表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
217/420

27-4

「以上です。それでは明後日までに各自拠点へ集まって下さいね!」

 えっ?

 それだけ?

 誰がどこに行くか伝えておしまいなの……?


「あ、あの」

「聖百合教チーム! 何でしょうかっ!」

「詳しい事は各拠点で話してくれる……んですよね?」

「そうですっ。拠点によって細かな作戦は変わりますからね~」

 う、うーん。

 まずは拠点へ行けって事なのかな。

 なんか怖いというか。


 うわぁ、廃人チームの態度がなんだか冷ややかだ……。

 しかたないでしょ!

 あたしら初めてなんだから!


「俺らは初めて参加するから分からないんだが、マグパどんだけ貰えるんだ?」

「そうですねえ、活躍次第……でしょうか? でも、過去の事例ですが最も功績をあげた魔法少女は50万ポイント貰ってましたよー」

「ご、ごじゅうまん!?」

「まじか!!」

 ひっ。

 なんか桁違いだよ!


 ってか、それって最も功績をあげた魔法少女なんだよね?

 そんなのあたしらじゃ絶対に無理だなぁ。


 でも、この依頼自体が魔法少女厳選しているわけだから、きっと参加しただけでもポイントいっぱいもらえるかも?

 うひょー!


「ここまで選りすぐりの魔法少女を選んでいるという事は、かなり危険という事。おふたりとも、ご無理はなさらないようにですね」

「そうだな」

「特にゆきさんとエレナさんは死ねませんからね?」

「いや、それは皆同じだろ」

「ゆきさんは教徒の方、エレナさんは家族の方がいますし、夫婦ですからね」

「ちょ、ばかっ///」

「///」

 もー!

 こんな時に茶化さないでよ!

 は、はずかしいじゃん!


「うふふ」

 でもセフィリアの言う通りだよね。

 50万貰おうが100万貰おうが、死んじゃったら元も子も無い。

 あたしだって、まだまだ描きたい本あるし。

 エレナとの結婚式もまだだし……///


 よ、よしっ!

 生き残って帰ってくるぞ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ