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24話 決勝戦終了!

 「それじゃあ始めるよー♪レディーファイト!」

 開始と同時に何時も通りアオが2本の矢を放つ。

 いつもならアオの放った2本の矢が相手の額に刺さってこ勝負が決まっていたがさすがは決勝いつもと違うことが起きる。

 一本はニーヤという気の強そうな女の子に刺さって一撃で倒すことに成功していたがユウという自称勇者には弾かれて物凄い勢いでアオに迫ってきている。

 アオは落ち着いていてもう一度弓を構える。

 そして弓を引き矢を放つ。

 しかしそれも避けられた。

 それでもまだアオは落ち着いている。

 「それじゃあこれを使わせてもらいます!《矢の雨》」

 そう言うと上に向かて矢を放つ。

 上に放った矢は一本から二本に増え、二本から四本に増え、四本から八本に増え、八本から十六本に増え、十六本から三十二本に増え、三十二本から六十四本に増え、それ以降もどんどん増え続ける。

 見上げると空は無数の矢で覆いつくされていた。 

 「降り注げ」

 アオがそう言うと無数の矢が自称勇者に向かって降り注ぐ。

 降り注ぐ矢の雨に自称勇者は足を止め矢を弾き始める。

 およそ1分間振り続けた雨の矢を自称勇者は防ぎ切った。

 命中しそうなものは剣で弾き、かすりそうなものはするりと躱し、一つの矢も受けることなく防ぎ切ったのだ。

 その圧倒的な攻防に観客は息をのんだ。

 僕もアオの新しいスキルにびっくりし過ぎて動く事が出来なかった。

 そして再びアオに接近する。

 アオは弓を構えなおす。

 しかし急にアオの動きが止まった。

 自称勇者がアオの3メートル以内に入ったからだ。

 自称勇者は急に止まったアオを見て不思議な顔をしたがそなまま近づいていき勢いのまま剣でアオを切り捨てた。

 「師匠ごめんなさい。」

 そう言うとアオが倒れる。

 とうとうアオが負けたのだ。

 「「「「おおーーーーーー!」」」」

 今まで圧倒的勝利してたアオが倒れたことにより会場中が沸いた。

 「俺の勝ちだーーーー!」

 自称勇者も歓喜している。

 そして僕も歓喜している。

 ようやく出番きたーーーーー!

 では早速。

 「森の目覚め」

 木を一本生やす。

 「植物操作」

 木の根を伸ばして自称勇者を捕らえる。

 もう一本期の根を伸す。

 グサッ

 「え?」

 「「「「え?」」」」

 自称勇者を串刺しにした。

 

 「勝者フータ・アオペアーーーーーー!」

 「「「「えーーーーーーーーーーー!」」」」

 

 こうしてタッグマッチトーナメントは幕を閉じたのっだった。

 

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