第二章 キャラクター紹介(ネタバレ注意)
第一章と同じく、キャラクター解説です!
分からないことなどありましたら感想などに書いて下さればネタバレにならない範囲でお答えし、こちらに反映させます!
名前:スパーダ
年齢:十六歳
性別:男
職業:冒険者
説明:
第一章で説明したので省略。強いて言うならゼノとの仲が更に深まった。
能力:
第一章で説明したものは省略。
魔剣ゼノディーヴァ → 身体能力、回復能力増加
魔剣ゼノエリュシオン → 身体能力、回復能力増加、光以外の基本魔力特性獲得
抜刀中の魔剣の能力は加算されるようになり、同時に二本使えばそれぞれの身体能力、回復能力が加算される。
ただしゼノとの距離が物理的に離れると、魔剣の能力を十分に発揮できなくなる。また、ゼノの魔力を使う際にもラグが生じる。
新たな技として六つの魔力特性を魔剣に籠めた『魔王禍奏撃』や二本の魔剣をすさまじい速度で振り回す『魔王斬對慟:双』などがある。
名前:ゼノ
年齢:数百歳
性別:女
職業:魔王(?)
説明:
第一章で説明したので省略。強いて言うならスパーダとの仲が更に深まった。
能力:
実体化できるようになったことで物理攻撃が可能に。
更にゼノエリュシオンを手に入れたことで魂を視認できるようになった。
名前:エリーザ・ヴァロナント
年齢:十六歳
性別:女
職業:ヴァロナント家当主
説明:
王都の中で王族の次に力を持つ上流貴族、『三大貴族』の一つであるヴァロナント家の令嬢。なので金でできる事は大抵なんでもできる。
傲慢で他者を見下すが、それに見合う程に知能が高く、人の上に立つ才覚がある。
幼い頃、スパーダと出会い、関わったことで彼に対し恋心を抱くようになり、彼を自分のものにすべく持ちうる才能と才覚を全て駆使し父親を退け、十四歳で自身が当主の座に就いた。
スパーダと再会した後はお姫様抱っこをさせたり一緒に食事をしたりなど、権力や知略を巡らせ彼にアタックを掛けている。
能力:
特になし
名前:ジオルド(ゲオルド)
年齢:?
性別:男
職業:悪魔
説明:
魔王直属の部下である魔王幹部が使役しているモンスター、魔王にとってはペットのようなもの(ゼノ談)。
その昔、兄のジオルドと弟のゲオルドは魔王に挑むが敗れ死にかける。そこで魔王が魔王幹部の一人であるズィーナに命令し、二体の肉体を融合……文字通り二人で一人の悪魔になった。
ジオルドは知能が高くある程度喋ることができるが、ゲオルドは呻いたり叫んだりすることしかできない。だがジオルドはゲオルドが何を言っているか正確に把握することができる。
兄弟仲はとてもよく固い絆で結ばれている。
能力:
魂を入れ替える事で人格交代ができ、それぞれで使用できる魔法が異なる。
ジオルド → 四つの魔力特性を持ち(火、水、風、土)、さらに身体能力や回復能力も高くなる。
四つの属性を体に武装する『四重装』による攻撃や炎を周囲に発散する『暴走する火炎』はかなり強力。
ゲオルド → 魔力特性は無く、身体能力や回復能力も兄のジオルドに劣る。しかし特殊型である防御魔法、
『捌きノ手』が使用可能。これはどんな攻撃でも反射速度を超えて反応し、そ
の時の最善の防御、回避を行う。魔障壁などを張り防ぐわけではないため多少ダメージを負う場合もあるが、悪魔ゆえの身体能力、回復能力でほとんどの者はこの魔法を前にして為す術がない。
人格交代の直後、ラグが発生し反応が遅れる。また、その際すぐに人格交代を行うこともできないため一瞬の隙が生じる。
終盤、ゲオルドは兄であるジオルドを守るため自身の魂を兄の魂と一体化させ、消失。
そのおかげでジオルドはゲオルドの『捌きノ手』を使用可能になり、攻防共に強力な悪魔へと進化した。そして最後は消滅した弟への悲しみを糧にスパーダと戦い、死んだ。
名前:サラーサ・フラグメント
年齢:十六歳
性別:女
職業:騎士見習い → 駆け出し冒険者
説明:
エリーザの異母姉妹。貴族ゆえの複雑な家庭事情だがそこら辺は割愛。
昔から臆病で、自分を前に出すのがとても苦手。本当の気持ちを全て奥へと押し込んで生きてきた。
しかしエリーザが執着するスパーダに対し興味を抱き、彼の健闘ぶりを目にしていく内に心が動かされ、自分も自分の意志で生きたいと強く思うようになる。
そう思わせてくれたスパーダに対して協力的で、ジオルドとゲオルドを倒す際にも重要な役割を担った。
実は騎士では無く冒険者になりたかったらしく、悪魔騒動が終わった後は冒険者の道へ転向した。
能力:
特殊型に属する魔法、『私の景色』を使用する。対象を周囲の景色と同化させ、見えなくさせる魔法であり対象を複数にしたり、自分自身に施すことも可能。ただし対象の体積・面積が大きかったり、対象を複数にすると魔力消費量がかなり増加し、効果が切れることがある。
名前:フライト・クリューゲル
年齢:十七歳
性別:男
職業:騎士見習い
説明:
キザでナルシスト、絡み方が少しウザいため周囲から少し距離を置かれている。
しかしそんな彼に対し、スパーダは不快感を示すことなく好意的に接したため気に入られた。
スパーダがロズともめた際に間に入り助けたり、悪魔から遠ざけるためにスパーダが罵声罵倒を浴びせても、それを顧みずにスパーダを助けに行く程度には情に厚い。
最終的にスパーダの大事な友人となった。
能力:
水の派生特性である氷の魔力特性を持ち、相手の動きを封じたり剣に氷を纏って戦う。
得意技は『氷円卓』、『氷創垂真斬』
名前:カレン・ストラクト
年齢:十六歳
性別:女
職業:騎士見習い
説明:
フライトの幼馴染であり昔から彼に振り回されている。所謂フライトの制御役。
フライトと違い性格は普通の少女で、そこそこ世渡り上手な性格をしている。
だが彼女もまた情には厚い所があり、やる時はやる。ジオルド戦の際は決死の覚悟で飛び込みスパーダの魔剣を奪還したりなどかなりの活躍を見せた。
能力:
雷の魔力特性を持っており、凄まじい速度と威力を兼ね備えた一撃を得意とする。
得意技は『雷電疾走』。
名前:バーガンディ・フクトル
年齢:二十八歳
性別:男
職業:執事
説明:
エリーザの専属使用人。ヴァロナント家に仕えるために幼いころから情操教育を施されているので超優秀。
しかし何やら思惑も……?
能力:
不明
名前:ロズ・チェンバー
年齢:十六歳
性別:男
職業:騎士見習い
説明:
フライトたちと同じ学年で学年内で一番強い有望株。ヴァロナント家と家同士で親交があり実力も充分であることから、自分がエリーザの騎士になると信じ疑わなかった。
しかしエリーザがスパーダを騎士に任命したことで彼に逆恨みをして決闘を申し込み、敗北。
周囲から白い目を向けられた彼がその後どうなったのか、それはまだ分からない。
能力:
非常に稀有な魔力特性三つ持ち(石、風、火)、その一つの『石』は土の派生特性。
それぞれの属性の魔法を使い分けたり、組み合わせたりして戦う。普通に強い。
名前:ビク → クアンタ
年齢:?歳
性別:男
職業:グラゴリエス書庫の管理人 → 魔王幹部
説明:
グラゴリエス書庫の管理人で、真面目さと不健康さが同居しているような人。
スパーダやゼノに対し友好的で、彼のエリーザを出し抜く策にも協力した。
その正体は魔王幹部のクアンタでありスパーダたちに協力したのはそういうことである。
能力:
不明
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◇◇◇
小話:
これで完全に第二章は終了です!! 今回書いてみての感想や今後の予定は活動報告に書きますのでよろしければそちらを読んで下さるとうれしいです!!
それではここまで本作を読んでいただきありがとうございました!!!(まだ続きますが……!!)
追記 → 第三章は10月1日か2日に開始です!!




