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非リアの俺が学年一の美少女と付き合っちゃった話  作者: プリンアラモード
3章 多角関係
33/140

32話 転校生

今回からガールズラブ要素が入りますので、キーワードにガールズラブを追加いたしました。

 「転校生を紹介する!」

ある日のホームルームの時間、先生がそう言って、とある女の子を教室の中に入れた。

 その人は、ブロンドのロングで、胸が大きくて...Fぐらいか?それなのに、ウエストは細くて、足も長い。そのスタイルの良さに、

(女神様ぁ!)

と思っていると、新たな女神要素が増えた。なんと、

「東隅野女学園から来ました、立花早百合ですわ。以後、お見知りおきを。」

と彼女はお嬢様言葉を使ったのである。クラスの女子が、

「東隅野って超お嬢様系の女学校だよね?どうしよ、関わりにくいかも...。」

などと、ボヤいているが、そんなの関係ない。

 「痛っ!」

と、突然、後ろからシャーペンが飛んで来た。その方向を見るとそこには鈴本さん。

(やっべぇ!修羅場になっちまった!)

「何?あの子、可愛いし、胸大きいし、胸が小さい私より良いなと思ったの?」

(修羅場勃発じゃん!マジかよ!)

「それに、ブロンドの髪も良いと思ったんだしょ?」

(本気でヤバい。マジ、ヤバい。)

「お嬢様言葉に惚れたんでしょ?」

(さっきから、俺の心を読みすぎだ。てか、誰が助けてくれー!)

 「しかも、あっー!」

立花さんがこちらへ近づいてきたので、俺は思わずそんな声をあげた。

「あっー!」

さらなる、災難。彼女は、鈴本さんの後ろに座ったのだ。そして、

「始まっちまったー!」

俺はそう叫びながら、頭を抱えた。

 「ねぇ、東隅野出身か知らないけど、私の井上くんを奪わないでくれるかしら?」

「あら、何のことかしら?さっぱり、わかりませんわ。」

「惚けないでで!返事は?」

「あら、わたくし、惚けてなんていないですわよ?」

「まだ、シラを切る気なの!?」

「だから、話の流れが掴めないですの。」

「だったら、力付くで吐かせるしかないわね。覚悟なさい!」

「望むところですわ。」

 この後、鈴本様と立花お嬢様の肉体戦?が始まった。

「結構、あるわね。Fぐらいかしら?」

「ちょ、持ち上げたらダメですの!ひゃぁん!あ、ん、ひゃぁん!」

(ヤバい。肉体戦を通り越して、パイモミ戦しゃん。しかも、今のところ、立花さんが一方的にやられている。てか、エロすぎだろ!)

と、次は、立花さんが

「よくも、やりましたわね!あなただけ触るなんて、全く世渡りのたけてらっしるわ!」

と言ってから、鈴本さんの胸をモミモミし始めた。

「ひゃぁ!?いきなり、何するの?あぁぁん!ダメェ!」

(エッロ!マジ、エッロ!これって、百合って奴だよな?なんか、目覚めてしまったかも!)

「と、とても柔らかいですわ。それに、弾力もありますし。見た目は、お目立ちではありませんのに、量より質という雰囲気ですのね。」

(立花さん、何実況しちゃってんのー!?)

「や、やめてっ!ひゃぁん!」

みんなの視線は2人に釘付け。なのに、彼女たちは揉み合いを続けている。

 「やめなさい!」

と、やっと、先生が2人を止めた。2人とも顔を赤らめて、吐息を漏らしている。

「ハァ、ハァ、ハァ...あなた、揉むのが上手いですわね。東隅野の方でも揉まれたことがありますが、ここまでの腕前がある人は始めてみましたわよ。」

「ハァ、ハァ、ハァ...あなたこそ。私、初めて揉まれたんだけどすっごく良かった。」

「当たり前ですわ。なぜなら、東隅野でたくさん揉み合いしましたからね。」

「これから、よろしくね。立花さん。」

「こちらこそ、よろしくですわ。鈴本さんと言いましたかしら?」

「そうよ。」

そんな会話をしながら、彼女たちはグッドポーズを交わした。

(なんで、意気投合しちゃってんのー!?)

「また、続きがしたいですわね。」

「そうね。」

 「立花早百合か...。とんでもない人が転校してきたもんだ。」

その様子を見ていた俺は、そう呟かずにはいられなかった。

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