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爺さんがピンチかも
ふと気がつけば、爺さんは婆さんのひざまくらに横たわっていた。
爺さんが出血死しそうなところ、3日3晩介抱したらしい。
そのかいがあって、爺さんは九死に一生を得た。
そのことを言いふらす、婆さんを見て爺さんは、感謝の思いに浸りながら、怒りを覚えていた。なぜなら、世界一美しい美女に出血死させられるなら良いにしろ、ごくごく普通の婆さんにここまでされると腹が立つというものであった。
「なぜ、貴女のような方に私はここまで重症になるか、全く理解しかねます。」
と爺さんはそう言いつつ、再び婆さんのひざまくらへと体を横たわらせた。