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百合教祖 ~現世では売れない百合同人作家でしたが、異世界で作品を広めたら教祖として崇められました~  作者: いのれん
maGicaL 36 魔法少女になった百合作家、魔法少女の心を掴む 4日目
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36-2

 うーん。

 とりあえず突っ込みどころ満載なんだけども。


「やあやあー、どもどもぉ」

 まず見た目。

 確かに幼女なんだけども。

 髪型がツインテールじゃかくって、普通のセミショートだね。


 雰囲気だって、眠そうな先生とは違っている。

 かといって、角がある感じじゃない。

 なんだろうこれ。


「ゆきちゃん」

「は、はい」

「なるほど、噂の教祖様が相手なんだねぇ」

「そ、そうですね」

「そんなかしこまらなくてもいいよぉ」

 いや、そうは言われましても……。


 ん?

 あー!

 思いついた!

 シスターズって事は、先生の相方の人ってことか!

 なるほどなるほど……。


「それでは変身してください!!」

 おっと、納得してる場合じゃないね。

 変身しなきゃ。


目覚める(アローズオブ・)白雪の純粋な思いホワイトスノー・ヴェール!」

 あたしは魔法少女に生まれ変わるという意識を強く持って……。


「えへっ、エステレラだよ☆」

 ピースサインを目元にピシッとあててっと!

 うん、決まった。

 流石に連日だと、慣れてきたかも?


 そしていつも通りの展開だと、ここで観客が……。


「教祖様!」

「教祖様!」

「教祖様!」

 ひっ、なんか観客席の一角が聖百合教の人で埋まってる!!

 あー、あたしが活躍したから信者増えたとか、予想以上に勝ち進んだから総出をあげて応援とかなんだね。

 うーん、全員同じ服装ってやっぱ圧があるよね……。


「きゃーゆきちゃん!」

「こっちみてー!」

「かわいいいいーー!」

 ひっ、こっちも増えてる!

 あはは、こりゃ教祖というよりアイドルだね……。

 うお、しかもあたしと似たような服装した人もいる!

 まさかコスプレされる側の立場になるなんて。

 いつまでも前世の事引っ張ってないで、いい加減自覚持たないととは思うけども。

 ……やっぱこれだけは慣れないや。


「かわいいねぇ。よっと」

 あたしの変身バンクに対して、この人は意外とあっさりと変身しちゃった。

 ほおほお、ふわっと大きなパフスリーブとか、燕尾状のスカートとか、フリフリと襟とかエプロンとかは先生と同じ。

 だけども配色は全然違ってて、先生は水色なんだけどもこの人は桃色だ。

 なるほど、姉妹だから2Pカラーなんだね。


「試合開始!!」

「じゃあいくよぉ」

「はい!」

 とりあえず先生じゃないって事はわかったけども。

 姉妹って言うくらいだから同じか先生以上の実力者ってわけだ。

 ついに来る……!

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