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(仮題)懐かしのアナログ・ゲーム資料館  作者: 歌池 聡


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006   パタパタと連鎖する迷宮の扉──【PATA】


 ちょっとカード系が続いたので、今回はボードゲームをご紹介します。


紹介No.005

【PATA (パタ)】


挿絵(By みてみん)


[ジャンル] ボード・ゲーム(対戦系)

[販売元] トミー(現・タカラトミー)

[プレイ人数] 2人

[対象年齢] 8歳~

[発売時期] 不明


 ちょっとインド風なビジュアルがなかなかオシャレですが、戦略性はなかなか高いです。


 2人対戦専用で、プレイヤーは2匹の象のコマを動かし、盤面中央にある壺を取って、向こう側中央のゴールエリアまで運べば勝ちです。

 初期配置はこんな感じ。

挿絵(By みてみん)


 これがコマで、左の象さんが頭に乗せているのが壺です。

挿絵(By みてみん)

 ──むむっ、この壺、何だかどこかで見たような──はっくしょん。






 さて、盤面に透き通ったセピア色の扉がたくさんありますよね。これがこのゲームの最大の特徴なんです。


 まず赤と青のサイコロを同時に振り、赤で出た数(0~5)の分だけ象を動かします。1個だけで動かしてもいいし、2個の象に分けて動かしてもかまいません。


 次に青のサイコロの数(0~2)だけ好きな扉を動かします。動かすのは90度単位で360度まで、左右どちら回りでもOK。何度分動かしても1回と数えます。

 この時、動かした先に他の扉があったらその扉を90度動かします。さらにその先にも扉があったら90度動かして──と、1回動かすことでパタパタと連鎖的に扉が動き、大きくルートが変わることもあります。これがゲーム名の由来でしょう。

 相手を邪魔するように扉を動かすか、自分の有利なルートを作るか、その辺りの判断が戦略の鍵になってきます。


 相手が持っている壺を奪うには、壺を持つ相手のいるマスを通過すればOK。象を動かし終わった後、味方同士のコマが同じ色のマスにいる時は壺をパスできるので、一気に距離を取ることも可能です。






 さて、そういうルールだと誰もがまず考え付く戦略は、『1匹をゴール付近に置いて、ロングパスで一気にゴール寸前まで持っていく』という作戦でしょう。でもこれだと、相手に壺を奪われた時に1匹で2匹を追わなければならないので、かなり厳しくなります。

 あと、2つのサイコロの出目の組み合わせによっては壺を中央に戻すというルールもあるので、2匹とも中央から離れすぎるのも危険です。

 というわけで、結局は中央付近でお互いに相手のコマを牽制しつつ、壺を取ったら扉で相手の追撃を邪魔しつつゴールを目指す、という形に落ち着きそうです。


 扉の連鎖を考える戦略要素もあり、サイコロの出目の運の要素もありと、なかなかに白熱した駆け引きを楽しめる、良く出来たゲームだと思います。

 どこかで触れる機会があったら、ぜひ一度プレイしてみて下さい。

挿絵(By みてみん)






 ──ただ、あえてひとつだけ難点を挙げるとするなら、『準備や片付けが面倒くさい』ところでしょうか。


 扉の穴に柱をセットするのがけっこうキツめで、外す時も大変です。まあ、あんまりユルユルだとプレイ中に思いがけず動いたりして困るとは思うんですけど。

 かと言って、ちゃんと柱を外さないときっちり収納できないんですよね。


挿絵(By みてみん)


 この扉を収納する穴が、柱をつけたまま収納できるようになってたらよかったんですけど。

 自分は面倒くさがってそのまましまってたんですが、ゲーム盤本体裏側の突起部分と当たってしまっていたらしく、2つほど柱の飾り部分が折れてしまってました。

 メーカーさんには、その辺りのちょっとしたことも配慮していただきたいですね。


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