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『鯉幟の飾り歌』

作者: タコアシ
掲載日:2024/05/11

山燈也さんとうやの号は、

昔の漫画で見た種田山頭火

(たねださんとうか)という

伝説の俳人の号を真似るという

暴挙を犯しながら、当時の恋人で

今の細君である乱糖花と

文房具店で買った一筆箋で

素人俳句を書きあって笑った

懐かしい日々を思い出す

タコアシの貴重な体験で、

今でも気が向いた時に時々

こうやって想いを俳句や

短歌にしていますが、

厳密な作法や季語に関しては

不調法なので、素人短歌と

笑ってお許し下さいませ。


 五月晴れ 君も見てるや武蔵野の 

 連ねて泳ぐ 鯉渡るさま 


 鯉のぼり 下を流るる清流で 

 跳ねる魚の その意気や好し


 土手渡る 群れなす鯉の吹流し

 富士の高嶺を 目指す勢い

 

 雄大に 浮かびて心を躍らせる

 今も昔も 鯉のぼりかな


 ともすれば 忘れてしまう風習を

 伝えておくれ 端午の鯉よ


 悠然と(友禅) 泳ぐ川の鯉幟

 次こそ空に 天高く舞え


 富士を背に たゆたう空の錦鯉

 夕陽に映る 恋のゆくすえ


 陽が落ちて 影絵のように見えたとて

 私は忘れぬ 鯉のぼりらを


 風もなく 雨や曇りに出番なし

 晴天こそが 鯉の見せ場よ


 色恋を 表すような気もすれば

 家族を映す 鯉幟かな


 清らかに 誇りを高く飛ぶ鯉の

 心を刻め 大和魂

                                山燈也


以上 十一首。


素養もなく拙い歌ではありますが、

端午の節句を迎えて久々に想いを

短歌にしてみました。

近年、ニュースで子どもの数が

何十年連続で減り、過去最低を

更新し続けているという話や

凶悪な少年犯罪の増加、

我が子への虐待死の数々、

妊婦や子育て世代への

心ない批判や暴力、

保育園の設立反対騒動や

一連のチャイルドヘイトの

風潮に子育てをしている

タコアシも危惧を抱いています。


いつから日本はこのような国に

なってしまったのか一日本人として

恥ずかしく思うし、

本当に残念でなりません。


今ではタコアシたちが子供の頃に

町中で見られた子供たちが

大勢で駆け回ったり、

楽しく遊んだりしていた風景が減り、

遊び場も限定されつつあります。


子供の教育や躾の低下も

さることながら、見て見ぬ振りが

進む世間や困った人の手助けを

しない人が増えつつある現在の

風潮もまた心配の種です。


ここ最近、世界中で異常気象や

大地震や大噴火が相次ぎ、

津波さえ起っています。

そして、日本では幾つもの

山で噴火の恐れありと

警戒発令をするに至り、

ある程度の覚悟と相応の備えが

必要だと痛感しています。


人は往々にして他人事で、

喉元過ぎれば熱さを忘れる

性質を持った生き物であり、

まだ起きていない出来事を

心配する人を嘲笑う傾向に

ありますが、ひとたび起これば

慌てふためく愚かさも持っている

のですから、過去に学び、

未来を予想して出来得る限りの

備えをしていくことが

肝要かと思います。


人間の素晴らしさは

いざという時の結束力ですから、

災害時には助け合いの精神を

忘れずにいて欲しいですね。


空に悠然と泳ぐたくさんの

鯉のぼりを見ると

心がとても洗われます。


日本独自の文化であり、

風習であり、古き良き

伝統の一つです。


鯉のぼりには日本人の心に

訴えかける想いがあります。

それは家族愛であり、

未来であり、日本人の心です。


単に綺麗だと眺めるのも

楽しみ方の一つですが、

繋いできた歴史と想いを

汲み取って未来に繋げるために

堂々と飾って欲しいし、

祝って欲しいし、

思い出して欲しいと思います。


鯉のぼりを丹精込めて造り上げた

職人の思いや贈って貰った当時の

感謝の気持ちやこれまでの

先祖たちの想いにも感謝しながら……。

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