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イセカイのハナシ  作者: 超・真・正・爆発
ポネレリビオス編
24/27

テキセイのハナシ

裏世界に来て半年もの時が経った。もう4月の末。かなりの時が経ってしまった。日本では、とっくに進級して、新しい組になれ始める時期だ。コウスケやカントがどうなったか気になったこともあったけど、今はとにかくここからでなければならない。

初級魔術もほとんど終わり、早い人は、最難関の爆発魔法・最強・最大・最広・最速を使いこなせるようにもなっていた。無詠唱を使えるのは僕に、クリスも使えるようになっていた。もう魔法じゃあいつには勝てない。何人か、詠唱短縮くらいなら使えるやつがいた。実は他に分かったことがあった。この間ヴェワロクロが言っていた、魔力を吸収し続ける体質の持ち主、ルナはそれだった。魔力の制御ができないわけだ。空気中にある魔力を全部使えるわけだから,,,

今日は、ジェームズの所に来ていた。


「なるほどね。敵の組織を、言わば奴隷にしちゃったわけだ」


「人聞きが悪いですけど,,,間違ってはいませんね」


「なるほど、E.S.A.I.の幹部,,,ね」


「ええ、僕が魔法使いになった理由です。考えてみれば、それさえなければ僕はこんなところにいませんでしたね」


「それもそうだね。杖を買いに来たんだっけ。私に道案内を求めて。私は仕事の立場上魔法使いであることは言ってはいけないのだけれどね。君には教えたんだっけね」


「教えたらだめだったんですか⁉じゃあ何で教えたんですか!」


「移動が面倒だったし、君を子供だと侮っていたというのもあるね。3歳と言ったら、偽物のおまじないも効くだろう?」


「子供騙しのおまじないだよ、って言うつもりだったってことですか」


「ご名答。さすがだね、脳の改造を受けてるんだっけね」


「スケルトンとウィザードなんですって。脳を改造しないと、その異常なまでの身体改造に脳が追いつかないらしいです」


「よく知っているね。その情報はどこから入手したの?」


「図書館のパソコンと、組織についてよく書いてある本があるんです。それで調べました」


そういえば図書館に本を返していないけど、その辺りはどうなっているのだろうか。コウスケ達に見つかると厄介だな。あっちではそれどころじゃないか,,,


「情報ダダ漏れだな。組織としては、あまり良いとは言えないね」


「僕も少々悪いので、魔法で組織の一員を脅したらすぐに情報を吐いちゃいました。教育がなってないのでしょうか,,,」


「うん、やっぱりそうみたいだね」


「そういえば、奥さんはいつ帰ってくるんです?裏世界にはおられるんでしょう?」


「メアリーのことか。彼女も、もしかしたら封鎖に巻き込まれたかもしれないんだ。あれきり連絡がつかない」


「大変なんですね、お互いに頑張りましょう」



そんな会話をして、ジェームズと別れた。少し、話し過ぎたかもな。ま、そんなに気にするようなことじゃないか。

ポネレリビオスでは、ついに適応魔法検査なるものをすることになっている。適応魔法の登録をすると、その系統の魔法はその体質に適応した状態になるらしい。そういうことは先に教えてほしいものだ。



「ハルト、魔法何がいい?」


「そうだね、迷ったんだよね結構。まず爆発は現実的じゃないでしょ。光輝と音撃は光ったりなるだけだし。まあ、目くらましにはなるけど。僕はいつも複合魔法を使ったりするから、中級魔法と上級魔法への強化も込みで考えて、水流かな」


「おー、水ね。俺は雷撃にした」


「雷撃かー。ちなみになんで?」


「まず一つは見た目だね。かっこよさで言ったら一番でしょ。それに、俺の髪色と目の色って黄色がかってるじゃん」


「おー髪色ね。それで言ったら僕は茶色だから、大地かな?もう一個は?」


「実用面でいうと、電化製品の充電を自分でできることかな。マジック社の電気って質はいいんだけど高いんだよね。それと、心臓マッサージをするときに電気を流して治癒できる」



補足すると、マジック社というのは、この世界の魔法を管理する会社だ。裏世界のここでは、電気や水道、ガスなどは魔法で月に一度充填される。



「心臓マッサージに関しては治癒魔法のほうがいいけどね。結構実用的なんだね」



適応魔法を調べるための機械を用意したと、アシュフォード先生が別の部屋に行くように説明した。水晶玉とかなのか、はたまた入学の時同様真鍮の機械なのか、どんな感じなのだろうか。部屋に入ると、めちゃくちゃ大きい箱があり、その上にクロスがかけてある



「この機械に手をかざしますと、得意魔法が分かります。それでは」


アシュフォード先生がクロスに手をかけ、さっと引く。その瞬間、みんなが身を乗り出す。

大きな箱の上に乗る、黒くて光を反射する、薄い長方形の物体,,,


「いやスマホじゃねえか!」


「スマホ?いいえ、違いますよ。適応魔法を調べるための機械です。さ、1番から順に並んでください」


何言ってんだ、どう見たってスマホでしょう。みんなは結果が出て一喜一憂している。

少しして、次が僕の番になった。

水流魔法だといいな、と思いつつ前のほうに進む。


「さあ、ハルトさん、手をかざしてください」


手をかざすと、スマホが光り、文が表示された。

なんか,,,ゲームのステータスみたいになっちゃってるじゃん

そんなことを考えつつスマホを覗く




                   最大魔力  237

  

                   魔力飽和量 494


             適応魔法  大地系統 浮遊魔法 治癒系統


          大地系統の魔法を消費魔力0での使用、強化、応用が可能


          浮遊魔法を消費魔力0、強化、応用が可能


          治癒系統の魔法を消費魔力0での使用、強化、応用が可能



微妙,,,浮遊魔法とかほとんど使ったことないんだけど。あと大地の応用ってめっちゃ限られてるんだよな。魔法の中だったら一番使いづらいかもしれない。治癒系統だけ当たりだな。




              適応魔法の登録を行い、強化しますか?


                 登録する   登録しない




そりゃまあ、登録するでしょ。タップっと,,,


「ハルト、なんだった?」


クリスに聞かれた。クリスはもう少し先だ。


「大地系統と、治癒系統、浮遊,,,」


「ビミョーすぎでしょ。てか、ハズ,,,」


「それ以上はやめとこう。手かざすとき、クリスのやつ見せてよあとで。」


「分かった。いいよ」



そしてクリスの番になり、その瞬間を二人で見ることになった




                  最大魔力  3209


                  魔力飽和量 7078


        適応魔法  水流火炎雷撃氷結光輝音撃疾風岩石爆発系統

              全ての初級魔法と中級魔法と補助魔法


      全ての初級魔法と中級魔法と補助魔法の消費魔力0、強化、応用が可能


      水流火炎雷撃氷結光輝音撃疾風岩石爆発系統の消費魔力0、強化、応用が可能




「最初の時からものすごい魔力でしたが、あれからかなり増えましたね。最初は2000くらいだったのですが,,,」


「最初から2000って,,,チートやん、お前。この膨大な魔力はいつ使うん?あと、全ての初級中級ってなんだよ。ズルじゃねぇか!そんで適応系統多いな!」


「金属、砂塵、大地系統だけは使えないな、俺。そこはハルトの勝ちだよ」


「”金属砂塵大地系統だけ”はな?いらないやん。そこの3つ」




               適応魔法の登録を行い、強化しますか?


                  登録する   登録しない




「いやー、どうしよっかなぁ?」


「これ以上上がんないでしょ」


「クリスさんはまだまだ見込みがありますからね。最上級魔法も適応するかもしれません」


「なんでだよ!でも下がる可能性もあるんでしょ」


「そうですね。その可能性も危惧したほうが良いでしょう」


「じゃあ、このまま登録するかな」



このままでもチートなんだけどね。クリスが最上級使えないのって金属砂塵大地だけだもん

魔法には、初級中級上級最上級という系統がある。適応しなくても、上級までは割と使える。血筋と努力次第で最上級も使えるらしい。



「登録するっと」



                  登録が完了しました



うらやましい。治癒系統は使うかもだけど他全然使わないもん。当たりすぎるでしょ。最大魔力3209ってやばいな。魔法の才能の塊っていうか,,,血筋どうなってるんだよ,,,ちょっぴし分けていただきたい。



クリストファー・ルイス:魔法使い

 MBTI:ENFJ-A 主人公

 血液型:A

 誕生日:12月24日

 好きなこと:買い物

 嫌いなこと:家にずっといること

 誰に対しても優しく、でも関わりやすい性格。

 相手が嫌がらないいじりが得意。めっちゃいい子

 強さ的にこいつが主人公のほうがいい

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