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147話 『防衛戦』が始まる!

昨日、誤字報告をしてくださった方、本当にありがとうございました!

ありがあたやー、ありがあたやー、です。

あの会議から1週間後、ナメクジを倒した僕はレベル80まで上げることが出来た。

 僕の今のステータスはこんな感じだ。


フータ LV.80  お金19000G

 HP 900  

 MP 1260

 STR 2010 +150

 INT 1560 +150

 AGI 595 +300

 VIT 595 +150

 MND 595 +150

 DEX 1425 +150

 ステータスポイント0

 

《称号》 『森の王』『森の狩り人』『殲滅者』『植物の使い手』『貫く者』 『器用貧乏』『おこぼれ王子』『タッグマッチトーナメント優勝者』『剣の道を進む者』『植物操作の道を進む者』『折り返し地点』『植物操作を極めたもの』

 《スキル》『森の目覚めLV.10』『植物操作LV.10』『ドレインLV.10』『剣術LV.10』『パーティー念話』『植物操作術LV.10』『使い魔召喚・送還』『魔法術LV.9』『森の目覚め・攻』『森の目覚め・吸』『上剣術LV.8』『上植物操作術LV.10』

 《魔法》風属性魔法LV.5 (ウィンドボール、ウィンドカッター、ウィンドアロー、ウィンドウォール、ウィンドボム)

 《使い魔》 あんこLV.3 ゆきLV.3 クロLV.5 きーこLV.3


 そして今日街が竜達に襲撃される。

 この前2号さんから追記のメールが来て襲撃されるのは午前10時から午後3時までということが分かった。

 朝8時に僕達はギルドハウスに集まり『宝探しゲーム』の時みたいに最終確認をおこなう。

「いよいよ今日だ。最終確認をするよ。まず僕とレイクはハーマリの防衛。ここにはあんことゆきとクロときーこもついて来てもらう」

「きーこちゃん、練習したとは言え心配だよー」

「きーこはたくさん練習したから大丈夫だよな?」

「キュー!」

 元気よく返事をしたきーこは手からいつも僕が操っている木の根のようなものを出し、くねくねと曲げている。

 最近きーこに戦いを教えようと思い外に連れ出したのだが、僕が戦いというものを教える前にきーこは自分で今の木の根を手から出して、モンスターを串刺しにした。

 きーこの可愛い見た目でモンスターを串刺しにしたまま喜んでこちらに駆け寄ってくる姿はなかなかインパクトがありました……。

 でも!

 きーこも立派な戦力になることが証明された!

 ナメクジも問題なく倒していたし、竜は無理でも竜が率いる雑魚モンスターなら大丈夫だろう。

 一応心配だからゆきの近くで戦ってもらうけどね……。

 あんこは僕の近くで戦ってもらう予定だ。

「それでアオと先生はエルグランデで『狩人』の人達と共闘だったね」

「はい!」

「そうですね。どのような戦いになるのか楽しみです」

「べリアちゃんとチェイスさんも一緒に行くの?」

「もちろんです。シュウ様がいるところに私もいますから」

「そっちの加勢にも行ってやりてーけどな、あたい達がさっくりエルグランデの竜を倒してそっちに加勢に行ってやるから待ってろ」

 べリアちゃん頼もしすぎでしょ!

「期待してるよーべリアちゃーん!」

「離れろー!」

 レイクがべリアちゃんに抱き着き、べリアちゃんが鬱陶しそうにしている。

 離れろと言いながら自分からレイクを剥がさないのはいつものことだ。

「最後にパレットはグラーシで魔法研究所とニーヤさんと共闘だったね」

「はい。必ず私の手で竜を討伐し、私にカッコイイ二つ名を付けてもらいます。そうですね……希望としては『ドラゴンスレイ……」

「ネロは分身して全ての街に行くんだよね」

「うん。街の情報は把握できるようにしてるから、何か動きがあったら知らせるよ」

「頼りにしてるね」

「任せておいてよ!」

「よし!準備はオッケーだね! 何度も言われなくても分かってると思うけど、ここはあんこ、ゆき、クロ、きーこ、チェイスさん、べリアちゃんが暮らす世界だ。街の一欠けらも、門の一欠けらも壊されることは許されない! 守り勝とう、この世界を」

「はい!」

「うん!」

「分かっています」

「任せてください」


 最終確認の後、僕達はそれぞれの戦場に向かう。

 僕は使い魔達とレイクと分身したネロと共にハーマリの平原へいくと、既にかなりの数のプレイヤーが集まっていた。

「結構多いねー」

「そうだね。100人位いるかな?」

「そのくらいはいますね」

「もっといてくれてもいいんじゃない?」

「各街に散らばっているからね」

「ネロ、他の街はどのくらい集まってるの?」

「そだねー、どこもここと変わらないくらいかな?」

「そっかー。負けていられないね!」


 僕達は人込みを割って入っていく。

 僕が向かっているのはファイヤさんが用意した台だ。

 『フォレスト』のマスターで、ハーマリを守るプレイヤーのリーダーになるのだから全体の指揮は任せたと、一方的に用意されてしまった。

 こういうのは苦手なのになー。

 僕は嫌々だけど台上に立つ。

 僕が立つとここにいるほとんどのプレイヤーと目が合う。

 今日はここにいるプレイヤー達と戦って、ハーマリを守るのか。

 しっかりと顔を覚えておこう。

 僕はプレイヤー達の顔を一頻り見た後、話し始める。

 

今日も読んでいただきありがとうございます!

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