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24-6

 翌日。


 あたしの限定即売会も終わり、一般販売は数日後。

 査定期間は終わったので、あたしとエレナは自身のランクを確認するために魔法少女ギルドへ向かった。



 魔法少女ギルド内、クエストカウンターにて。


「うーんおかしいですねえ、確かに闇の反応があったのですが……」

「ここに住んでいた住人を探しているが、見当たらない」

 おや、受付のお姉さんと魔法少女が話している。

 いつもは笑顔なのに、どこか困ってそうな感じだ。

 何かあったのかな?


「おや、エステレラさんにヘルミーナさん、アルテミシアさんもご一緒でしたか」

「どうしたんだ? 何かあったのか?」

 あたしたちに気づくと、いつもの笑顔を見せてくれる。

 お姉さんやっぱ可愛い。


「エステレラ……、ヘルミーナ……。最近見回りの依頼を受けたのは君達か」

「そうだが、どうした?」

 む、確かにそうだけども。

 どうしたんだろ。


「昨日の晩、都の中に闇の反応があった」

「ええ!」

「お、おい」

「だがすぐに消えてしまった。そこに居た住人と一緒にな」

 う、うそ……。

 それって闇に飲みこまれたって事だよね?

 あたしやエレナが見回った時、何も無かったよ?

 もしかして、抜け漏れがあったのかな……。


「その捜索ですか?」

「そうだ。現場を探したが手がかりになりそうなものも無かったからな。これより闇の中へ入っていく」

 なるほど、だからさっき神妙な感じだったんだね。

 って闇の中!

 入っちゃって大丈夫なの……?


「闇の中って、入っても大丈夫なんですか?」

「本来は入ったら2度と抜け出せないが……、私は闇への耐性が高い。僅かな時間なら大丈夫だ」

 な、なるほど。

 あたしも魔法防御高かったり、セフィリアは魔法力を他の魔法少女に渡したり出来るし、人によっていろいろ固有の能力が違うんだね。


「それで、一緒に来てくれる魔法少女を募っていたのだが、中々居なくてな」

 そりゃあそうだよ。

 ものすごい危険な依頼だよねそれ……。

 最悪死んじゃうかもしれないのに。

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