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百合教祖 ~現世では売れない百合同人作家でしたが、異世界で作品を広めたら教祖として崇められました~  作者: いのれん
maGicaL 15 魔法少女の卵になった百合作家、首席候補になる 1日目
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15-6

「はぁ!! ブレイズライト!!」

 ミカエルが魔法で光の玉を作って、エレナへぶつけようとする。

「おらおら!!」

 エレナも魔法で光の玉を作って、ミカエルの攻撃にぶつけて相殺する。


 この魔法の相殺っていうのが意外と複雑で、魔法の属性が反発しあってないとうまく出来ないみたい。

 意外と考えられているねこの世界……。


 でも……。

 今まで静かだったのに、急にどんどこ激しい戦いしてる。

 ウィーンは格闘メインだったから、なんかこうこれが本当の魔法対決!って感じがするね。

 さっきのなんだったんだろう。


「アイシクルショット!!」

 ミカエルが魔法の属性を光から氷に変えて、相殺出来ないようにしてきた!

「おらおらおら!!」

 でもエレナも属性をかえて、すかさず対応する。

 うーん、エレナ強い。


「テンペストインフェルノ!!」

 ミカエルはまた属性を変えたよ!

 今度は風だ。

 えっと、風を相殺するには……。

「うるせえ! いちいち名前いわねえと魔法使えないのか!」

 そうだ、地属性だ。

 エレナは地面から土壁だして攻撃を防いだ!

 あたしが考えている間にもう行動している……。

 やっぱ出来る。


 それにしても、確かにミカエルって魔法の名前言うよね。

 まるでラノベみたいだね?

 そのうちすごい厨二な魔法名とか言ってきそう。

 ……今もそうかも。


「ライトエミッシング!!」

「うおおお!!」

 今度は雷だ。

 これもエレナは相殺した。

 すごい魔法の応酬だね……。


「はぁ……、はぁ……。くそ……」

「どうしましたか? もう終わりですか?」

 エレナがつかれているし、ミカエルは元気なままだし。

 これだけ激しく魔法使ったって事は、魔法力に変化があったはず。


 エレナ:11000。

 ミカエル:540000。


 ひえ、エレナめちゃくちゃ消耗している……。

 ミカエルは逆に全然魔法力減ってないし!


「どうしますか? 棄権しますか?」

「はぁ、はぁ……、んなもんするかよ」

「もうわたくしの魔法を相殺する力は残っていない、今まともに攻撃を受ければ、あなたはただじゃ済みませんよ」

「うるせえ……、はぁ、はぁ……」

「あなたはここまで強くなりました。優秀な魔法少女として活躍するでしょう、そんなあなたをこれ以上傷つけたくはありません」

「嫌味かよ……、クソ……」

「……仕方ありません。それでは終わりにしましょう」

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