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四季

四季(夢)

作者: Libra


穏やかな日差しが差し込む窓辺

わたしはうとうと夢の中へ

目を開けるとそこは一面の花畑

色とりどりの花が咲き乱れている

妖精たちがわたしに魔法の粉をかける

一緒に空の世界へ飛び立つ




打ち寄せる波

太陽の日差しが眩しい

汗が首筋をつたう

わたしはうとうと夢の中へ

目を開けるとそこは海の中

脚はヒレになり

わたしは人魚になっていた

美しい海の中 魚たちと一緒に泳ぐ




夜空に大きなお月様

月からウサギが眺めてる

縁側でお団子美味しいな

わたしはうとうと夢の中

目を開けると森の中を駆けている

月に向かって吠えている

尖った鼻に鋭い牙

わたしは狼になっていた




しんしんと降り積もる雪

外は真っ白な銀世界

わたしは暖炉の前でうとうと夢の中

目を開けると

窓の外には点々と赤いあとが

鏡に写らないわたし

暖炉の前に横たわる美しいひと

口の中に血の味が

わたしは吸血鬼になっていた







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― 新着の感想 ―
[良い点] とっても素敵。 世界観が綺麗で仕方ないです!
[良い点] 春が好きです!! Libra様のこちらの詩の一節もやっぱり春が好き! なつ……は、暑いので。 秋、冬はですねミステリアスというか…… Libra様、吸血鬼はまだセーフかな? 狼にはならない…
[良い点] 冬はバンパイアの季節なのね。 四季折々の幻想的な風景。素敵です。 私は狼になってみたいなぁ。
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