3つ持っているだろ!それで、敵をバラバラにしろ!井上、お前はチャージが満タンだろ!散らばった敵を1匹ずつ蹴散らすんだ!あと、学にドラグノフを置いていけ!俺と学が援護射撃をする!」

という指示が出た。

(よっしゃ!俺たちのチームワークを見せてやる!)

 まず、圭吾が敵に忍び寄り、3つの手榴弾を投げる。すると、作戦通り、敵はバラバラになり、さらに、運の良いことに1人が手榴弾でやられた。それを見て、敵は3人で圭吾を狙い始めた。続いて、学にドラグノフを渡し、彼と反対側から忍び寄っていた俺が、変身をし、1人を倒した。

 しかし、敵はそのうちに、圭吾を倒し、俺の変身が解けた瞬間、敵のファストタートルが変身し、突進攻撃を仕掛けてきた。初め、俺は紙一重で避け続けることが出来たが、さすがに長くは続かず、俺はやられてしまった。

 それを見て、学が浩平が持っていたSCARと自分のM14を交換し、撃ちまくりながら、特攻する。彼はこの賭けに勝ち、敵1人を倒すことに成功した。が、もう1人を倒す前に、彼は倒された。さらに、残り1人の敵・ラビットマンが変身をし、彼に突っ込む。

 と、浩平のチャージが、そこで満タンになる。彼は圧倒的な破壊力を誇るバーサーカー。浩平は勝利を確信し、変身したラビットマンを引き寄せて、彼は変身をする。それから、敵を僅かパンチ3回で倒した。こうして、俺たちのチームは1位になった。

 ピーンポーン!

次のゲームをやろうとすると、玄関のチャイムがなった。俺は、

「俺が言ってくるー!」

と言って、玄関の扉を開けた。すると、そこには強面の桔梗さんがいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ