表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
欠陥魔力騎士の無限領域(インフィニティ)  作者: inten
学年無差別トーナメント編
38/91

学年無差別トーナメントに向けて②| チーム名決定……その名は「GRIIT(グリット)」

英文字の綴りは語呂合わせのようなものです。

欠陥魔力騎士38


学年無差別トーナメントに向けて②| チーム名決定……その名は「GRIIT(グリット)


「さてと、自己紹介も終わったし、次にチーム名を決めないとだね」


 お互いの事を把握してから、今後活動するためのチーム名を決める。

 それから先生に報告し、ようやくチームでの鍛練を開始できるのだ。


「うーん、いざチーム名ってなると、案外難しいな」


「全員が納得するのって、確かに難しいことね」


「僕としては、全員にまつわるものが良い気がする」


「わたくしはご主兄様の決定に従いますわ」


「うぅ……その、えっと」


 五人で頭を悩ませるが、なかなかうまい名前が出てこない。

 けれど僕の感覚では、陵君が何かをいいアイディアを持っていて、それを言い出せないだけだととらえていた。


「とりあえず、まずは全員で1つアイディアを出してみたらどうだろう?」


「わかったわ」


「かしこまりました」


「いいと思うよ」


「は、はぅぅぅ」


 四者四様の答えがかえってきたが、誰も反対しないためまずはそれぞれで考えてみる。

 時間を五分と定め、全員でチーム名を考える。

 これが初めてのチーム作業だ。


………………

…………

……


「というわけで、それぞれのアイディアを発表していこう。まずは僕だね。僕が考えた名前は、ルーキーズ。一年生……つまりはルーキーの集まりだからルーキーズ。少し安直かもしれないけどね?」


 僕がまず発表すると、少し反応を待ってから、視線で美龍に次を促す。


「なら次はわたくしですね。天通限無と愉快な仲間達……などはどうでしょう?」


 美龍らしいといえばらしい名前に、僕も軽く驚きつつ、大和さんに次をお願いする。


「5(ファイブ)レンジャーなんてどうかしら? 私のも安直かもしれないけど、やっぱりこういうのは、わかりやすい方が良いと思うのよ」


 その意見には賛成だ。

 けれどもし他の二人がもっと良いアイディアを持っているなら、そちらにしたい。

 トーナメントではチーム名+個人名で実況されるため、チーム名がカッコ悪いとモチベーションが下がりかねない。


「すまんな、俺はこういうのを考えるのが苦手でよ。全員のを聞いてから、一番良いと思ったものに投票させてもらうわ」


 西城君は何もなし……か。

 なら残るは陵君だけ。

 僕は彼女に期待を込めた目を向け、彼女の発表を待つ。


「えっと、その……。僕ごときが発表なんておこがましいのですが、えっと、その、GRIIT……グリットなんてどうでしょうか?」


「「「「グリット?」」」」


「えっと、その……ですね? 天通限無の『G』、陵陵子の『R』、天通美龍の『MI』から『I』、大和光の『HI』から『I』、西城陽斗の『TO』から『T』。繋げて読んでGRIIT(グリット)です」


「グリットか。確か第三の成功要因……つまりは情熱や継続力、やり遂げる力と言う意味だったね。いい名前だと思うよ」


 僕はこの名前がとても良いと感じた。


(それに、恐らく無意識だとしても、彼女……いや、彼の想いが感じられる)


 やはり陵陵子の中には、しっかりと陵陵が存在している。


「ご主兄様が賛成するならば、わたくしも賛成です」


「あんた、なかなかセンスあるじゃないっ。いいと思うわ」


「俺もそのチーム名でいいと思う。今日から俺達はチーム『グリット』だ」


 こうしてチーム名が決まったことで、僕達はようやく動き出す。

 上級生相手でも、個々の力なら負けていないと思えるこのチームでも、チーム戦となると勝てるとは言い切れない。


「それじゃあ先生に申請してから、チーム戦を行うためのミーティングをしよう」


「賛成。まずは役割分担よね?」


「ご主兄様一人ならば最強でも、チーム戦では何が起きるかわかりませんからね。連携は大切です」


「俺は守ることしかできないが、それにかけちゃ結構な自負がある。まぁ気楽にいこーや」


「が、がんばり、ます」


 四者四様の反応を見てから、僕は先生にチーム名の申請をしに向かった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ