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40話 ギルド名が決定した!

 僕の心のHPゲージがどんどんと削られている時重大な事を思い出した。

 ギルド名考えてなかった!

 「というわけでギルド名を考えたいと思います。」

 「いえーい!」

 レイクがノリノリで返事をする。

 「何か案のある人はいる?」

 「はい!」

 アオが挙手しながら勢い良く立ち上がった。

 「『師匠とゆかいな仲間たちが』いいと思います!」

 「却下です。」

 嫌だ。

 そんな恥ずかしいギルド名。

 「じゃあ『師匠の人生を見習う会』とかどうですか?」

 「却下です。」 

 「何でですか?いいと思うのに…。」

 逆にどうしていいと思ったんだ。

 あと、そんなにしょんぼりしないで欲しい。

 そんなに落ち込まれると悪いことした気分になるから!

 「はい!今度は私から提案するよー。」

 今度はレイクが勢い良く立ち上がる。

 「私は『コスプレ愛好会』がいいと思います!」

 「うーん。僕たち全然コスプレとか好きじゃないんだけどな…。」

 「そうですよ!こんなギルド名は師匠に合っていません!」

 「ダメかー。なら『あんこちゃんゆきちゃん大好きクラブ』は?」

 「採用!」

 「ダメよ。」

 「ダメです。」

 横からあんことゆきに却下された。

 「大切なギルド名ですよ。もっとちゃんと考えてください!」

 あんこに怒られてしまった。

 でもなー、今の以上にいいギルド名なんかあるんだろうか?

 「フータはどんなギルド名がいいの?」

 「うーん、どんなのがいいかな?」

 どうせならかっこいいのがいいよね。

 このゲームに関連するようなものがいいな。

 今までのこのゲームでの思い出を振り返ると森で老人の木に出会って、森であんことゆきに出会って、森でずっと引きこもってレベル上げをしていたんだよな。

 森かー。

 「『フォレスト』っていうのはどうかな?」

 「いいと思います!師匠っぽいですし!」

 「私もいいと思うよー。」

 「あんことゆきはどうかな?」

 「いいと思います。」

 「いいと思うわ。」

 「ありがとう!」

 

 それから僕たちはギルド登録を済ませた。

 これからはギルド『フォレスト』としてのゲーム生活が始まる!

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