5 初めての実践は想像以上に過酷だったんです1
初めての実践授業は各クラス合同で行われることになった
美汐「諸君!初めての実践訓練おめでとう!」
何がおめでたいのかわからないが美汐は構わず続ける
美汐「今回の訓練は今まで習ってきたことを存分に発揮できるぞ!喜べ!」
「しかし油断はするなよ!」
「死んだら死ぬからな!肝に銘じておけ!」
「ただし死ぬ前だったら私がいくらでも治してやろう!」
「先生は分解も再生も大大大得意だ!」
ドヤる美汐
司「先生」
美汐「なんだね愛音くん」
司「僕たちが戦うのはどんな魔生物ですか?」
美汐「いいぃい質問だよ~愛音くぅうん!」
ビシッと指を司に向ける美汐
美汐「いいかい?今回は幻惑の森の最弱!」
「ウィングラビットだ」
「翼はあるが飛べないという何のために翼をはやしたのかわからん魔生物」
「しかも美味い!」
生徒一同があっけにとられた
美汐「なんだ?喰ったことくらいあるだろう?」
一同は先生が食べたいだけだろうと思った
美汐「よし、まずは班分けをしてもらおう」
「各クラス三名ずつに分かれてくれ」
詩季たちはすでに三名でまとまっていたためすぐに決まった
美汐「よし、決まったみたいだな」
「では支給用武器を配る」
「この武器は自らのESP に反応して効果を発揮する」
「扱いには気を付けるように」
「各々に見合った武器を渡すから名を呼ばれたら受け取るように」
各生徒それぞれ自分に合った武器を受け渡されていく
司はナイフ、投げることによってテレポートし、気づいたら刺さっている
と、説明された
霊花はハンマーとくぎと人形
対象となるものにつかうことによって遠距離からでも呪いをかけることができる
そして、詩季は二丁の銃剣だった
美汐「これを作るのは苦労したぞ」
「まだ試作段階だがその効果は立証済みだ」
「パイロキネシスやサイコキネシス、などをこめることによって高威力の弾を打ち出す」
「さらに、味方に強化や治癒の弾を打ち込むこともできる」
「二丁を合体させることで遠距離にも対応しているぞ」
「遠距離中距離近接に対応したオールマイティな武器だ!」
詩季「先生、いい加減離してもらえますか?」
美汐「おっと、すまんすまん、興奮してしまった」
いつの間にか詩季は手をつかまれ今まさに抱き着かれようとしていた
美汐「しかし、無知なアキナもいいが、そういう反応をするフユノも大好きだ」
「もちろんナツキもな」
「あぁ、できることなら今すぐ部屋に連れ込みt」
詩季「先生」
美汐「ん?なんだ?」
詩季「セクハラです」
美汐「スキンシップだぞこれは!」
詩季「先生、最近思考がますますオヤジ化してますよ」
美汐「なんだと!こんなぴちぴちギャルを捕まえて!」
「なんだよなんだよもう...」
詩季「いいから早くはじめてよ先生」
美汐「うむ、気を取り直して」
「それでは、諸君には一人一匹のウィングラビットを狩ってきてほしい」
「つまり一班で三匹だ!」
「三匹狩ったらここに戻ってきてくれ」
「では、訓練開始だ!」
各生徒一斉に走り出した
超能力を反映する武器が出したかった
sと、二丁銃剣が好きでね(理由はハセヲです)