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七天の大輪(しちてんのたいりん)

作者:陽炎
「火を操る者たちの誇りと、戦乱の大地。
焔の剣士と王国の興亡を描く序章。」

それが、この物語の始まりである。

辺境の村に生まれた少年――カイは、生まれながらに炎を操る力を宿していた。
しかしその力は「災厄」と恐れられ、村を救ったにもかかわらず追放の憂き目に遭う。孤独の放浪の中で、老剣士ガルドと出会ったカイは、「力は破壊のためではなく、守るためにある」と教えられ、炎を剣に宿す術を磨いていく。

大陸は今、王国の継承争いと外敵の侵攻によって揺れ動いていた。
その渦中でカイは、滅びた旧王国の生き残りである王女リィナと邂逅し、「炎の契約」にまつわる伝承と、王国再興の願いを託される。
やがて、廃墟に眠る火竜ヴァルゼルの試練を乗り越えたカイは、紅蓮の炎を剣に宿す「竜炎剣」を授かり、焔の剣士として立ち上がる。

だがその前に立ちはだかるのは、闇の魔導師カルマ。
炎を憎み、七つの属性を戦乱へと導こうとするカルマとの戦いの中で、カイは仲間を失い、炎の暴走に呑まれかけ、幾度も絶望に沈む。
それでも彼は炎を呪いではなく「誓いの証」と信じ、立ち上がる。

そして、王国の命運を賭けた最終決戦。
カイは焔の誇りを胸に、紅蓮の炎を振るい、戦乱の大地に新たな未来を切り拓く。

やがてその名は、人々の記憶に刻まれる――。
**「紅蓮の英雄カイ」**として。

それは、七つの属性が交錯し、世界を揺るがす長き戦いの物語。
大いなる伝説の最初の炎が灯された、まさに序章であった。
炎の章 紅蓮の誓い
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