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6 転校生が来ちゃったんです4

 寮に戻ると四人は同じ部屋に入った

これからの訓練は一個小隊隊形で5人編成のため

五人で生活を共にすることとなったのだ


 へやのメンバーはいつもの三人に加え

転校生のハクラ、そして、同じクラスの九十九つくも 才華さいかだった


 才華の力は手に触れた無機物を取り込み、体表をその無機物に変える能力だった

鉄なら鉄の体、岩なら岩の体といった具合だ

持ち武器は超硬合金<炭化タングステンとコバルトを焼結させた硬い合金>でできた盾

戦闘では主に仲間を守りながら戦うスタイルである


「わ~い、転校生のハクラちゃんと一緒の部屋だぁ!」

「私才華~!よろしくね~」


 才華の間の抜けた明るさにハクラも笑顔で握手をした


「いつも元気だねぇ才華ちゃんは」


 にこにこと霊花は言った


「ハクラちゃんの能力ってぇ~」

「私見たことない~」

「今度見せてよ!」


「あ、ハハ、それは...訓練で...」


「わ~楽しみだなぁ」


 目をキラキラと輝かせる才華に四人は苦笑いするしかなかった


 数日後、五人での訓練が始まった

案の定、ハクラの変貌っぷりに目を点にしていた才華だが

持ち前の能天気さですぐ順応し、ハクラのことを姫と呼ぶようになっていた


短いですが、前の三話と合わせたらそうでもないかなと

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