表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
非リアの俺が学年一の美少女と付き合っちゃった話  作者: プリンアラモード
1章 高2時代の思い出
14/140

13話 別れ話を持ちかけたらガチギレされた件

 あの悲劇?から、数日がたった。やっぱ、居心地悪いな。放課後、家から帰ると仕事で両親がいない。故に、毎日、家に乗り込んで行為を迫ってくる。

はぁ...。やっぱり、やっていけないなぁ...。色んな意味で...。仕方ない。別れ話を持ちかけるか。

「あの~...?伊納、さん?」

俺は伊能さんに話しかける。

 「なぁに?やっとエッチする気になったんですか?」

すると、彼女が可愛らしい声でとんでもないこと言い出す。

 「いや...そうじゃなくてさ...。」

「じゃぁ、何ですか?」

「俺、他に好きないるんだよね...。」

どうしよう。物凄く言いにくい。好きな人をいると聞いて物問いたげに俺を見つめてくる。ますます、言いにくい。

 「あの...だから...その...別れて...くれないか...と...?」

俺はやっとのことで言葉を紡ぎ、別れ話を持ちかけられる。すると、彼女は俯いてプルプルと震えている。ゴメン、そんなに悲しかったか。本当に申し訳ごさいません...って、ん?

 「はぁ!?何考えてんの!?先輩、良いって言いましたよね!?」

怖くて、足がガクガク震える。

「あ...あの時は気が動転してて...よくわからないまま、承諾してしまったんだよ。」

俺は必死になって抗議する。しかし、彼女は聞いてくれなどしない。

「口答えするな!エロガキ!」

と言われあっさり負けてしまった。

(エロガキって...。)

と、俺はショックを受ける。

「あの、やっぱ...」

「ダメ!」

言い終われる前に却下される。

 その後も、抗議を続けてやっと別れ話が受諾された。ただし、条件があった。彼女の胸を揉みしゃくると言う過激な条件が。

(最高だぜっ...!)

いつのまにか、心の奥にそんな感情が宿っていたので、僕は

(これは、別れるための儀式だ...平常心...平常心...。)

と、自制する。そして、覚悟を決めて彼女の胸に手を伸ばした。

 もみっ...。胸に触れた瞬間、その柔かさと大きさが直に伝わってくる。何度も、もみもみ揉みしゃくっていると、彼女が

「イヤーン!ヒャン、ヒャーン!ダメェ!」

と、わざとらしい喘ぎ声をあげる。そんなことをしたら、

(グヘヘ...。)

と、心の中でゲスい笑みを浮かべてしまう。いや、正直言うと表に出ちゃっている。顔が緩みきっているのが自分でもわかる。

 そんな、地獄のような...いや、天国のような一時はやがて終わり、俺は彼女に別れを告げた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ