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百合教祖 ~現世では売れない百合同人作家でしたが、異世界で作品を広めたら教祖として崇められました~  作者: いのれん
maGicaL 36 魔法少女になった百合作家、魔法少女の心を掴む 4日目
305/420

36-7

 リゼットとヒルダの戦い。

 さあどっちが勝つのかな……?


「…………」

 お、先にしかけたのはリゼットだ。

 あれは、あたしたちと戦った時もやってきた魔法。

 手のひらを広げて、そこから光の粒を生成して相手にぶつけるやつ!


 あれ、発射した時は小さくて大した事ないと思うんだけど、実際に受けると見た目以上の破壊力あるからなぁ……。


「リゼットは、見た目で侮ってはいけないの代名詞ですね」

 おや?

 横から聞きなれない声が。

 誰だろ。


「ごきげんよう。聖百合教のみなさま」

 うわ!

 この人って!


「おまっ、プリズムのレティシア!」

「おや……」

 そうだよ!

 エレナの言う通りだよ!

 トップランカーのチームリーダーなレティシアだよ!


「横に座ってもよろしいでしょうか?」

「う、うん」

 いやまあ、別にここ自由席だからいいんだけども……。

 あたしたちに用事があるのかな。


「で、何でトップランカー様が俺らの近くに来るんだ?」

「別にランキングなんて関係ありませんよ」

「あまりいい印象はないんだよなー。俺ら闇の中で見捨てられたし」

「あの時は申し訳ございません……」

 おや、ミレーユと違って気にしている感じ?

 実はいい人なのかな?


 うーん。

 よく見ると綺麗な人だなぁ。

 薄い桃色の長い髪に、宝石のようにきらきらしている紫色の瞳。

 ドレープたっぷりのロングスカート、二段になったパフスリーブ、フリルがたっぷりの姫袖、十字架の刺繍がついた襟、それらがどれも真っ白!

 なんかこう魔法少女の衣装というより、ウェディングドレスっぽくもあるかも。

 って、この衣装で格闘術やってるんだ……。

 全体的な雰囲気は、セフィリアに似ているかも?

 胸大きいのも同じだし……。


「それで、何の御用でしょ?」

 とまああたしの感想はさておき。

 何でこの人がここに居るんだろ?

 試合見たいなら、同じチームの人らと見ればいいのにね?


「情報の共有をしたく」

「むむ」

「聖百合教の方々が、あれから何かを掴んでいないかお聞きしたく」

 あたしたちがいろいろ知ってるの、まるで分かってるみたいな感じだ。

 う、うーん。

 するどいぞこの人……。


 でも、どこまで話したらいいんだろう。

 学園長が諸悪の根源だなんて言えないし……。

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