大森林の調査
~「神速」のイサイレ視点~
イサイレはこれから大森林へと足を踏み入れ、かのオークエンペラーと戦う事に緊張していた。しかし、今回の討伐隊のリーダーとして、冷静に落ち着いた様子で向かっていくのであった。
イサイレの魔法は風を自在に操れ、それにより、自身に風の抵抗を無くす事で、自身の速度を速くしていた。
他のS級の「雷光」はその名の通り、雷を操り、いつも、相手を丸こげの状態にしているのだった。「海王」は水を操り、波を作ったりし、相手を押し流したり、水の中に閉じ込めたりできる。
この3つの魔法は、固有の魔法の中でも普通のもので、魔術の使い勝手が良く、威力も強いバージョンだと思ってもらって構わない。
今回の討伐隊はS級以外にも、A級やB級など計80名程度が参加しており、この者達は、オークエンペラーの配下達を担当する。
イサイレ達討伐隊はオークエンペラー達の集落がどこにあるのかを調査済みだったのでそこに向けて、歩き始めた。
次の日、イサイレ達討伐隊は集落まで残り、数十メートルまで接近していた。
ここでイサイレは、部隊を分け、A級、B級の者達が最初に裏から奇襲をかけ、戦っている間に、イサイレ達S級が集落に乗り込み、オークエンペラーを倒すという作戦を立てたのであった。
1、2時間ほど休憩した後、作戦を開始し、少ししたら剣や魔術の音がイサイレに聞こえてきた。イサイレ達S級は聞こえてきた時と同時に表から侵入し、オークエンペラーを探した。
オークエンペラーは侵入してきた、人間達を始末する為に、オークに命令を出していた。
イサイレ達はチャンスだと思い、3人で一斉に仕留める事を決意した。
「ふ~~緊張するわね。そろそろ攻撃する頃合いね…………………………今だ!」
イサイレがそう言うと、一斉にイサイレを含む3人は魔法を発動させ、「海王」がオークエンペラーの動きを捕らえ、イサイレと「雷光」が攻撃を仕掛けた。
突然の攻撃に慌てたオークエンペラーは、まず、
「第六階位 黒の守護」
を身に纏い、イサイレの攻撃を防いだ。そのまま「雷光」の攻撃を防ごうとしたが待ち合わず、まともに喰らっていたが、ギリギリ耐えていた。
「チッ、これで倒れるようなやつじゃないか」
イサイレはそう吐き捨て、得意のレイピアと自分の周りの風を無くし、最大限まで自身のスピードを上げて、オークエンペラーへと切り掛かった。
海王のミドルは、オークエンペラーの行動を制限しようと、水を操作し、オークエンペラーの周りに水の柱をたてた。
雷光のナチュリーはオークエンペラーの隙を見て、雷を落としたりしていたが、あまり効果が出ずに、自身の剣に雷を纏わせ、イサイレと連携して、オークエンペラーに切り掛かった。
イサイレはオークエンペラーが少しずつ動きが鈍っていくのを感じこのままいけば倒せると思い、更に苛烈な攻撃を仕掛けるのだった。
そして、オークエンペラーがよろめいた隙を見て、ナチュリーがトドメを刺そうとした瞬間………一匹のオークが間に入り、自身の命と引き換えにオークエンペラーを守ったのだった。
それに少し驚いたナチュリーをオークエンペラーが見逃さずナチュリーを棍棒で吹き飛ばすのだった。
その時、イサイレの後ろに気配を感じ、すぐに後ろを向くと、それは大きな狼の姿をした魔物だった。
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今回はここまでです!
戦闘シーンを書くのは意外と難しいですね
もう少し、細かく戦闘シーンを書ければ良いのですが、そこまでの技量はなかったです。
さて、ついに始まったゴロッソル戦士国のS級の3人とオークエンペラーの戦い。
魔法が初めて登場しました。意外とショボいなと思った人、これ結構すごい事です。
普通、魔術はここまで柔軟に水、雷、風などを動かす事はできません。それをこの3人は、自在に操る事ができるんです。
なので多種多様の技や臨機応変に対応できるんですね。しかし、この3人の固有魔法は他の固有魔法より、強くはないですね。しかし、努力する事によって、この固有魔法が何十倍にも化けるんですよね。




