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21-4

 こうしてあたし達は、首都内の闇を見つけて倒すという依頼を受けた。


「依頼受けてくれてありがとうね!」

「う、うん」

「内容は書いてある通り、この都内に闇が侵入していたらやっつけてね! 捜索期間は3日、最終日の日没に捜索個所と捜索した時間、もしも闇が居たらその場所と討伐有無を報告して完了だよ!」

「は、はい」

 意外となんかしっかりしている。

 こういうのって報告書とかレポートを提出ってやつだよね?

 うーん、漫画やイラストは描けるけど、あたしにも出来るかな。


 ま、まあいいや。

 今から不安がっても仕方ないよね。

 きっと出来るさ!

 エレナやセフィリアだっているもの。


 だから今は……。



 魔法少女ギルド本部を出て、表通りから離れた人気のない広場にて。


「エレナ、ミカエルに会いに行こう」

「そうだな、詰所へ向かうぞ」

「うん」

 まずはセフィリアを元に戻す事が先だよね。

 歩いていれば、本来の依頼をこなす事にもなるし。

 うーん、エレナかしこい。


 というわけで、あたしたちはミカエルが居ると思われる親衛隊の詰所へ向かった。



 都内、王族親衛隊の詰所のエントランスにて。


「こんにちは。どのようなご用件でしょうか」

 うひょー!

 魔法少女ギルドは古びた建物だったけども、さすが親衛隊の詰所ってだけあってすごい綺麗だ。

 床もピカピカに掃除されているし、ところどころキラキラしているよ!

 しかもなんか大理石で出来た女神像とかあったり、歴代魔法少女なのか綺麗な人の絵が壁にかけられたりしてて、なんかファンタジー世界の高貴な人が住む建物って感じがすごい出てる。

 聖百合教の本部もすごかったけど、ここも負けていない。


 で、中身の様子はさておき……。

 どうにかしてミカエルに会わないとだけども……。


「えっと、最近ここに赴任したミカエルさんに面会をお願いしたいのですが」

 あたしは受付カウンターに座っていた人に恐る恐る話しかけた。

 この人はフリフリじゃないって事は、普通の人なのかな?


「どのような理由でしょうか?」

「え、えっと……」

 そ、そっか。

 会う理由が必要なんだよね。

 確かエレナが言ってたのは、えっとうーんと……。


「俺達は学生の時、ミカエルに世話になった。だから親衛隊になったあいつに一言おめでとうっていいたいだけだ。忙しかったらまた出直すが、大丈夫か?」

「かしこまりました。今は会議中ですが、もうすぐ終わるのでそちらにかけて待っていてください」

「ああ」

「は、はい」

 あたしが迷ってたら、エレナが全部言ってくれた。

 すごい頼りになるね、さすがだよ。

 そしてあたし情けない、トホホ。

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