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欠陥魔力騎士の無限領域(インフィニティ)  作者: inten
学年無差別トーナメント編
37/91

学年無差別トーナメントに向けて①| 最強(?)チーム結成!!

二章スタートです。

よろしくお願いいたします。

欠陥魔力騎士37


学年無差別トーナメントに向けて①| 最強(?)チーム結成!!


「さて諸君。先日募集した学年無差別トーナメントの件だが、こちらでチーム分けが終わったので、今日の放課後……つまりはこのホームルームの後から各チームで集まって修練を開始してくれ。場所は端末に送ってあるから、申し込んだものは必ず確認しておくように。以上、解散」


 申し込みが開始されてから一週間後のホームルーム。

 先生のその言葉で、クラス全員が動き出す。

 端末を確認してから移動を開始する者や、仲の良い友人で集まって放課後の予定を確認する者。

 様々な様相のその中で、僕は端末を確認してから移動を開始する者の一人だ。


「限無、あんたはどこ集合?」


 僕が移動をしようと席を立つと、大和さんが声をかけてきた。


「さっき確認したら、第一競技場ってなってたかな。大和さんは?」


「えっ? 本当? 私もそこ「ご主兄様(ごしゅにいさま)と同じだなんて、わたくしとても嬉しいですッ!!」なのよね……」


 大和さんとの会話に、突然美龍が割り込んでくる。

 けれどどうやら、美龍も大和さんも同じ場所のようだった。


「なら一緒に行こうか。目的地は同じだからね」


「おっけーよ」


「かしこまりました、ご主兄様」


 二つ返事でオーケーしてくれた二人を連れて、僕は第一競技場へと向かった。


………………

…………

……


「おっ、あんたもここ……ってことは、チームメイトと思っていいんだよな?」


「西城君? と言うことは君も?」


 僕たちが第一競技場につくと、何人かの先客がいた。

 そしてその中で一人だけ同じ一年生だったのが彼……西城陽斗君。

 恐らくは同じチームとなるんだろう。


「僕以外の二人も、恐らくは同じチームだよ。これからよろしくね、西城君」


「大和光よ。よろしくね?」


「天通美龍ともうします。どうぞよしなに」


「おうっ、こっちこそよろしく頼むぜ!!」


「全員集まっているな?」


 僕たちが自己紹介をし終わったところに、この第一競技場の担当らしい九条先生の声が響く。


「それに、各学年で集まってもいるようだ。もうわかっていると思うが、その五人がチームとなる。全員挨拶は終わっているな? では今日からこの第一競技場が君たちの練習場所となる。各々励むように」


 以上だと言って切り上げた先生は、そのままこの第一競技場を見渡せる位置へと移動すると、そのままそこに座ってこちらを見渡す。


「五人……ってことは、もう一人いるんだよね?」


「でも、私たち以外に同じ一年生なんて……」


 全員で探してみるが、まったく見つからない。


「少し歩いてみようか?」


「ご主兄様の言う通り、探し歩いてみましょう。ここはそこまで広くないですが、もう一人が隠れている可能性もありますので」


「そうね。そうしましょうか」


「わかった。なら五分後にまたここで集合しようぜ」


 僕たちはそう決めると、各々でもう一人を探し歩き始めた。


………………

…………

……


「さて、と。どうやらもう一人は彼女のようだ。ささっと捕まえて、連れてこなくちゃな」


 僕は完全掌握操作状態(パーフェクトコントロールゾーン)の把握力を利用してもう一人を探しだし、隠れている場所へと向かう。


「陵君? 最後の一人は君だろう?」


「わひゃあっ!? な、な、な、何でわかったんですかぁ……」


 僕が見つけたのは陵陵子君。

 もともと男だった彼……現彼女は、謎の上級生により女へと変えられ、この一週間でその性格までも変えられてしまっていた。

 どうやら彼女が飲まされた薬は、性別だけでなく性格までをも反転させる薬だったようで、前のような野性味溢れる性格が嘘のように、こんなにも女々しくなってしまった。


「とりあえずは集合して自己紹介しなきゃね? これから同じチームで頑張るんだから、さ?」


「ふぇぇぇ、わかりましたぁ」


 僕はもうすぐ約束の時間だと確認してから、彼女の手を引いて先程の場所へと戻る。


「と言うわけで、彼女が五人目だよ」


「あんただったのね? 何で隠れてたのよ?」


「まったくです。しかもご主兄様に手を繋いでもらえるだなんて」


「まぁまぁ、集まれたんだから良しとしようぜ? これからチームメイトになるんだからよ?」


「その通りだ。これから僕たちはチームメイト。つまりは一心同体だ。全員力を合わせて頑張っていこう」


「「「「おー(ぉー)」」」」


 こうして僕たちのチームは、ここに結成した。



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